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うつ病学会が安易な投薬に警鐘

2012年07月30日 | 薬のこと・薬害のこと
年間3万以上の方が、自ら命を断っているこの国では、国内のうつ病患者はこの十数年のうちに、70万人超と急増している。
投薬によって、患者の焦燥感や不安感が増大するという逆効果の副作用も認められている。うつ病学会は、現場の医師にむけて、安易な薬の使用を慎むようにと、ようやく警鐘を鳴らした。


うつ病学会、安易な薬使用に警鐘 学会が医師向けに初指針

 日本うつ病学会は27日までに、多様化するうつ病を適切に治療するための医師向け指針をまとめた。次々に開発されている抗うつ薬の有効性や副作用に関する情報を盛り込み、 軽症者の安易な薬物療法に警鐘を鳴らしたのが特徴だ。学会が指針をつくるのは初めて。

 厚生労働省の推計によると、国内のうつ病の患者数は1999年の約24万人から、2008年には70万人を超え急増。年間3万人を超える自殺の主な原因ともされている。同学会は最新の医学的知見を盛り込み、現在の医療体制や現場の実情を考慮した指針が必要と判断した。

 指針は、急増している患者の多くは軽症か、うつ病の診断基準以下の「抑うつ状態」と推測されると指摘。臨床現場では「慎重な判断が求められる」とした。軽症者に抗うつ薬の使用を始めるには、焦燥感や不安感の増大などの副作用に注意して、少量から始めることを原則とする。 

 一方で、乱用や転売目的で抗不安薬や睡眠薬を入手するための受診が社会問題化しているとして「大量処方や漫然とした処方は避けるべきだ」と明記。「安易に薬物療法を行うことは厳に慎まなければならない」と強調している。

 若者に多くみられ、仕事ではうつ状態になるが余暇は楽しく過ごせるような、いわゆる「新型うつ病」に関しては、「精神医学的に深く考察されたものではない」として取り上げていなかった。

 治療に関する指針は、厚生労働省の研究グループが03年に策定したが、その後改訂されていない。
 
 (中日新聞 2012.7.28)

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世の中、思い通りにならないのが当たり前と思っていれば、何でもない日常にも、心から感謝できる。
思い通りにならないのが当たり前だからこそ、この厳しい現世に生まれて、乗り越える喜びを知る意味もあるわけです。

心と体は、別々のものではなくて、つながっているのです。
体が持っている力を信じて、薬に頼らず回復する方法というものが必ずあると思います。以前ご紹介した森林セラピーもそのひとつです。


あにまにゅちぇあぴい も。


また、この件に関して、東邦大学医学部生理学教授・有田秀穂氏のセロトニンのお話も、次の機会に書けるようでしたら書きたいと思います。



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