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もの忘れは老化現象

2013-05-09 | 日記・エッセイ・コラム

 最近と言ってももう何十年になるか。若い時より記憶力が落ちてきて、年と共に加速している。お花の名を調べて、一日たったらもう思い出せない、良く知っていた事柄も急に出てこない。
 年をとれば、誰でも物忘れが多くなる。記憶力の低下は、20代と比べて50代では半分、70歳以上では4分の3まで失われると言う。しかし、その低下速度は人により大きく違い、悪い生活習慣・使わない脳は低下するとの事。「もの忘れ」と「認知症」の違いは、”忘れた事”の自覚で、”忘れた事”を”忘れた”なら認知症との事。・・今の所、”忘れた事”を忘れてない(全部じゃないけど)から・・まだ大丈夫。

 今日も晴れて良い天気。昨日の続きの畑作業。早く準備しないと春野菜や苗を植えられない。午前中だけの作業だが、やっぱりくたびれる。
 先日に満開だったボケの花、見たらまだ咲いているが、実が付き、少し膨らんでいる。実(果実)は小さな瓜に似ている。10月頃に数cm程の大きさとなり、黄色に色付いて良い香りがする。果肉は硬くて酸味・渋味が強いから生食はできないが、ジャムやボケ酒を作れる。名(木瓜:ボケ)の由来は、木になる瓜だから木瓜(もけ、ぼっくわ)で、これが転訛(てんか)して”ボケ”となったらしい。
 ボケは色々な名で呼ばれ、唐木瓜、緋木瓜、淀木瓜等である。でも花色などで呼び方があるようだ(・・自信はない)。
   唐木瓜:ぼけ(木瓜)の異名。中国から渡来したから
   緋木瓜:花色が緋色から
   寒木瓜:冬(11月)に咲くボケ
   淀木瓜:真紅で小輪
   白木瓜:花色が白色
   更紗木瓜:花色が紅地に白
   広東木瓜:淡紅色で大輪
   長春木瓜:四季咲き

Boke305091  ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属
落葉低木、樹高は1m~2m
中国原産、平安時代に渡来
別名は放春花(春を呼ぶ花)
花は3月~4月に咲く、径は3cm前後
花色は紅・淡紅、白、白と紅の斑など


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