願榮寺 福峯だより ブログ版

真宗大谷派・願榮寺の情報をいち早くお伝えします。

女性同朋会総会・記念講演会

2014年04月29日 | お寺のこと

毎年4月29日には、当院女性同朋会総会と記念講演会を開催しています。

今年は大雨にもかかわらず多くのご門徒女性会員さんにご出席いただき、総会では滞りなく議事が進められました。のちの記念講演には、真宗大谷派坊守会連盟会長・正親久美子氏をお招きし、「ともに歩もう ~真宗の教えを生活の中で~」をテーマに女性の視点と生活者の立場に立ったわかりやすいお話をいただきました。

この総会をもって2年間お世話になった会長・矢田敏恵氏(宇治山)、副会長・松田昌恵氏(奥)、山本ミヤ子氏が退任され、続いて新会長に西本正美氏(西野山)、新副会長に竹内明美氏(神明寺)、竹本和恵氏(宇治山)が就任されました。


 
↑ 満堂のご出席


 ↑ お話をいただいた正親久美子氏


 ↑ 退任された(左から)矢田敏恵氏、松田昌恵氏、山本ミヤ子氏


 ↑ 新三役の(左から)西本正美氏、竹本和恵氏、竹内明美氏

 

 


5月の御文

2014年04月25日 | お寺のこと

   5月の月忌参りの際に拝読させていただく御文は次のとおりです。

 意味をある程度思い浮かべながらお聴きいただくと、趣きもより深く味わえると思います。

 

 5月 拝読  「信心獲得 (しんじんぎゃくとく)」 の御文 (第五帖 第五通)

 【原 文】

 信心獲得(ぎゃくとく)すというは、第十八の願をこころうるなり。この願をこころうるというは、南無阿弥陀仏のすがたをこころうるなり。このゆえに、南無と帰命する一念の処(ところ)に、発願回向(ほつがんえこう)のこころあるべし。これすなわち弥陀如来の、凡夫(ぼんぶ)に回向しましますこころなり。これを『大経』には「令諸衆生功徳成就(りょうしょしゅじょうくどくじょうじゅ)」ととけり。されば無始巳来(むしいらい)つくりとつくる悪業(あくごう)煩悩を、のこるところもなく、願力不思議をもって消滅するいわれあるがゆえに、正定聚不退(しょうじょうじゅふたい)のくらいに住(じゅ)すとなり。これによりて、煩悩を断ぜずして涅槃をうといえるは、このこころなり。此義(このぎ)は当流一途(いちず)の所談(しょだん)なるものなり。他流の人に対して、かくのごとく沙汰あるべからざる所なり。能々(よくよく)こころうべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

 

 【現代語訳】

  信心を得るというのは、弥陀の第十八願を心得ることをいいます。そして、この願を心得るというのは、南無阿弥陀仏の意味合いを心得ることをいいます。つまり、南無と帰命(きみょう)する一念のところに、発願回向(ほつがんえこう)のこころがあるのです。すなわちこれは、弥陀如来が凡夫に功徳を回向してくださるこころです。これを『大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)』には「令諸衆生功徳成就(りょうしょしゅじょうくどくじょうじゅ = 諸々の衆生に功徳を満足させる)」と説いています。そこで、はるか遠い昔よりつくってきたすべての悪業(あくごう)や煩悩を残すことなく、不思議なる願力のおはたらきによって消してくださる道理があることとなって、正定聚不退(しょうじょうじゅふたい)の位(くらい)につくことができるのです。したがって、自らの力で煩悩を断じることなく涅槃(ねはん)を得るというのは、この意味合いをいうものなのです。この教えはただ当流において談ずるものです。他流の人に対して、これについてあれこれ論ずるべきではありません。よく心得てください。あなかしこ、あなかしこ(= 敬って申し上げます)。


願榮寺同朋の会

2014年04月19日 | お寺のこと

毎月、第3土曜日開催の「同朋の会」を本日、当寺本堂にて以下の内容で行いました。

 1.真宗宗歌斉唱

 2.勤行  正信偈同朋奉讃式

 3.視聴覚学習 「ハンセン病について」

 4.勉強会「カルトについて」

 5.昭和40年代を歌おう ~ 「柔」 「バラが咲いた」

 6.その他、お知らせ等 … ホームカバーの会、別永代経法要、山陽教区宗祖御遠忌記念講演会のご案内等。

 7.恩徳讃斉唱

 次回は、6月21日(第3土曜日)です。(5月は別永代経法要勤修のため、お休みします。)

 皆様お誘い合わせのうえ、お気軽にご参詣ください。


山陽教区御遠忌委員会 広報・記録部門会議

2014年04月18日 | お寺のこと

山陽教区として宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌に関する一連の法要、行事を取り仕切る「教区御遠忌委員会」の広報・記録部門における会議に住職が出席しました。
姫路・山陽教務所において開かれ、発足以来11回目の会議です。

今回は「御遠忌だより Vol.7」の内容、今年10月に厳修予定の御遠忌法要当日の業務、予算の確認・訂正等について協議しました。


山陽教区 査定委員会出席

2014年04月08日 | お寺のこと

 午後から会議の掛け持ちでした。

 地元上郡の民生委員・児童委員連絡協議会に出席の後、姫路へ移動し、真宗大谷派 山陽教区 査定委員会に加わりました。

 この会議は山陽教区内にある15の組(そ)からそれぞれ任命された査定委員が出席し、本山から山陽教区に割り当てられた経常費額を各組へどのように割当するか、また山陽教区から各組に依頼される教区費の額を審議し、教区議会に答申する機能を有します。

 会場は新しくなった教区同朋会館(姫路市)。春の日差しが建物を明るく照らし、今日のお釈迦様のお誕生日を誇らしげに示しているようでした。