わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

最高です ~もーりぃよりB3組の報告~

2012年01月08日 | グリーンウッド震災支援方針・メッセージ
こんにちは、冬の信州こども山賊キャンプ、ベーシック3組責任者の森(もーりぃ)です。

今回ベーシック3組は、約30人のこどもたちの参加があり、その内、福島から10人のこどもたちが参加してくれました。

福島のこどもの中には、夏の山賊キャンプにも参加してくれたこどもの姿もあり、再会を喜びあいました。
 
 ベーシック3組では、大粒の雪が降り、うっすらと雪景色の中、山登りや、竹を切って秘密基地を作ったり、煉瓦で作ったパン窯でピザを焼いたり、雪の降る中餅つきをしたり、薪割りをして五右衛門風呂に入ったりとこどもたちの「やってみたい・遊びたい」が3泊4日に凝縮されました。
 
キャンプ2日目、雪が降りました。

「福島ではあんまり雪が降らないんだよ」と一人の女の子が教えてくれました。

一斉に外に出てはしゃぐこどもたちの姿に自然と笑みがこぼれていました。

ある日、村のおばあちゃんが、「こどもたちに食べさせてあげて」と採れたての白菜を持ってきてくれました。

突然のプレゼントに喜ぶこどもたち、それを見てうれしそうに笑うおばあちゃん。

本当に多くの人に支えられ、キャンプという場を通して多くの人の想いが繋がることを感じとてもうれしくなりました。





雪が降ってますます元気になったこどもたち。

雪が降る中山登りにチャレンジしました。

雪がうっすら積もる山道を登り、たどり着いた頂上では、もうすっかり雪はやみ、見渡すばかりの青空でした。





「下るとき100回は転んだ」と最高の笑顔で話してくれました。

たくさんの仲間に囲まれていると、つらいことでもなぜか笑顔で乗り越えられる。

最高です。





寒い冬には、薪で焚いた五右衛門風呂は最高です。

体の芯から温まる薪のお風呂。裸の付き合いは、仲間の絆をさらに深めてくれます。

一緒にお風呂に入れば、もう歳も関係ない大切な仲間です。






ベーシック3組、3泊4日はあっという間に過ぎていきました。

福島のこどもも東京のこどもも名古屋のこどもも関係なく一緒に笑い、一緒にご飯を食べ、時には喧嘩して、一緒に寝る。

そんなこどもたちを見ていると、これから素敵な日本になっていくと感じました。

この冬泰阜村で過ごしたことが、福島のこどもたちの暮らしの中で、ふとした瞬間、思い出して笑顔になれたり、優しい気持ちになれたり、何かプラスになればと思います。
 
福島のこどもたちは、帰るときに、「また、夏にくるから」と笑顔で言ってくれました。

今年の夏も福島のこどもたちとまた笑顔であえるように、自分自身できることを精一杯頑張りたいと思います。
 
ベーシック3組のみんな、ありがとう。

また夏に泰阜村帰ってきてね。

夏ももっともっと面白いことをしよう!それまで元気で。


ベーシック3組 責任者 森(もーりぃ)


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