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激増する「うつ」の背後にあるものは・・

2010年01月07日 | 薬のこと・薬害のこと
「うつ百万人」陰に新薬?販売高と患者数比例(読売新聞) - goo ニュース

 うつ病患者が100万人を超え、この10年間で2・4倍に急増している。不況などの影響はもちろんだが、新規抗うつ薬の登場との関係を指摘する声も強い。安易な診断や処方を見直す動きも出つつある。

 東京の大手事務機器メーカーでは、約1万2000人いる従業員中、心の病による年間の休職者が70人(0・6%)を超える。2か月以上の長期休職者も30人を超えた。多くがうつ病との診断で、10年前までは年間数人だったのが、2000年を境に急増した。

 この会社の産業医は、「『うつ病は無理に励まさず、休ませるのが良い』との啓発キャンペーンの影響が大きい」と話す。うつ病への対処としては正しいが、「以前なら上司や同僚が励まして復職させたタイプにも、何も言えなくなった。性格的な問題で適応できない場合でも、うつ病と診断されてしまう」と、嘆く。

 国の調査では、うつ病など気分障害の患者は、2000年代に入り急激に増えており、一概に不況だけの影響とは言えそうにない。

 患者急増との関係が指摘されているのが、新規抗うつ薬「SSRI」だ。年間販売高が170億円台だった抗うつ薬市場は、1999年にSSRIが登場してから急伸。2007年には900億円を超えた。

 パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)によると、欧米でも、この薬が発売された80年代後半から90年代初めにかけ、患者の増加がみられた。

 冨高部長は「SSRIが発売されたのに伴い、製薬企業による医師向けの講演会やインターネット、テレビCMなどのうつ病啓発キャンペーンが盛んになった。精神科受診の抵抗感が減った一方、一時的な気分の落ち込みまで、『病気ではないか』と思う人が増えた」と話す。

 田島治・杏林大教授が、学生にテレビCMを見せた研究では、見なかった学生の倍の6割が「気分の落ち込みが続いたら積極的な治療が必要」と答え、CMの影響をうかがわせた。

 ◆安易な投薬…薬なしで回復の例も◆

 うつ病は一般的に、きまじめで責任感が強い人が陥りやすいとされる。自殺に結びつくこともあり、早期発見・治療は自殺対策の柱のひとつにもなっている。

 ところが近年は、「自分より他人を責める」「職場以外では元気」など、様々なタイプもうつ病に含まれるようになった。検査数値で測れる身体疾患と違い、うつ病の診断は難しい。このため、「抑うつ気分」などの症状が一定数以上あれば要件を満たす診断基準が普及した。「なぜそうなったか」は問われず、性格や日常的な悩みによる落ち込みでも診断され、かえって混乱を招いた面がある。

 田島教授が行った精神科診療所の医師に対する調査では、約8割の医師が、うつ病の診断が広がり過ぎていることに懸念を示した。

 安易な投薬を懸念する声もある。抗うつ薬は、うつ病治療の柱とされているが、宮岡等・北里大教授は「薬なしでも自然に回復するうつ病も多い」と話す。

 海外では、軽症には薬物療法ではなく、カウンセリングや運動などを最初に勧める治療指針も多い。渡辺衡一郎・慶応大専任講師は「日本でも、まず抗うつ薬ありきという認識を見直す時期に来た」と話す。
(医療情報部 高橋圭史、佐藤光展)

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>日本でも、まず抗うつ薬ありきという認識を見直す時期に来た

よく日本人は薬が大好きっていわれるけれど、このようなことを、お医者様の方から言ってくださるようになったんだなあと、ようやく、ほっとする思いです。
やっぱり時代がちょっと変わってきたんでしょうね。

人間だから、そりゃあ落ち込むことだってあるでしょう。
うちの近所の奥様は、ご主人が亡くなって、悲しみにくれていたら、お医者様に「うつ」と診断されたそうです。
ちょっと待って下さい。確かに、ご主人が亡くなってやっと自由に生きられると、のびのびされる方もいるでしょうけど、たいていの奥様は、長年連れ添った連れ合いを亡くしたら、落ち込むでしょうし、悲しみにくれるでしょう。何にもする気もおこらない、そうでしょう。
そういうことは、昔から、いずれ時間が癒してくれて、乗り越えてゆく問題だったんじゃないでしょうか。
「そうですか、落ち込んで、何もする気が起こらない、それはうつですね、じゃあ、薬を出しましょう」って、安直過ぎると思うのは私だけじゃないと思う。

うつの薬に限らず、特に医療費が、保険財政を圧迫している昨今なのに、飲まなくてもいい薬が山のように出されて、どれだけ医療保険の無駄遣いをしているのかと思います。
毎日毎日、蛇口から水が流れる如く、日本中のお医者さんを通して、人々に薬がじゃんじゃんと売られてゆくのですから、保険財政が逼迫するのも、当然のことでしょう。
これらは、製薬会社の営業活動によるところが大きいのですよね。

  

もちろん、絶対に必要なお薬もあるでしょう。
でも、そうじゃない場合の方が多いらしいですし、うっかりすれば、むしろ副作用や、薬害を引き起こすのですから、さらに困ったものです。
もし気になるのでしたら、以前もご紹介しましたが、「9割の病気は自分で治せる」をお読みになっていただけたら、目からうろこですよ。



それと、ここからは、個人的な経験による意見ですが、骨盤の仙腸関節がずれて左足が右に比べて短い時には、なぜかわかりませんが、些細なことで気分が沈んでうつっぽくなったり、反対にいらいら怒りっぽくなる人が多いようです。
また、整体した直後にパソコンや携帯電話にさわると、とたんに左足が短くなります(5㎜~30㎜)

ですから、それらを長時間使い続けていると、体が慢性的にそのような状態になり、うつとも関係してくるんじゃないかと、素人なりに想像しております。
その証拠に整体して体のズレをとると、あら不思議、いらいら怒りっぽさも、気分の落ち込みも、スイッチが切り換わったように消えてしまいます。

ですから、この10年でうつ状態の人が急激に増えたのは、薬だけでなく、携帯電話やパソコンの普及とも連動しているように思います。 筋肉の弱い女性や、睡眠不足で過労気味の方などで、携帯依存症などの自覚がある方は、気をつけたほうが良いのでは・・・と思います。


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