ナントカのナントカ

好きなものを好きなだけ

2014年マイベストアルバム30

2015-07-01 00:00:00 | 日記

ベストトラック記事同様こんな時期の更新になってしまったので、ベストトラック記事同様各盤に対してのコメントは簡素です、ご了承ください


30.inトーキョーシティ / グッドモーニングアメリカ

勢いがあるしそれ一辺倒じゃない奥行きの深さもちゃんとある

29.しおり / 新山詩織

ポストYUI筆頭、中高生はみんな聴いたらいいと思う

28.幕の内ISM / パスピエ

引き続きアルバムとしての作品性が高い
清廉→狂騒→叙情みたいな流れが見事

27.LISTEN TO THE MUSIC / Shiggy Jr.

惜しみなくポップ
この雰囲気のままもっともっとメジャー志向でいってほしい

26.洗脳 / 大森靖子

内容はかなり多様だけど、総じて思うのはJ-POP好きなんだなーってこと
そういうのも含めていろいろささった

25.HELLO WORLD / SCANDAL

各メンバーのソロ的楽曲がことごとくいい出来
着実にかっこいいバンドになってる

24.サイハテ・ソングス / オワリカラ

闇と光のメリハリ
相変わらず爆発力すごい

23.INSUROCK / SAKANAMON

ちょっと化けたなって印象
手数が増えたし、かつどれも粒ぞろい

22.SUPER DELICIOUS / Dizzy Sunfist

攻めるときは攻めてよきところで肩の力抜いて、っていう押し引きに成長感じる

21.ささやき / ミツメ

今までに比べて全体的にやや硬質な印象で新たな面を見た感じ、これもあり

⑳amazing sky / 片平里菜

女性シンガーソングライターの王道の系譜にのる人がまた新たに
弾き語りへの信念感じる構成もいい

⑲SUM! / 恋のパイナップル

得体の知れなさとどこかなつかしさ
M-3サビの大胆ないきものがかり引用など手法も妙だけどとにかくメロディが強い

⑱E・I・E・N VOYAGE / 星野みちる

多彩なポップミュージックをすべてちゃんと歌声で完成にもってってる

⑰グッド・ナイト / 森は生きている

後半になるにつれて芳醇になっていく様がおもしろい
前作から作品性が増した印象

⑯BLUE GHOST / 昆虫キッズ

バンドの持つロマンチシズムとダイナミズムが爆発
活動終了残念だけど、この作品の達成感も一因なのかなと簡単な推測

⑮narimi / My Hair is Bad

ほぼ同郷、新潟上越ロックバンドマイヘアの初フル
感情の言葉への乗せかたが絶妙
椎木くんのめんどくささ爆発してるけどきれいごと並べた歌よりよっぽど響く

⑭Catcher In The Spy / UNISON SQUARE GARDEN

前作が会心の出来だったので今回大変だろうなーなんて思ったけど、ややエッジーに傾けたまたちゃんと色の違う良盤をきっちり仕上げてきました
多作っぷりに頭下がる

⑬Unforgettable Final Odyssey / ゆるめるモ!

直球も変化球も見事に投げ分けてる
そんな感じで曲調もそれぞれなんだけど、そのどれもにどこか不可侵的な空気があって、他のグループとは違う魅力が

⑫DIAMOND / Wienners

超キッチュなMAXさん曲や元祖?本家?でんぱソングなどほんと宝石箱みたいに色彩豊かな13曲が詰まってます

⑪Brian the Sun / Brian the Sun

王道歌モノギターロックバンドとして完全に頭一つ抜けた
森くんの歌・言葉の色気は増し、技巧面でのレベルアップもしっかり見せつけてくれてる

⑩Ten Years Later / BACK LIFT

日本語詞導入という新機軸が完全に功を奏してる
全体的に曲の重みが一段増したイメージで、「with you all the time」の爆発力がアルバムのシンボルのような輝き

⑨OUT OF BLUE / APOGEE

青い炎みたいな感じで、幽艶ながらしっかり熱い
ブランクはあれど永野さんのスタイリッシュでハイセンスな空気感は損なわれてないとは思う

⑧FOR BORED DANCERS / TAMTAM

本格的なダブを良質J-POPに昇華させるkuroさんのボーカル力に圧倒させられる
そしてところどころに散りばめられたどうかしてるアレンジにはただ者じゃなさも
フル作もよかったけどこっちの方が魅力がぎゅっと詰まってるように思ったのでこっちを

⑦猛烈リトミック / 赤い公園

M1「NOW ON AIR」の大アンセム感にまずやられ、そこからのバライエティオルタナポップ連弾、最高
いろいろ意見はあるようだけど自分としては変わらない根の偏屈さもちゃんと感じた

⑥THE PIER / くるり

若手インディー界隈のいわゆるシティポップ隆盛の時流において、かつて東京を歌ったくるりが多国籍をテーマにしてるのがおもしろい
肩の力抜いてやりたい放題やってるようでこの作品性、ニクい

⑤Can Not Behaved!! / WANIMA

まず圧倒的な抜けのよさがいい
単純にメロディーだけ切り取っても抜群の強度だし、10-FEET以来のラガパンクの大物出てきたなという印象

④HYPER FOLK / bonobos

優しくかつ温かくも頑丈な一本筋が通った蔡さんのボーカルも、軽快さ・荘厳さの表現を難なく両立させるバンドアンサンブルも安定感が凄まじい
生命讃歌がテーマのようだけど決して重くなりすぎることはなく、とにかく優しさが響く

③STARTING OVER / Dorothy Little Happy

アイドルポップスとして完全無欠、全部足りてる
歩み続ける決意もキラキラした恋心も受け入れがたい別れも、きっちり表現し分け届けきる高橋麻里のポテンシャルにひれ伏すのみです

②フェイクワールドワンダーランド / きのこ帝国

王道を突き進んでいくという選択肢を選んだんだなーと
前のEPあたりから指し示した方向性をより推し進め、歌と音像はさらに輪郭がはっきりとし、それによってか1曲1曲の粒立ち方が顕著に
捨て曲なしどころか名曲ゴロゴロな密度の濃さ

①AFTER HOURS / シャムキャッツ

日常にずっと流れててほしいグッドミュージック
今までより柔和でドリーミーポップ的な音は超あっさり体に染み入ってきて白昼夢のような心地よさ
上位の作品は甲乙つけがたかったけど、10年後20年後聴いた時にも絶対同じだけの感覚で良いと思えるだろうという基準でこの順位になりました


まとめとしてはベストトラック記事と同じ、次回はもっと早く仕上げたいです


2014年マイベストトラック30

2015-07-01 00:00:00 | 日記

世が上半期をまとめてるというのに、おそらく世界一遅い年間ベスト記事を更新

もうあげなくてもいいかとも思ったんですが、あくまで自分の備忘録という理由づけだけでここまでなんとかもってきました


去年は20曲でしたが今回は30曲をピックアップ

ただ人様にお見せするモチベーションをだいぶ失ってるので、各曲に対するコメントは本当に言いたいこと一言二言だけです、ご了承を


30.嫌々々々(「ヘドが出る前に」) / コンテンポラリーな生活

曲展開からしてかなりのヒリつきで好き

29.nocebo effect(「Hydro human」) / ジラフポット

テクニカルで複雑なアンサンブルとそっからの爆発力

28.改造人間(「バクバクドキン」) / バクバクドキン

ローファイぎみなトラックのループに脱力ぎみなラップがのってかなりの中毒性

27.流星ガール(「メゾン・ド・メグ」) / メグとパトロン

PerfumeのGLITTERがすごく好きなので

26.ハグレティックトーキョー feat. KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S(「ウィーアーザワールド」) / 快速東京

快速東京とヒップホップの相性強すぎ

25.ミツコ(「シネマジャック」) / 水曜日のカンパネラ

「熟成! 72時間製法 お手を拝借 パーティSay!Ho-!」のパンチラインに尽きる

24.チュララ(「Wind Chime!~街のトンネル~」) / RYUTist

曲も歌も相まっての煌めき

23.シャバダバ ドゥ~(「TIKI BUN/シャバダバ ドゥ~/見返り美人」) / モーニング娘。'14

一朝一夕じゃ届かないアイドル性、重みみたいなのがちゃんとある

22.百鬼夜行(「Liquid Soul and Solid Blood」) / Hello Sleepwalkers

圧倒的な迫力
ナルミさんのボーカルの殺傷能力すごい

21.オドループ(「oddloop」) / フレデリック

メタ四つ打ちな手法がバッチリはまった

⑳恋する団地(「恋する団地」) / ayU tokiO

上品かつ人間臭い、まさに団地ポップ

⑲START AGAIN(「DISCOVERY」) / Northern19
伝家宝刀のブライテストパンク

⑱ブルーサンダー(「スーベニアEP」) / 夜明ケマエ

ロックンロール的初期衝動+サイケな、紫がかった青みたいな音像がおもしろい

⑰ドウカシテル!(「WONDER of WONDER」) / xxx of WONDER
タイトル通りどうかしてるポップ
南波ちゃんの声でうまく毒っ気プラス

⑯Will♥You♥Marry♥Me?(「Will♥You♥Marry♥Me?」) / 清竜人25

ミュージカル作品の域
コンセプト考えても1枚目でこの完成度はすごい

⑮monolith(「monolith」) / 04 Limited Sazabys

語感の組み方が巧み
突き抜けるべくして突き抜けた曲

⑭TODAY IS A NEW DAY(「TODAY IS A NEW DAY」) / 木村カエラ

しのっぴ最高
自分はあくまでカエラバンドが好きなんだと再確認

⑬I Want You Back(「I Want You Back EP」) / Homecomings

リピートって意味でも生涯って意味でもずっと聴いてられる

⑫ちゅうとはんぱはやめて feat.泉まくら(「エンタテインメント」) / 禁断の多数決

いろいろ容態を変えながらも変わらぬ音の不穏さ、きっちり引き込まれる

⑪What is LOVE?(「笑顔の君は太陽さ/君の代わりは居やしない/What is LOVE?」) / モーニング娘。'14

絶妙に好きなスピード感とフルスロットル感

⑩This World Is Unreasonable. / a crowd of rebellion
サビのアタック力

⑨Fragment of Romance(「Fragment Of Romance」) / Orland

フレーズどこを切り取っても、なメロディセンスの高さ
しかしシャレシャレ

⑧Break(「Break」) / tricot

これまでの物語とこれからの決意がつまったような曲
tricotらしい曲展開の妙も

⑦サクラあっぱれーしょん(「サクラあっぱれーしょん」) / でんぱ組.inc

聴いたあとに幸福感以外何も残らない感じが最高

⑥Orphans(「Orphans/夜去」) / cero

東京インディーの舵取りとしての矜持を感じるというか、やっぱり音的に一歩前行ってる
湿り気が増しててしみる

⑤猟奇的なキスを私にして(「猟奇的なキスを私にして/アソビ」) / ゲスの極み乙女。

個人的には川谷絵音ワークス史上1位
絵音さんといこかさんの掛け合いからの大サビがカタルシス

④衣替え feat.BONNIE PINK(「First Album」) / tofubeats

tofubeatsのメロウサイドいい仕事多い
ボニピン姉さんのややウェットなボーカルもバッチリ合ってる
ちなみにトーフくんボーカルのオリジナルバージョンも劣らず好き

③東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい(「東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい」) / ペンネンネンネンネン・ネネムズ

今年のベストオブ東京のうた
シンセが幻想的で浮遊感あって相当気持ちいい聴き心地

②トリプル!WONDERLAND(「トリプル!WONDERLAND」) / Negicco

とにかく鮮やかで眩しくて、Negiccoはこの曲をもって完成の域に達したんじゃないかって自分は思ってます

①白い光の朝に(「白い光の朝に」) / 平賀さち枝とホームカミングス

いい曲いい音楽の成立要素はいろいろあるけど、でも結局歌とメロディが良いに越したことはないよねっていう、そんな名曲
ふたりのボーカルがひたすらさわやかで澄んでて、でもどこかずっとせつなさも孕んでて、琴線を刺激するっていうのはこういう感覚のことを言うのかなーとか


最後に、2015年ベスト記事の更新はもっと早くと思ってますが、とりあえずはこれ以上遅くならないを目標に頑張りたいです