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「朝鮮人虐殺」含む災害教訓報告書、内閣府HPから削除

2017年04月24日 | ニュース等(新しいとは限らない)
 江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるため、政府の中央防災会議の専門調査会がまとめた報告書を、内閣府がホームページから削除していることがわかった。一部に関東大震災時の「朝鮮人虐殺」についての記述が含まれており、担当者は「内容的に批判の声が多く、掲載から7年も経つので載せない決定をした」と説明している。

 削除されているのは、同会議の「災害教訓の継承に関する専門調査会」(2003〜10年度)が作った報告書。過去の大災害について、被害や政府の対応、国民生活への影響などを整理し、教訓をまとめている。

 09年に作成した関東大震災についての報告書の第2編では、「殺傷事件の発生」(計15ページ)として朝鮮人虐殺を扱っている。内閣府によると、この内容について「なぜこんな内容が載っているんだ」との苦情が多く、4月以降のホームページの改修に合わせ、安政の大地震や雲仙普賢岳噴火などを含め、すべての報告書の掲載を取りやめることにしたという。

 「担当部局内での判断」だとし、順次削除を進めている。掲載していた資料は今後も保管され、希望者にはメールでの配布を検討するとしている。

 「殺傷事件の発生」では震災全体の死者・行方不明者が10万5千人を超え、このうち殺害による死者数を1〜数%と推計。収集した史料などをもとに「官憲、被災者や周辺住民による殺傷行為が多数発生した。虐殺という表現が妥当する例が多かった。対象となったのは、朝鮮人が最も多かったが、中国人、内地人も少なからず被害にあった」などと指摘。「大規模災害時に発生した最悪の事態として、今後の防災活動においても念頭に置く必要がある」と記している。(山本孝興)


https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK4L66HXK4LUTIL04K.html

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後に成れば分かるであろう、歴代最低内閣のやる事なんてこんな事ばかりだ。
それにしても何が可笑しいって、口汚いヘイトスピーチなんて平気で垂れ流して愛国者気取りでいるアホな連中が、
同じ口でこの手の虐殺は無かったと言う所だろう。
普通の善良な市民が、惨たらしい事件から目を背けてそう言いたくなってしまうのは分かるが、
如何にも普段の言動がやりかねなさそうなクズ共に限ってこういう事件は無かったと言う。

今でも少し疑問符はついているものの、日本人は平均的には高水準な知能を有していると思っている。
だがもうバブル崩壊以降、相当劣化していると感じられる。
その最たるものはやはり学歴や資格の軽視にあるだろう。
日本人はかつては間違いを認め、反省し、学習し、改善して来た。
高度な技術は工夫と試行錯誤の連続の末に培われて来たものだと思う。
だが、昨今、もはやこういう実直な道を歩む事をやめ、小手先で策を弄して上手い事やり込める様な手口が横行する様に成ったと思う。
それを齎したものがリストラであり就職難であった。
組織内で生き残る事、組織に気に入られて採用される事、これらがとても重要なものとなり、
不正が横行する様に成る。
三井物産のデータ改ざんやカネボウ、日興証券、東芝などの不正会計などがその最たる例だろう。
真面目な改善活動を放棄してデータをいじくる様に成った。
組織の為と思いながら、平気で組織を腐らせる事を行う様に成り、それに異を唱えられる者もいなくなった。

政治に至っては遂にどんなスキャンダルが出ようとも辞職しない様に成った。
国民の方も、本当の意味で政治から離れていき、無関心な様だ。
今が歴史に成った時、何故、こうも無責任に解散・辞任せずに政治家を続けていられたのかは、きっと研究材料に成るだろう。
正に日本病、或いは空気の問題として、興味深い研究となるだろう。

まぁ経済も本格的にガタガタに成って来た訳だが…