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子どもと抗うつ剤と、「薬をやめれば病気は治る」

2013年04月06日 | 薬のこと・薬害のこと
NHKのニュースで見たんだけれど・・・



抗うつ薬 子どもへの処方注意
4月4日 12時25分

国内で承認されている6種類の抗うつ薬について、子どもに処方しても有効性が認められないという報告が海外で出されたことから、厚生労働省は、「子どもへの投与は慎重に検討すべき」という内容を薬の添付文書に記載するよう、製薬会社の団体に指示しました。

対象となった抗うつ薬は、塩酸セルトラリンやエスシタロプラムシュウ酸塩など、平成11年以降に国内で承認された6種類の抗うつ薬です。
厚生労働省によりますと、これらの薬についてアメリカなどの海外で子どもを対象に臨床試験を行ったところ、塩酸セルトラリンなど3種類は18歳未満の患者に、また、エスシタロプラムシュウ酸塩は12歳未満の患者には有効性が確認されなかったということです。
このため、厚生労働省は、作用がよく似た2種類を含めた合わせて6種類の抗うつ薬について、「子どもへの投与は慎重に検討すべき」とする内容を添付文書に記載するよう、製薬会社の団体に指示しました。
しかしすでに、これらの薬を処方されている患者が急に服用を止めたり減らしたりすると、耳鳴りなどの知覚障害や精神障害などが現れるおそれがあるため、厚生労働省は、医師の指示に従うよう呼びかけています。

対象医薬品の「成分名」

▽エスシタロプラムシュウ酸塩。
▽塩酸セルトラリン。
▽デュロキセチン塩酸塩。
▽フルボキサミンマレイン酸塩。
▽ミルタザピン。
▽ミルナシプラン塩酸塩。
製品名は「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」のホームページで検索してください。
http://www.info.pmda.go.jp/ippan.html


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効かないのに投与され、だからといって服用をやめると知覚障害や精神障害が現れるって・・・なんとかわいそうな・・・完全に薬物中毒にさせられてしまいますね。

そもそも、子どもに抗うつ剤なんか必要ない、と声を大にして言いたい。
昼はお日様のもとで遊んで、夜はぐっすり眠る。こういうライフスタイルの子どもは、悪いけど、うつ病になんかならない。


子供なりの人間関係、親子関係、いじめや体罰その他、子どもを取り巻く環境が、子供を精神的に追いつめてしまうことは、確かにあるのかもしれないけれど、そんなのは昔からあったこと。
でも、誰だって薬なんか飲まずに乗り越えてきたんじゃなかったか。(だいたい精神科医なんて、そばにいなかったし・・)
人生は、苦しみも悲しみもあって当たり前。苦しんだりもがいたりしながらも、心が鍛えられて、人の優しさも醜さも知り、大人になってゆくのだ。わざわざ、苦しみの多い現世に生まれてきた意味もそういうことでしょう。たくさんのトラブルを経験しながら、人生の味わい深さや生まれてきた喜びを知ってゆく。


ただ、昔と今と子供を取り巻く環境で唯一大きく変わったことがあります。スポンサーのいるマスコミは絶対言わないことだけれど。
それは、ゲーム・携帯・パソコン環境に四六時中取り囲まれていること。
それらの機器の発する電磁波が、快眠を促すメラトニンを阻害してしまうことがわかっている。つまりこれらに接している時間が長い子どもほど、不眠傾向になり、夜型のライフスタイルになってしまう。
昼間お日様の光に当たることで、幸福ホルモンである脳内伝達物質セロトニンが活性化するのだけれど、夜型のライフスタイルでは、幸福ホルモン・セロトニンも阻害される。
こういう悪循環で、現代人は、子どもにかぎらず、ウツにもなるし、キレやすくもなってしまいます。
つまり、両親、保護者含めて、ライフスタイルを見直すことがまず第一。

抜本的な原因を放置して、「さあ薬だよ」っていうお医者さん、もう完全に視点がずれちゃってますね。


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薬をやめれば病気は治る」 岡本 裕 著


ちなみに最近、うちにあった本。(家人が知らないうちにどんどん買ってくるのです・・
前にご紹介した「9割の病気は自分で治せる 」の著者、医学博士の岡本裕氏の新しい本です。
もちろん、薬をやめても、病気になるようなライフスタイルを続けているなら、だめだけど。
第5章の「薬を飲まない病気知らずの人が実践している黄金のルール」が大変参考になりました。

内容説明

現役医師の著者いわく、「長生きしているのは薬をほとんど飲まない人」。薬は病気を治すために飲むものだが、副作用があるだけでなく、体の免疫力を下げて回復を遅らせ、命を縮めることもあるのだ。注意すべきは風邪薬、睡眠薬、胃薬、鎮痛剤、降圧剤、糖尿病の薬など、あげればきりがないが、なぜこれらを飲み続けると長生きできないのか?他方で薬を飲まない健康長寿な人の共通項は「肉や乳製品を控える」「野菜をとる」「腹七分目」「規則正しい生活」「ストレスを減らす」「筋肉と関節を使う」等々。その理由や実践法を詳しく紹介。

目次

第1章 薬をやめると健康になる(薬をやめるとボケが治る?;長生きする人は薬を飲んでいない ほか);第2章 なぜ医者は薬をたくさん出すのか(医者は金儲けのために薬を出すのか;医者は免罪符として薬を出している ほか);第3章 薬は毒だと思え(「薬」=「得体のしれないもの」;食べ物にも副作用はある ほか);第4章 薬を飲むと寿命が短くなる(サリドマイド事件は繰り返される;1年間に数万人が薬の犠牲になっている ほか);第5章 薬を飲まない病気知らずの人が実践している黄金のルール(薬を飲まない人に共通すること;自分で動けるか ほか)




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2 コメント

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お日様がくれる健康 (ミキコ)
2013-04-07 11:36:17
北欧でのうつ病は日照不足でビタミンD不足が原因だと聞きます。アルプスの少女ハイジでクララの足を治したのもお日様だと考えられます。これはためしてガッテンで放送されていた記憶があります。子供からお日様を遠ざけては健康から遠ざかるのは道理だと思います。
返信する
ミキコさんへ (金木犀)
2013-04-07 17:56:47
なるほど。ハイジやペーターにうつ病なんて、似合いませんもの。

>子供からお日様を遠ざけては健康から遠ざかるのは道理

外で思い切り遊べない子どもたち。そういった意味でも、原発事故は罪が深いですね・・
返信する

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