JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ストッパーは勤まらない

2008年10月26日 | p-r

まったくツイてません。今日は一人『寺山修司展』を観に行く予定でいたのが、昨晩あたりから襲ってきた左腰の痛みがピークです。それでも出掛けようとすると
「行ったわいいけど、帰りに痛くて泊まってくるなんてなったら散財だよ」
って、おいおい、心配なのは金かいな。
ともかく、長時間の運転は自分でもやっぱり心配で、やむなく断念することにしました。『寺山修司 劇場美術館』を買って以来とても楽しみにしていただけにじつに残念です。

それにしても腰を酷使した記憶もなく、この痛みは何なのでありましょうか?
思い当たることといえば、一昨日の晩にいつものバーで見知らぬ酔っぱらいを介抱したことくらい・・・・たしかにガタイの良い若者を後ろから羽交い締めに起こしたり運んだりしましたから、その時に捻ったかなんかしたんですかねぇ?まっ、だとすれば自業自得の極みですから、素直におとなしくしているしかありません。部屋で横になりながら読書&音楽三昧の一日となりました。

バーといえば、先日から話題になっている麻生総理の「高級ホテルのバー通い」の件で、今日の朝日新聞に「もっと知りたい! ホテルのバーとは?」という記事が載っておりました。
二人の記者が麻生総理が訪れるというホテルのバー3件を、実際にハシゴしてみたという記事です。

庶民感覚が云々という話は、私はあまり気にしていないというか、そもそも麻生総理は庶民じゃないわけで、「バカにするな!庶民感覚は庶民だけのもんだい!」と思っているに過ぎません。
ただ、ウイスキー好きとして、いや、バー好きとしては、現在の高級ホテルのバーというものがどんなところなのかは、とても興味があるところです。

思えばホテルのメイン・バーなんていつ以来行ってないでしょうか?
親友の元カノRちゃんと、それこそ帝国ホテルのメイン・バーに行って以来?
いやいや、全日空ホテルで飲んだこともあるなぁ・・・・・あれ?横浜の・・・・
ともかく、思い出せないほど昔の話で、いくらかかったかなんて全く覚えちゃいません。(笑)

ちなみにこの記事を読むと、帝国ホテルのメイン・バー「アクア」の場合、チャージが二人で2100円、これにサービス料619円でしょ、あとは飲み物とつまみの代金・・・・マッカランの18年とは、またこの記者も良い酒を飲んでおりまして、シングル一杯が2310円、もう一人はミモザ、シャンパンとオレンジジュースを混ぜたヤツね、それが1995円
マッカランの18年だとおそらくは1600円~2000円が相場でしょうし、ミモザはどのくらいだろ?やっぱり1600円~1800円くらい?
これが田舎だと、どちらもそれの100円~200円落ちくらいかなぁ?
たしかに赤坂の料亭あたりで遊ぶよりは、飲む量にもよりますけど、安いっちゃ安いんでありましょう。
が、しかし、私がいつものバーで飲むような飲み方をしたら・・・・・恐ろしくて考えたくもありません。あらためて、ママには感謝、感謝です。(笑)

この記事を読んでいて一つ不満だったのは、一番安い酒はそれぞれ何で、いくらだったのか、このへんを紹介して欲しかったですねぇ。
これぞまさに庶民感覚だと思いません?
いかに庶民でも「高級ホテルのメイン・バーで夜景を楽しみながら一杯飲む」てな贅沢はやってみたいわけで、かといってシングル一杯2310円を三杯も飲んで、つまみの一つも頼めばあ~た、その酒の量じゃ私のペースでいくと30分ぐらいのもの、たかだか30分でチャージ・サービス料含め万札一枚以上がぶっ飛ぶというのは・・・・・・
だからこそ、昔、ちょっとしたバーに出掛けると最も安いジン・ロックばかり飲んでいた私にとっては、そのへんの情報が欲しかったですねぇ。
えっ?それでもあんたの飲み方じゃ金がいくらあっても足りないって?
いやいや、そりぁ、雰囲気を楽しむんですからセーブしますよ。
「ははははは、セーブ?あんたにアルコールのセーブが出来るんだったら人生変わってたと思うよ。」
「・・・・・・・・た・し・か・に」
所詮、庶民バブにはセーブは無理?ストッパーは勤まらないということでしょうか?高級バーへの出入りは、阪神の藤川球児ぐらいまでセーブできるようにならないと無理かな。(笑)

さて、今日の一枚は、フレディ・ローチです。
たまにはソウルフルな(「THE MIDNIGHT SUN WILL NEVER SET」はちと違うかな?)こんなアルバムも良いかなぁなんてね。おもわず腰を振ってさらに痛めてはいけませんけど(笑)

ブルーノートでの4作目は前3作と比較すると、ローチの雰囲気がいくぶん変わったように感じ取れます。これは、らしさがやっと出たと取るべきなのか、乱立するオルガン奏者の中で、ジミー・スミスのような確固たるスタイルを見いだせずにいたローチの一つの答えなのかは分かりませんが、活き活きしたローチが聴ける一枚であるとは思います。
前作までは遠慮をしてたんでしょうか?(逆にここではジョー・ヘンダーソンにその気が見え隠れするような)
ただ、ブルーノートというカラーにその変化が合致しているかどうかは、それぞれに思うところが違うかもしれません。

私にとっては好んで聴くとは言い難いところがあるこのアルバムですけど、こうしてたまに聴くと腰の調子も良くなりそうな気がしたりもします。

BROWN SUGAR / FREDDIE ROACH
1964年3月18,19日録音
FREDDIE ROACH(org) JOE HENDERSON(ts) EDDIE WRIGHT(g) CLARENCE JOHNSTON(ds)

1.BROWN SUGAR
2.THE RIGHT TIME
3.HAVE YOU EVER HAD THE BLUES
4.THE MIDNIGHT SUN WILL NEVER SET
5.NEXT TIME YOU SEE ME
6.ALL NIGHT LONG

おまけ、
いかに腰が痛かろうと料理当番を避けることはできませんでした。
『料理当番、今日の一品』です。

秋刀魚もそろそろ食べ納めが近いですかね、今日は三枚におろした秋刀魚で梅たたきを挟み巻きにして揚げてみました。

こちらは単純に茄子とネギ納豆を忍ばせた揚げを網焼きにしました。



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