嘘つきを反省する日記

日々の仕事の愚痴
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酒に溺れるダメ人間
強がりな裏の弱虫な自分

突然の試験 【仕事】

2008年07月08日 | Diary
昨日、週明けの朝いちで、
「おはよう!今日、試験するね」
と、
研修担当の上司が爽やかな笑顔の下、私を含めた同期の面々にイキナリ試練を与えました。

「し、試験?ですか?・・・何の?」
と言う一同の動揺に、
「今までの研修内容に関する試験だよ」
と、またしても、何事も無い日常が過ぎるような爽やかな笑顔で答える上司。

そ、そうね、そんなイベントが有っても可笑しくは無いです・・よ・・・ね。

「でも、急にはちょっと大変だよね、僕もそう思う、うん。だから午前中、復習を兼ねた勉強をして、午後から本試験にしよっか」
と、垣間見える仏の座。

何でも、この試験とやらに合格して初めて、社内の個人IDが付与され、業務上常用する端末での各サーバーへのアクセスが可能に成るとのコト。
つまり、この試験に合格しないと、お仕事をする権利が得られない、というものらしい。

「大丈夫。不合格だったとしても、再試験してあげるから」

真っ青に広がる夏の空に、真っ白に貫ける入道雲の様な、爽やかさと圧力で語る上司。

過去問を解きながら、これまでの研修で学んだことなどを復習する面々。
20分50問100点満点で、90点以上で合格。
ってーな感じらしいけれど、取りあえず、制限時間は外してくれることに。
5問以上間違えると不合格ってコトですな、ふぬぅ~~

さて、午後いちで受験。
即採点。
全員合格。良かった!
私は96点でした。
ほっ。

日々、勉強熱心と言うか、無駄な知識お披露目全開と言うか、屁理屈王と言うか、
そんな感じの子、Wさんと言う子がおりまして。

唯一100点満点で合格した子がいました。彼女はMさん。

採点結果を各々、
「96点だったー良かったー」
「私もー96点だったよ~」
「ひー、92点だったよーヤバかったぁ」
「私、100点、うふふ」
「おー!おめでとーやるなぁ、凄いね」
等と、姦しく報告している中、Wさんは点数の書かれた試験用紙をジッと見つめたまま。
そして、おもむろに

「あ、私は100点じゃないですから」

と、一言。

別に聞いてないけど。てか、100点取って当然、と、他の皆が思っている、というスタンスの下のお言葉に、ちょいとびっくり。

Wさんは98点。1問間違えただけなので、誇って良いと思うのですが、彼女は不満気。素晴らしい心構えだと尊敬したいのですが、ナンか、ビミョーな空気を醸し出しちゃってるんですよね。

満点だったMさんに、Wさんは
「34問目、Mさんは分かってたの?」
と、いきなり質問。その問題は、Wさんが唯一間違えた箇所でした。
Mさん、その鬼気迫る質問に怯んで、返事してませんでしたけど。

Wさんの、Mさんに対する質問「分かってたの?」と言う問いは、
‘偶然当たったんじゃないのか’と言うニュアンスを含んでいる感じで、正直、ヤな感じでした。
確かに、その問題は選択問題だったので、偶然正解を引き当てる、と言うコトも有るかもしれませんが、
自分が間違えたから、他の人も不正解で有るべき、みたいな言い方って、どーよ。

ま、週明け早々イキナリの試験も無事終わり、変な空気が流れつつも、全員合格で、何より何より。
そんな感じで、今週はスタートです。