老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

杉菜

2017-04-15 14:11:34 | 俳句
   
   

海岸をドライブをしていて、浜へ降りる道があったので散策に、、、。
杉菜が沢山生えている場所を通りかかった。
杉菜をしみじみと見るのは何年ぶりかしら。
昔は土筆や杉菜は同じ湿地帯に沢山生えていて、親しい春の草であった。
土筆と杉菜は同じ仲間というより茎によって呼び名が違っている。
胞子、栄養茎で区別されている。
       
傍には たんぽぽ、酸葉などもあってそれは懐かしい光景であった。
遠くに海が光っている。

平和な日本。
朝鮮半島がきな臭くなっている。
トランプも北のデブっちょさんも双方とも
「お山の大将、北のデブちょさんはその上に裸の大将」ときている。
何事もおこらなければよいのだけれど、、、、、
サイレンが日本全国に鳴りひびかないとも限らない。
桜見物どころではなくなる。

       

道を行くと、桜の木の下に虎杖も生えている。
大きく伸びてもう長けている。
急な斜面に生えている。下から手を伸ばせば手折ることも出来そうだけれど、今に近所の散歩道でも沢山採ることができる。

海辺の集落の古老が話しかけてくれる。

浜に向かってもう少し下ってゆくと 「わらびがあるよ」と教えてくれる。
「おじさん、この辺りは景色が良くて いい所ですね」と云うと
「皆さん そう云ってくれるけど、いい事ばっかりじゃないよ。不便な事もあるんよ」
と、少し おしゃべりをする。
「今日は南瓜と西瓜を植えている。お小遣いが野菜の苗代に消えてしまうんよ。楽しみで作って、大方は人様をよろこばしてんよ」
のんびいと平和な海辺の古老との出会いであった。

      

バンガロー並んで建っている。
地引網漁に参加をしたり、カヤックで近くの島を巡ることが出来るらしく、春、夏の休みには子供達には楽しい土地らしい。


「しりとり俳句コーナー」

    ⛅    仔猫かばひどら声あげる野良猫ぞ

    ⛅    あたたかやジャックと豆の木読み聞かす
コメント
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