今年はヘタレですね
なかなか更新できません
三連休も終わって、さあ仕事モードと思いきや、整形外科の診察が入っていたので今日は仕事お休みを頂いておりました。
足のほうは手術をしてまる10年になりまして、これからどうしていくのかなと思っていたら、もう来なくていいように言われ,うれしいのか悲しいのかビミョーなところです。まあ、半年に1回行って触診とかもほとんどなく、次の予約を取るために行ってるようなものでしたから、妥当なのかもしれません。
でもあんな色んなことがあった病気なので、医者も「はい、これで終わりね」ではなく、私も一生でも見てもらうつもりだったんだけどなー
まあ主治医も何回も変わってしまったのでどうしようもありませんが...
その後同じ病院に入院している身内のところへ行くにも時間が早すぎるので、いったん病院を出て、映画「252 生存者あり」を見てから病院に戻り、今度はお見舞いと慌しい休日になりました。
10年前の入院は、私を大きく変えてくれた出来事でもありました。あれがなければ色んな人の痛みとか知らないまま、ひとりで何となく生きてたんだろうなあと思うし、しんどいこともいっぱいあったせいで、自分のやりたいことはやれるときに思い切ってやっておかなきゃという気持ちが生まれて、いろんな出会いもあり、結婚もできて、と大きく成長するきっかけになったんだなあと思います。あのときの経験がなければがんも乗り越えられなかっただろうし。
でも、あれがなければ母と最後の時間をもっと過ごせたのかなあという思いも消えないのも事実です。
これで足の方は一区切りとなりましたが、私はまだまだ迷い道の途中です。乗り越えなきゃいけないと頭ではわかっていてもそんなに簡単に病気を克服できるものではありません。体力的にもダメージは大きいし、それによって受ける精神的なダメージも大きいです。「もっとできたはずなのに」って。
体の悩みなんて外から見えない部分も多く、自分がこんなことで悩んでるのもおかしいんだろうかって思ってしまったり、しんどいしんどいって思っても私の場合は寝込むところまではいかないので、やっぱり甘えているだけなのかなって。
そんな思いと戦いながらの毎日です。見た目には普通の人と同じように生活できていて、仕事もできていますが、病気によって抱えているコンプレックスも大きくて
誰かにわかって欲しいけどわかってもらえない、そんな毎日。
先日上司に体がきつくて、日々の仕事でいっぱいいっぱいと話しましたが、「みんなそんなもん」と言われてしまい正直辛かったです。「しんどい時は無理をせずに休んだらいいから」って言うのですが、私は仕事をしている以上は、熱があって起きれない以外は休んじゃいけないと思っていて、ギリギリまで頑張ってしまうんです。
そうやって体には無理ばかりさせてしまう...
どうやって自分の体、自分の病気と付き合っていくのが一番いいんでしょうね。何か一生答えも出ないのかもしれません。
でももし、あなたの周りに体の不安を抱えながらがんばっている人がいたら、「頑張って」とか「まだまだやれるよ」じゃなく「もう休んでいいんだよ。ゆっくりで無理しなくていいんだよ。できる範囲でいいんだよ」と言ってあげて欲しいです。
週末に職場の上司とかにを食べに日帰り旅行に行きます。実は温泉もついてます。手術をしてから夫と妹以外には傷を見せたことがありません。でも、そんなことは
口に出さず、思い切って行くことにしました。無理して頑張っていくんじゃなく、今年はもっとしんどいところもさらけ出してもいいかなと思っています。
何かヘタレな私の愚痴に終わってしまいましたが、何か去年とは違うものを見出せる1年にしたいです。