彼とわたしの生きる道

48歳夫18歳長男15歳娘、7歳次男との生活の雑記。結婚生活22年目主婦です。

『ヘブンリーブルー』 村山由佳・著

2009年09月30日 22時08分27秒 | 自由時間
 やってしまった!

 以前他の方のブログの感想で、この本について好評だったので、先週図書館で借りてきて読んだ。著者の村山由佳の『ダブルファンタジー』を読んでみたいと思っているのだが、いつも図書館では貸し出し中で予約待ち。ならば別の作品を借りてみようと思って、大して下調べもせず借りた結果、この本は3部作の一番最後だったのに、他を読む前に最後の作品を読んでしまった、というわけ。

 この3部作には歩太、その彼女の夏姫、その姉の春妃が登場する。この作品では夏姫の視点で話が進んでいくが、読んでいくうちに、自分の付き合っている相手が、きれいで尊敬する姉と内緒で付き合っていた、ということがわかる。回想録のように書かれているので、読み始めてすぐ、(しまった、これは、前作があるな!)と気づいた。それでもこの3人がどうなってしまったのか、というのが気になって一気に読んでしまった。

 当然この作品にたどり着くまでの、この3人の関係が気になったので、慌てて今1作目『天使の卵』を読んでいる。借りてみて知ったのだが、これは平成5年度小説すばる新人賞を受賞していた。

 『天使の卵』は歩太の視点で書かれているようだ。読んだらまた感想をアップする予定。

エアパーク at浜松

2009年09月25日 23時19分55秒 | お出かけ♪
 この間の日曜は妹夫婦の住む浜松へ。

 せっかく浜松へきたのだから、今回は航空自衛隊浜松基地にある、エアパークへ。エアパークはうれしいことに入場無料。旧型の訓練用の飛行機が展示してあって、航空自衛隊のつなぎを貸してもらえて(15分間)、実際に操縦席に座って写真を撮ることもできる。航空自衛隊で使っている車両のミニチュアが展示してあったり、いろいろな装備の説明がタッチパネルでわかる。全天空型のシアターもあって(要整理券)、無料なのにとても充実していた。
 
 今まであまり飛行機に興味を示さなかった息子も、とっても楽しかったようで、帰りにはショップで小さな訓練機(300円)を買った。

 さらに帰りにうなぎパイの春華堂の工場に行って、うなぎパイをお土産にもらって帰った。春華堂の工場見学も入場無料。お土産売り場がとても混んでいたので何も買わずに帰ったが、工場の製造ラインを見ていたら、やっぱりうなぎパイが欲しくなって、結局帰宅してから近所のスーパーでうなぎパイを買った。


 次回浜松へ行ったら、今度は浜松餃子を食べたいな

 
 
 

親孝行できたかな

2009年09月19日 21時33分48秒 | 彼とわたしの生活
 金曜に幼稚園で祖父母参観があった。義父と父が参加してくれた。お昼前に降園時間の娘を一緒に連れて帰ってきてもらったので、二人の父にうちでランチを食べていただいた。
 ランチも何にするか考えたけど、作る時間もあまりないので地元でおいしいトンカツ店のテイクアウトを利用。二人の父もこの店を知っていたので、「ここのはおいしいよね」と言ってぺろっと食べてくれた。
 食後はちょっとおしゃべり。義父と父は間逆な感じで、義父は自分の好きな服や音楽にとことん追求するタイプ。一方で父はそれらには無関心で(クラシック音楽には詳しいが)、パソコンをしているのが趣味。私が小さい頃も本屋や電器屋に行くのは好きみたいだったが、自分から服を買いに行くのは見たことがなかった。

 とりえあえず、そんな二人の父が互いの配偶者抜きでしゃべっているのを聞いているのはなかなか楽しかったし、嫁に行った私としては、二人の父がそんな関係でいてくれるのは嬉しかった。

 で、父はそのまま私の家に泊まることになった。
 
 父は息子と一緒にwiiをやってくれたり、娘の話相手になってくれた。夜は私は仕事があったため、子供と一緒にお風呂に入り、寝る準備もしてくれた。
 もっとも父も朝から子供と遊んでいたので疲れてそのまま寝てしまった。

 
 今日は息子の好きなアースレンジャーという地域の自然観察の活動が午前中あったので、父も誘って一緒に参加。
 コカリナという木で作ったリコーダーや草笛の演奏を聴いて、また自分でもチャレンジしたあと、公園内の木を観察して説明を聞いたりした。父も草笛にチャレンジしたり、木の説明を聞いてはデジカメでそれを撮ったりしていた。

 仕事を春に退職してから、膝が痛いとか微熱があるとかで家ひきこもりがちだった父。今日は午前中だけで2500歩あるいたぞ、と笑って言ったのが印象的だった。

 実家にいたときは父と喧嘩したり、そっけない態度をとってしまったりだったが、昨日今日は父と外を歩いて、私も楽しかった。
 合間に父が家を建てたころはうちはどんな感じだったのかとか、子育て時代の話をしたりして、ちょっと面白かった。

 
 少しは父が楽しんでくれたなら、親孝行できたといえるかな。

ちょっとすっきり。

2009年09月17日 21時42分50秒 | 彼とわたしの生活
 先週の水曜、会社の同期だった仲良しのレイコが泊まりで遊びに来てくれた。
 
 レイコとはいつ会っても話題につきない。水曜で会社が休みだったので、もう一人、会社にいたときに仲良しだった一つ下の後輩も急遽呼んで来てもらった。

 このメンバーはそのツレとで何年か前にはラスベガスに行った仲。一緒にスロットをしたり、買い物をしたり、グランドキャニオンを見たり。それぞれにツレがいて、でもまだみんな若くて、テレビの『あいのり』みたいな感じだった。
 今回は自宅で食べながら飲みながらしゃべっていたので、とても気楽だった。時間になったら子供たちを寝かせて、それから12時くらいまでみんなでたわいのないことをしゃべり続けた。

 子供たちがきっかけで知り合ったママ友たちとのおしゃべりも楽しいが、それ以前の友達はまた別の楽しさがある。
 最近息子のことでいろいろ考えていて、頭に浮かぶのは息子とその周りの友達やその親のことばかりだった。考えても考えてもこれでよかったのか、わからなく、息子は「もう大丈夫」と言うけど、本当なのかなと心配になったり。
 
 でもこの日、レイコたちとしゃべって、なんだか気持ちがすっきりした。


富士川楽座で

2009年09月11日 22時55分13秒 | お出かけ♪
 気がついたら1週間前のことになっていた!

 先週土曜、彼は仕事、子供たちは学校幼稚園休み、天気もよくって暇だったので、午後から車で40分くらいの富士川楽座へ。
富士川楽座は東名のパーキングエリアだが、一般道からも入れる。富士川の河口にキラキラ光る駿河湾、そのちょっと北側を東名が走り、その上流方向に富士山も見える。富士川楽座(建物の名前)の3階に無料のラウンジがあり、その景色がよく見える。

 さらにおススメなのが、楽座からサービスエリアのほうに進んでいくと、富士川側にちょっとした芝生の広場がある。息子と娘は喜んで走りまわっていて、気がついたら1時間半くらいいた。
サービスエリアなので、食べ物もたくさん売っている。途中で楽座内のマクドナルドでおやつを買い、また芝生のエリアに戻って、子供たちと富士川を眺めながら食べた。ちょっとしたピクニックみたいになる。

 帰りは富士川沿いの国道52号を北に走って、わざと遠回りして帰宅。

 ちょっとしたお出かけにはもってこいのお気に入りの場所。


  *写真の中央に本当なら富士山が見える。
 
 

母は味方だ!

2009年09月08日 21時56分35秒 | 彼とわたしの生活
 2学期に入って2日目に息子が
「ママ、またあいつがオレに嫌なこと言った。キモいって」

 かーっと腹が立ってきた。その子(同級生で同じ団地)は1学期の終わりにも息子に嫌な子言葉を何度か浴びせてきたらしい。

 そのまた次の日、息子が帰ってくるのがちょっといつもより遅かった。なんで遅かったのかきくと、
「だって、あいつがいたから。オレ、あいつと仲間が遠くに行くまで隠れて待ってたんだ」
と言った。

 私には衝撃的だった。隠れるって??家に帰ってくるのになんで隠れる必要がある?

 ちょうど友達のお母さんが息子のその姿を見ていたらしい。昨日の帰り、元気がなかったけど大丈夫だった?と聞かれた。
 これって、いじめのはじまり?息子の言い分を聞いている限りでは、息子をひやかしたり、からかったりしているだけだ。でも、それがもっと大きなことに発展したら・・・。息子はすでにやつらから隠れるほど気分が悪いのだ。

 これはもういじめだ。

 私は次の日から途中まで息子を迎えに行くようにした。それからしばらく何もなかったが、今日行くと、やつらからちょっと後に息子がきた。息子は
「今日またあいつらに嫌なこと言われた・・・。」と言った。

 息子は先週、次に嫌なことがあったら私が本人たちに直接注意していいと言っていた。それが一番いい方法なのか、その前に学校に相談すべきなのか、いじめっ子たちの母親(同じ幼稚園だったので知り合い)たちには知らせるべきなのか?
どの手順が正解なのかはわからなかった。
でも小学校1年にもなればそれは、親の問題よりそれは本人の問題だと私は思った。

 私はすぐにその子たちを追いかけた。先週息子の様子を心配してくれた友達の車に乗り込んでいたので、友達に「待って!」と車を止めてもらった。
 
 そこからは車内にいるやつらに話しかけた。

 なぜ息子に嫌なことを言うのか。
 どういう気持ちで言っているのか。
 自分が言われたらどういう気持ちになるのか。
 ○○くん、あなた、うちの子にこういうこと言ったことあるよね。
 △△くん、あなたも一緒に言ったことあるでしょ。
 ☆☆くん、あなたは今日こう言ったそうじゃない。
 どういうつもりでそういうことを言うの?
 私に教えてよ。

 すると主犯の仲良しが言った。
「ちょっとそういうこと言ったらおもしろいかなって思ったんだよ」

 それが小学校1年生の男の子たちの本音だと思う。

 でもそれを言われたうちの子は嫌なんだよ。
 もうやめてくれるかな。
 次にやったらもう校長先生と、きみたちのお母さんに言うからね。
 大人はこういうことをいじめって言うんだけど、
 いじめは人殺しと同じだよ。
 もっとひどくなったら、今度は警察に言うからね。

 もう嫌なことを言わないでね。

 主犯の仲間には「ぼくは今日初めて言っちゃったんだ」と言い訳する子もいた(初めてではないのに)。が、主犯は何も言わず、私の方も見ず、ただ斜め下を向いて黙っていた。
  何か言えるわけがない。私のほうを見れるわけがない。うちの息子に嫌なことを言ったという、自分でも認めざるを得ない事実があるのだから。

 報復されたら、という不安もある。でもそうなったら学校には行かなくていいと息子に言った。

 きみのことは全力でママが守ってやるからね!
 

サルビア・ファリナセア

2009年09月07日 23時13分27秒 | 
 玄関前のための花を買いに花屋へいったとき、やっぱり今年も気になってしまった花がある。
 
 サルビア・ファリナセアだ。去年もおととしも紫のキレイなこのサルビアを買ってプランターに植えた。去年から今年の春まで庭は紫の花ばかりだったので、今年は買わないことにしていたが、花屋で見たらやっぱり欲しくなってしまった。

 ちょうどヘブンリー・ブルーが咲いているエリア(すぐそばに隣家があり基本的に明るめの日陰。日照時間1時間ほど)においてあった、紫のネメシアがちょっと元気がなくなってきていたので他のプランターに移植して、あいた黒の陶器の鉢にサルビア2株と、黄緑色のコリウス2株を植えた。

 黄緑と紫の色が涼しげ。後ろでヘブンリー・ブルーが咲いている。このエリアがちょうどリビングから見える。朝、朝顔の咲いている数を確認するときに、キレイな紫のサルビアが目に入る。

 癒される~

寄せ植え ちょっと植え替え

2009年09月07日 22時56分40秒 | 
 先週から学校と幼稚園が始まって、やっと、自分の時間が戻ってきた。夏休みは長かった・・・。

 一人で過ごす1ヶ月ぶりの午前の時間はとても静かで、時間がゆったり流れた。

 とりあえず、玄関前(午後から日当たり)の寄せ植えのメランポジウムの根元が枯れているのがずっと気になっていたので、その株だけ植え替えることにした。
 8月の中旬に入ってから、庭に地植えにしたジニアが元気にたくさん花を付け続けているので、メランポジウムのところにジニアを植えることにした。
 
 庭のジニアを見ていて、オレンジもきれいなんだけど、咲きたての白のきれいさにはかなわないな、と思って、白のジニアを2株購入。後ろのネメシアが伸び放題になっていたので、半分くらいに摘み取る。ゴールドクレストは特に問題ない様子。隣りのランタナは鉢の外側に伸びていって、バランスがいい。

 白・黄色・緑、で統一。夏前に植えたときは黄色がメインだったが、今度はジニアの白が映えて、いい感じになった。

 

『博士の愛した数式』 小川洋子 著

2009年09月02日 21時54分55秒 | 自由時間
 『博士の愛した数式』を読み終えた。8月後半が意外と忙しくて、なかなか読む時間がとれなかったが、9月になって子供たちが学校と幼稚園に戻って、読み終えることができた。
 
 家政婦の主人公の女性、彼女の息子と、記憶が80分しかもたない博士の話だ。数学の話がわりと出てくる。博士が数学の研究者だから(だったから)だ。

 数学がすべての博士にとって、世の中の数字にはなんらかの意味があるように見えた。素数が美しい、という言葉がよく出てくるが、この話を読み進めていくうちに、自分も生活の中で素数を見つけるとはっとしてしまったりして。
 誕生日や電話番号の数字にも、博士は数字の関連性を見つける。

 博士のおかげで、読んでいる私まで身の回りの数字に対する見方がちょっとだけ変わった気がする。

 3月6日。私の誕生日。3と6は3の倍数。6は完全数だ。(6の約数は1,2,3,6で、1+2+3=6になる。)
 そのことに気がついたときに感じたことを、いろいろな場面で、きっと主人公も感じたに違いない。

 博士の生活の中で流れるゆったりとした時間を、心地よく共有できた。