夜の10時半に人を呼び出しておいて、行ったらすぐにオネムモードってバカは何処のどいつだぁ~~~~!
まずは文句の一つを叫ばしていただきました。(笑)
というのも、昨晩風呂から上がり、さてビールでも飲もうかなって時にS君からの電話
「まだ飲んでねぇ?ほんじゃ出てこい!」との命令口調です。
そりぁいつもお世話になっているS君のことですから、むげに断るわけにもいかず、車を飛ばして行ってみれば・・・あ~た、もうすでにS君は出来上がり、目がトロッとしてるじゃござんせんか。
なんちゃありません、すぐにでも寝そうな雰囲気に、あたしゃ彼の代行タクシーを手配するのに出かけたようなもんでござんすよ。
とはいうものの、それだけで帰ってくるのも芸がありませんから、結局いつものバーで飲み直してきたんですけどね。
「あっ、来た来た、バブが来た」
って、オイオイ
「逢いたかったのよぉ、バブ」
とは、以前このブログにも登場していただいた常連さん△さん。
「なんだい、逢いたかったなんて、俺に惚れたんじゃアルマーニ」
するともう一人の常連さん○さん(こちらは男性ですよ)が
「お~~~~」
「んなわけないでしょうよ、今みんなでバブの噂話してたのよ。そしたら久しぶりに逢いたいなぁって、そこに来たからビックリ、みたいな」
なんにせよ、私ごときに逢いたいとおっしゃっていただけるのは嬉しいかぎりで、ありがたきは飲み友達でやんすか。(笑)
ともかくこうして、人を呼び出しておいてすぐにつぶれたS君に代わりに、ママと△さんと○さんが美味しい酒に付き合ってくれたというわけです。
「ガソリン代と代行タクシー代が無駄にならなくて良かった良かった・・・・・あれ?飲んでること、それが無駄か?????」
・・・・・・だけどどんな噂話してたんだろう??????
さて、今日の一枚は、ペッパー・アダムスです。
昨日、飲み屋へ向かう車中、入れ替えたばかりの携帯プレーヤーで「CHET」を聴いていて「アダムス聴きたい」と思い取り出したアルバムです。
「ENCOUNTER」は「遭遇」、「偶然に逢っちゃった」みたいな感じ?
昨夜の私達は「ENCOUNTER」とはいえないかもしれませんが、このアルバムは、マリオ顔のアダムスがズート・シムズ、トミー・フラナガン、ロン・カーター、エルヴィン・ジョーンズと出会い「一発、演ってみんか」的にレコーディングしたとでも言いたいのでしょう。
でも内容は、たまたま集まって演奏しちゃったというには完成度が高く、アダムスとズートが二管とは思えない厚みある演奏を聴かせてくれます。
まぁ、この面子ならひょっこり逢っても、この程度の演奏はあたりまえってことなのかもしれませんが。
アダムスのバリトンというと、ゴリゴリ・ブリブリが特徴、ここでも聴かせてくれます。ワンホーンで聴かせる「I'VE JUST SEEN HER」なんて、アダムスの魅力いっぱいだと思いますよ。
ENCOUNTER ! / PEPPER ADAMS
1968年12月11,12日録音
PEPPER ADAMS(bs) ZOOT SIMS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) RON CARTER(b) ELVIN JONES(ds)
1.INANOUT
2.STAR-CROSSED LOVERS
3.CINDY'S TUNE
4.SERENITY
5.ELUSIVE
6.I'VE JUST SEEN HER
7.PUNJAB
8.VERDANDI
限りなく平和を愛する
同じ仮名入力者として、ジャズにも興味を持っていただければ幸いです。