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自民、演説中に立ち上がり拍手=野党「異様な光景」と批判―所信表明

2016年09月26日 | ニュース等(新しいとは限らない)
 26日の衆院本会議で、安倍晋三首相の所信表明演説中、大多数の自民党議員が立ち上がって拍手する場面があった。演説中の行為としては極めて異例。野党側は議事の妨げになりかねないと問題視しており、27日以降の議院運営委員会理事会で協議する。

 演説の中で、首相が「(自衛隊員らに)心から敬意を表そうでありませんか」と呼び掛けたのに対し、自民党議員は示し合わせたかのように、ほぼ総立ちで拍手を送った。

 これに関し、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は記者団に「異常で、異様な光景だ」と批判。自民党に対し、「反省していただきたい。こういうことを避けないと立法府の議論にならない」と再発防止を促した。共産党幹部も「二十数年国会にいるが、ああいう光景は初めて見た。気持ち悪い」と語った。

 一方、自民党の二階俊博幹事長は記者会見で「演説に手をたたいたり、やじが飛んだりということはよくある。(野党が)あの程度のことをやっても、われわれは抗議しない」と述べ、問題ないとの認識を示した。 


http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%87%aa%e6%b0%91%e3%80%81%e6%bc%94%e8%aa%ac%e4%b8%ad%e3%81%ab%e7%ab%8b%e3%81%a1%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8a%e6%8b%8d%e6%89%8b%ef%bc%9d%e9%87%8e%e5%85%9a%e3%80%8c%e7%95%b0%e6%a7%98%e3%81%aa%e5%85%89%e6%99%af%e3%80%8d%e3%81%a8%e6%89%b9%e5%88%a4%e2%80%95%e6%89%80%e4%bf%a1%e8%a1%a8%e6%98%8e/ar-BBwDsHz

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立法が完全に行政に屈服し、それに違和感を抱かない与党議員、
この構図はわが国の三権分立の原理が崩壊していることを意味している。
そしてコメント欄に見えるおぞましい大衆の姿も我が国の生末を示している様に思われる。
この程度の国民が大多数なら、然るべき水準まで落ちるのもまた必然だ。

有志連合空爆で83人死亡か=対IS作戦、シリア軍を誤爆―米ロ険悪化、停戦に暗雲

2016年09月18日 | ニュース等(新しいとは限らない)
【カイロ、ワシントン時事】シリア東部デリゾールの空港付近で17日、空爆があり、在英のシリア人権監視団は「アサド政権軍の兵士ら少なくとも83人が死亡した」と発表した。アサド政権を後押しするロシア軍は直後から「米軍主導の有志連合が実行した」と主張。米政府もその後、有志連合による空爆で「意図的ではないが、犠牲者が出た」と認め、遺憾の意を表明した。

 シリアでは米ロ両国が主導して停戦が12日に始まったばかり。しかし、今回の事件の影響は小さくなさそうだ。両国関係が険悪化する恐れがあり、停戦維持に暗雲が漂い始めた。

 現場一帯では、政権軍と過激派組織「イスラム国」(IS)が攻防を繰り広げている。有志連合の空爆は対IS作戦として実施された。ただ、監視団は、ロシア軍による攻撃も行われていたと主張している。

 米中央軍は、有志連合がデリゾールで17日、ISを標的にした空爆を行った際、ロシア側から「(被弾したのは)アサド政権軍の兵士や車両の可能性がある」と連絡を受け、直ちに攻撃を停止したと発表。その上で「アサド政権軍を意図的に狙うことはない」と強調した。米側は犠牲者の人数については言及していない。

 12日に発効した停戦は、1週間維持された場合、米ロ両国はISなどシリアの過激派掃討作戦で連携を強化する方針だった。これまで空爆の被害をめぐって国際的批判にさらされてきたロシアは、今回の米軍の空爆に対し強く非難している。米側が態度を硬化させる可能性もある。 



http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%9c%89%e5%bf%97%e9%80%a3%e5%90%88%e7%a9%ba%e7%88%86%e3%81%a7%ef%bc%98%ef%bc%93%e4%ba%ba%e6%ad%bb%e4%ba%a1%e3%81%8b%ef%bc%9d%e5%af%be%ef%bd%89%ef%bd%93%e4%bd%9c%e6%88%a6%e3%80%81%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%82%a2%e8%bb%8d%e3%82%92%e8%aa%a4%e7%88%86%e2%80%95%e7%b1%b3%e3%83%ad%e9%99%ba%e6%82%aa%e5%8c%96%e3%80%81%e5%81%9c%e6%88%a6%e3%81%ab%e6%9a%97%e9%9b%b2/ar-BBwhyvq

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こんなの誤爆だと信じるのは最早、いわゆる情弱くらいなもんだ。
シリア動乱の最初から、ずっと国連が介入して停戦に成っては、テロリスト共を支援するために政権に対する攻撃が行われて来た。
これまでは国家がやらなかっただけでテロリスト支援で対処したが、今度は国がやった。
さて、これでこのクソ国家アメリカは、亡くなったシリア兵の遺族やシリア政府に対してしっかり賠償するのだろうか?

アメリカ国民の気前のよさとは逆に、アメリカ政府は全くもって傍若無人な正にならず者国家に成り下がっている訳で、
恐らくはこの遺憾で、終わりだろう。
万が一誤爆だとしても、逆に言えば誤認する程度の能力しかないという事を意味する訳で、
それもまたアメリカ人にとっては受け入れ難い現実だろう。
今時アメリカが正しいなんて思っている人間は、ニュース見ても自分の頭で考えない愚か者くらいなものだ。


日本人の生活は、ますます苦しくなっている

2016年09月15日 | Weblog
なぜ2割なのかというと、大雑把に言って、富裕層と大企業に勤める人々の割合は2割くらいになるからです。要するに、残りの8割の人々は現政権の経済政策の蚊帳の外に置かれてしまっているわけです。

「生活が苦しい」は国民の62%、過去最高に

2014年10-12月期のGDPが前期比で1.2%増、2015年1-3月期が同3.9%増と2四半期連続でプラス成長を達成しているものの、日本経済は実質賃金低下の悪循環からはまだ抜け出すことができていません。

2012年に99.2だった実質賃金指数(2010年=100)は、現政権誕生後の円安インフレや消費増税によって、2013年には98.3、2014年には95.5と下落を続け、2015年になっても95.0を下回る勢いで推移しているのです。

数字を見るうえで注意しなければならないのは、「前年同月比の増減率」ではなく、2013年以降の推移そのものであるということを認識しておかねばなりません。数字の推移そのものを冷静に見ていかなければ、大手メディアの「大本営発表」にまんまと騙されてしまいかねないのです。

2013年~2014年の2年間における実質賃金の下落率は、リーマンショック期に匹敵するというのに、どうして景気が良くなっているなどと言えるのでしょうか。

それを証明するかのように、7月初めに公表された厚生労働省の国民生活基礎調査では、生活が「大変苦しい」が29.7%、「やや苦しい」が32.7%にも達し、両方の合計である「苦しい」が62.4%と、過去最高を更新してきています。

これが、現政権が行ってきた経済政策の結果であり、国民生活の実態であると、私たちはしっかりと認識しておく必要があるでしょう。


http://toyokeizai.net/articles/-/77376?page=3

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消費税抜きで10万円で生活していた人がいたとすれば、これまでは10万5千円だったのが10万8千円、次は11万円で生活しなければならない。
今、我が国で如何に多くの人間が手取り20万円を切っているか、それが分かっていないから、こんなのを微々たる額だと勘違いするのである。
だが一方でそれがあまり可視化されていないようにも見える。
それは、現代の若者はパラサイトが多数派に成っているからだと思われる。
今の経済体制では若者は、親に寄生して生活する事が基本なので、その分だけ生活費の部分を節約出来ているのだ。
そこが節約出来ているので、手取りが20万を切っていても、さして生活が苦しくないのかも知れない。
だが、家計を担っている世帯主やその妻に調査をすれば、このような結果が返ってくるのは当然だ。

賃金は上がる要素が今の所ない。
賃金を上げる為には、日本人がもっとてきとうに働く様にならなければならない。
それこそ、東南アジア系と同じ様に、ある日突然辞めるという態度が常態化しなければ無理だ。
現時点では多分まともな企業で働いている人達は、まだ日本人は勤勉だ、という勤勉信仰みたいなものを抱き続けるだろうし信じられるのだろうが、
しかしこれはもう時間の問題だと言っても過言ではない。
徐々にではあるが、態度に変化が見られている。
勿論、ガラッとオセロみたいにひっくり返る規模ではないのだが、しかし着実に日本人の勤労意欲は減退している。
それはコンビニだとかマックの店員の態度なんかを見ても分かるし、店舗の不衛生さなんかを見ても分かるだろう。
この流れが何年も続き、サービス的にもキツイという所まで来て、初めて賃上げの必要性を痛感するだろう。
逆に言えばそこまでいかないとバカだからわからないのだ。




出版大手10社中8社が減収に 「出版・取次・書店総倒れ」 帝国データバンク調査

2016年09月13日 | ニュース等(新しいとは限らない)
 帝国データバンクが11月1日まとめた出版業界の2009年度決算調査によると、出版社の売上高上位10社のうち、8社が減収だった。出版、取次、書店の3業種とも、2期連続減収の企業が2期連続増収の企業を上回っている状態で、「出版業界総倒れの様相を呈している」という。


http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1011/01/news072.html

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まぁこれだけ生活費がきつくなっている訳だから本当の意味で不要な物から節約されるのは当然だわな。
日本の出版業界の規模は読書が趣味って人を相手にしている割には大き過ぎる訳で、
この教養軽視の風潮も相まって今後もどんどん縮小していくだろう。
何せ実践と称して何でも動くことを良しとしているのだから、しょうがない。
今の簿記1級を持っている人なんて、本当に偉いな、と思うけど、
その凄さすら分からんクズ共が偉そうにダメ出しして不採用にしている。
で、その代わりに採用したのは、仕訳もちょっと難しく成れば分からず、
月次の繰延・見越等の経過勘定の処理も出来ないボンクラである。
勘定処理も一貫して間違えているならまだマシで、
場当たり的に処理しているので、全件チェックしないとならない。

本来であればメディア関係の業界こそ、このような知的基盤を守る意識が必要なのに、
実際にはコネだらけなんだからお話に成らない。
バカだらけの出版業界で出てくるモノが低俗なものばかりなのは当然で、
結果として皆、離れてしまう。
今ではそういう層をアマゾンが取り込んだのであり、
我が国の出版業界がキツイのは当然の結果なのだ。

中国人が米国で実感した「中国経済が直面する圧力」=中国報道

2016年09月06日 | ニュース等(新しいとは限らない)
中国が人件費をはじめとする各種コストの安さを強みに、世界の工場と呼ばれていたころ、ありとあらゆる製品が中国で生産されていた。しかし、近年はコスト上昇によって中国国内から東南アジアへ工場を移転させる企業が相次いでおり、もはや中国は世界の工場ではなくなりつつあるのが現実だ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、米国在住の中国人による手記を掲載し、「米国にいても、中国経済が直面している圧力を感じ取ることができる」と伝えている。

 記事はまず、米国のスーパーでは「食材は大半が米国産」であり、自国の農産物の保護を行っている米国において、中国産の入り込む余地は少ないと指摘。肉類や海産物については米国産のほか、カナダ産や欧州産は多いが、やはり中国産は非常に少ないと紹介した。

 また、服飾についても「以前はメード・イン・チャイナを購入しないよう気をつけていた」というが、こうした注意も近年は不要になりつつあると指摘し、「米国では服や靴の中国産はどんどん減っており、ベトナムやタイ、インドネシア産が増えている」と紹介した。さらに家電製品のうち、輸入品は日韓産が中心であり、スマートフォンなどにおいてはアップルとサムスンの製品が圧倒的で、中国メーカーのスマートフォンは華人や華僑が使用している程度だと紹介した。

 一方、おもちゃや文房具のように付加価値の低い分野においては、今なお中国産が存在することを指摘し、こうした中国産は「非常に安価で売られている」と紹介。しかも多くの開発途上国がその中国産のシェアを奪おうと、続々と競争に参入していることを指摘し、「付加価値の高い分野では中国産は日本や韓国のように独自のブランドを構築できておらず、シェアも獲得できてないのが現状」と指摘した。

 かつて世界の各大手メーカーは中国国内に工場を設置したり、中国企業の生産を委託するなどしていたが、コスト管理を徹底する大手メーカーほど東南アジアへの移転を進めており、記事が「中国産は今まさに米国市場から消えつつある」と危機感を示すのも当然の状況となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%8c%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e3%81%a7%e5%ae%9f%e6%84%9f%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%8c%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%81%8c%e7%9b%b4%e9%9d%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e5%9c%a7%e5%8a%9b%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e5%a0%b1%e9%81%93/ar-AAiuY3O#page=2

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日本人の多くが、現実を見ずに自分達の見たい様にしか見ようとしないという現実がよく見える記事である。
中産階級ならいざ知れず、今や我が国の大衆ですら国産ベースで消費していたら生活が立ち行かなくなっている。
高卒と大卒の生涯賃金が逆転した、とか記事で見た気がするが、正にそういう時代に入っているのである。
良い悪いの問題でなく、その程度の賃金しか稼げないので、そういう暮らしをせざるを得ないのだ。
そして言う程には国産の品質も良いという訳ではない事も分かる。

他所の国ばかり見ていて自国を見つめようとしないからいつまで経っても浮上もできず、
我が国はここまで落ちぶれたのである。
それでもまだ、日本は最高だ、とか言ってるんだからおめでたいというもの。
もうネットの時代に成って十数年経つのに、未だにエントリーシートがどうだのこうだのと、
やたらに紙と時間を浪費する就活なんかで右往左往しているんだから、そりゃ効率なんて考えられない民族なんだと思わざるを得ない。
手間暇かけて心をこめて何かをする事が重要だ、という発想も結構だが、
その発想では経済活動の加速は覚束ない。
文化の面ではそれで良いとは思うけどね…。