大和郡山市民らが手がける「こおりやま音楽祭 樂(がく)」が8日、開かれる。9回目の今年は例年よりも1カ月前倒しとなり、吹奏楽やポップスなど様々な分野の108組の音色が郡山城跡や城下町で響く。全15会場無料。

 今春完成した郡山城天守台展望施設で午前10時25分にファンファーレが開幕を告げ、続いて郡山中学校吹奏楽部が登場する。会場は郡山城跡のほか「DMG MORIやまと郡山城ホール」や城下町の「金魚の電話ボックス」横の広場、国登録有形文化財・町家物語館(旧川本邸)など。

 音楽祭は「大和郡山をマーチングバンドの聖地に」を合言葉に2009年に始まった。郡山城跡など2カ所で飲食ブースを設け、新たに各会場をめぐるスタンプラリーも実施する。

 実行委員会事務局の馬場麻紀さんは「普段は金魚が泳ぐ城下町を、この日は音楽で染めます」と話す。詳しい日程はホームページ(http://music.koriyama.tv/別ウインドウで開きます)で