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世界の二酸化炭素排出量、16年は321億トンと3年連続で同水準

2017-03-18 | 環境
 国際エネルギー機関(IEA)は、2016年の世界のエネルギー起源の二酸化炭素(CO2)排出量が321億トンと3年連続でほぼ同じ水準だったと発表(3月17日)。世界経済は3.1%成長したにもかかわらず、排出量が変わらなかったのは風力など再生可能エネルギーが増えたほか、排出の多い石炭から排出の少ない天然ガスへのシフトが進んだためとの事。エネルギー起源CO2は化石燃料を消費する際に排出され、CO2全体の8割以上を占める。
 世界の二酸化炭素排出量を見ると、上位3ヵ国(中国、アメリカ、インド)で過半を占める。しかも、排出量も若干増加している。
 ◆世界の二酸化炭素排出量 IEA調べ
     2014年   2013年
 中国   91.3  90.3億トン
 アメリカ 51.8  51.0億トン
 インド  20.2  18.5億トン
 ロシア  14.7  15.3億トン
 日本   11.9  12.3億トン
 ドイツ  7.2   7.6億トン
 韓国   5.7   5.7億トン
 カナダ  5.5   5.4億トン
 イラン  5.6   5.5億トン
 サウジアラビア 5.1   4.7億トン

 晴れ。風が弱い。
 畑には”ヒメオドリコソウ”に花が咲きだしている。昨日の”ホトケノザ:仏の座”と良く似ている。両者ともシソ科オドリコソウ属で、同じ仲間だ。葉の形や色などが少し異なっている。
 ”ヒメオドリコソウ”は、五重塔の様に重なった紫がかった葉・葉面の細脈に沿ったしわ・毛が生えた葉や茎が四角形などが特徴である。
 名(ヒメオドリコソウ:姫踊子草)の由来は、オドリコソウ(踊子草、シソ科オドリコソウ属、花の形が笠をかぶって踊る人の姿に似る)を小さくした様な花からと言う。
 ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
 シソ科オドリコソウ属
 二年草
 ヨーロッパ原産、明治時代中期に帰化を確認
 開花時期は2月~5月
 上部の葉は赤紫色を帯び密集、その葉腋に淡紅色の唇形花がつく