ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

これも老い支度?  お墓のこと

2012-04-30 22:58:34 | カトリックの信仰
 嫁いだ先のお墓はお寺の境内にあるので、生来のカトリックである私には何となく抵抗があって若い時に同世代の友人達と市霊園の中にあるカトリック霊園に墓所を買いました。もう10年以上も前でしょうか。その友達と墓石も立てておこうかという話が出て、二人とも乗り気になったのですが先達に『子供の仕事を取っておきなさい』と言われて止めました。

 更に数年して、テレビで北欧だったと思うのですが“散骨の丘“といって、広い所に花々が一杯のモニュメントがあり亡くなった方々のために祈る場所があり、納骨をして貰いたい人は納骨施設もあるけれど、基本はその先にある丘に散骨するというもので、とても心に残りました。墓が無くても死んだ私のために祈ってくれる場所があれば散骨でいいと思いだしました。
その頃、カトリック霊園は墓域に空きの墓所が少なくなり、ロッカー式の墓所と共同墓域を作るという話が出始めました。

 私は東京生まれの東京育ちで、実家の母方も父方もお墓の中に骨壷ごと納骨していましたので、長野へ嫁して初めて親戚の納骨式に参加した時に墓石の下に骨壷から直に散骨した時には本当にびっくりして物です。でも、共同墓域の話が出た時にテレビで見た花に囲まれた場所なら、教会で信仰を同じくする人が祈ってくれるならばそれはとても嬉しいことではないかと思いました。自分名義のお墓ではなくて、直接共同墓域への散骨でいいのではないかと。
実際に霊園の改装がなされたのは2年前。子供たちにもそれぞれにそんな思いを伝えていたと思います。
そして、去年霊園の担当の方にその旨話したら、子供の署名とハンコが必要と言われて改めて息子に話したら、はじめて聞くような反応でした。娘たちは母がいいのならと言いますがちょっと複雑そうでもありました。そういえば私が両親から「○○の置き場所はここ」「▼△はこちら」といざという時に見る場所を何回聞いても右の耳から左の耳にスル―しているように、子供というのは親の「その時」をあらかじめ真剣には受け入れないのだろうなとは思い、すんなり話しを進めてしまうことにためらいもあって、息子の署名もハンコももらわずに置きました。

 入るお墓にこだわりがある訳ではないのです。だってその時に私は死んでいるのですから。でも、迷いはじめてこの春、役員が変わって担当者に迷っている気持ちを伝えたら、あなたの墓域はもう他の人に譲ったよと。(手続き的には署名捺印のある正式な書面は提出していない訳で、墓域変換手続きは完了していないでしょ!とは思うのですが)でもあと5か所墓域が空いているからと、あれよあれよという間にまたまた私名義の墓所復活の方向になってきました。死んだあと、子供たちが決めてくれればいいかとか、『子供の仕事を残しておく』ことになりそうになって、優柔不断な私はちょっと困っています。

 去年、勤務先で埋葬をテーマに講座があったことがありました。その中には樹木葬とか桜葬とか…日本でも十数年前に見た北欧のような考えの人が出てきているのだ!と認識を新たにしました。散骨は日本の法律上手続きが難しいので大まかな墓域を決めておいて、その下に納骨して木とか花、草のある墓域が墓所とする方が受け容れ易いとテレビでも取り上げられました。何で今回、私の墓所が元に戻る流れになったのかというと、役員の方の発想では、(1)地方では特に共同墓域に散骨というのは長年放っておかれている親族と無縁になっている方のためと(2)子供の世代がカトリックではなくて信仰の違う両親(日本ではまだまだ多い)が二箇所の墓所に別れることを面倒に思い一つにしたいので分骨用にというもので、共同墓域を選択するとカトリック霊園の運営組織の中では会員でもなくなるので会費も管理費も払わなくていい存在になってしまう、という点にありました。市への管理費はともかく、信仰が同じだからということでカトリック霊園へという最初の気持ちから言えば、会員ではないというのが引っ掛かり始めたのです。私がそんな話をすると、確かに変だと思っていたという人は何人かおられました。でもそこを変えるには会則を変えなくてはならず、会則を変えるには会員でなくてはならず…と。会員であっても会員でなくても、カトリック霊園の共同墓域に眠りこんな人が教会にいたんだなと思いだして下さる方が少しでもいる間は私のために祈ってくれる、それでいいのですが。

老い支度はなかなかすっきりとは行かないものですね。 

でも、葬儀の時用の写真は用意できそうです。出来上がりが楽しみです。すご~く年齢を重ねる気はさらさらないので余りにも先で「この写真、若すぎない?」と言われない位の時に逝きたいものだなぁと思うのですが、またこんなことをいうと子供たちの嫌~な顔が目に浮かびます。ごめん!

4月も終わり

2012-04-30 09:15:53 | 日々の出来事
今日は祭日振りかえ。曇天です。

気温の寒暖に合わせて、確か4月の初めにも着る物を整理したような気がするけれど…。長野と東京と行ったり来たりだと置いてあるものもあっちこっちで忘れているものがあります。今日も春ものに入れ替え。曇り日のこんな日はそういう仕事に限るのだけれど、何だかすっきりとは片付かないのはもう一回位は肌寒くなる時があるのかなぁなんて思ったりするから。面倒でもこういう整理の時を重ねるしかないのでしょうね。

実家のベランダのすぐ下に梅の木が見えています。朝、洗濯物を干す時にじっくりと見ていたらありました。小さな小さな実が。うちの梅は肉が薄い種類なのかあまり梅干しに向かないような気もしますが、それでも実家で過ごすことが増えた4年前から少しでも梅をつけることにしています。やっぱり楽しいですね。

さぁて、居ななかった間、上京してからの手紙や書類の整理をもうひと踏ん張りしないと!!

あかいか とても美味しかった ♪( ´▽`)

2012-04-29 23:02:44 | 料理
昨日、義妹から鹿児島のあかいかを貰いました。新鮮急速冷凍です。(義妹の親戚は良く新鮮なイカ、魚を釣って送って下さるので、嬉しく福分けにあずかる)

夕食に調理する前にアップしようと思っていたのに、バラバラにさばいてから忘れていたことを思い出しました(ーー;)

私は寿司やで一番に食べるのがイカ、大のイカ好きです。
「今日はいっているイカはなぁに?」と聞くほど好き! イカは季節で美味しく食べられる種類が微妙に違うので、いつでも何かはあります。

あかいかは皮の始末をきちんとしないとただの「硬いいか」になってしまうので、甘くて柔らかいイカにして 母に「イカが美味しい!」と言ってもらうために汗をかいて濡れ布巾でむきました。

・あかいかの細造り
・ほうれん草とエンペラの煮寄せ
・げその唐揚げ
・揚げ茄子のみぞれ和え
・卵焼き
・豆腐の味噌汁 蕗の薹薬味

なのに、撮った写真にあかイカの細造りがちゃんと写っていませんでした。煮寄せもない! 置き方もメチャメチャ (泣)

でも、母が「イカが柔らかい! 美味しい!」と喜んでくれました。寿司やで母は決してイカを食べません。妹が今日はご馳走だった!と喜んでくれました。隣に住む弟義妹宅にはお刺身と唐揚げを届けることができました (^▽^)

これでいいのです!

まだ桜 綺麗でした

2012-04-26 19:11:36 | 日々の出来事
昨日の風と今日の雨ですでに葉桜になりつつあり、見納めかと思いましたが、雨の合間に標高が少し高い所に行ってみました。
いつもはもっと奥まで入れる場所は只今工事中で半分も行けませんでしたが、桜は満開でした。
本当に今年は東京と長野と長期に桜を堪能しました。心置きなく新緑の候を迎えられます。

桜 散り始め

2012-04-25 22:12:19 | 日々の出来事
今日は、久しぶりに一日家に居ようと、昨日の晩は思っていました。
でも、結果はそうはいかなかったです。

お天気も上々、溜めてあった大物も含めて洗濯機を回し、東京から帰ってから色々と広げてしまった机の上の細々したものを片付け、昨日のお料理で余った材料を処理し始めながら、掃除機をかけました。
・余っていた穴子一匹で穴子ご飯
・うど、人参、こごみの胡麻酢和え
・ソラマメの塩茹で

先ず、病気で入院中の友人を見舞う。年下でサバサバしていて、何事にも動じないと思われている彼女と入院前に会ったら、「いやだ~~、○さんと話していると泣けちゃう~~」といいながら涙したので、そりゃぁ大病だもの心配よね。動じていないと思わせる者同士の臭いがあるんです、私たち。今日、手術も成功して、順調に回復に向かっている彼女はやっぱり嬉しそうな笑顔が一杯でした。綺麗だなと思いました。

その後、昨年末にご主人を亡くした友人と(月に一回訪ねているのだけれど)晴れて暑いくらいの日差しの中を、私が駅にキップを買いに行くのに一緒にいくと歩き始めました。通りのあちこちを見ながらおしゃべりして、やっぱりご主人の思い出話になったり、彼女のリクエストでデパートをざっと回ったりして1時間をちょっと越える散歩になりました。「今日はよく寝られそう」という彼女の表情が私にはまぶしかったです、ありがとう。

毎年2泊旅行をしていた友人がここ2年は泊りがけで出かけることができなくなり、桜が綺麗なところに居るから来られない?と誘いの電話を貰って、昨日の予定とは全く違う一日になって「どうしよう!」と思いましたが、「無理しないで、でも話したいなぁ」というのでやっぱり行きました。朝も同じ場所に来たそうです。あんまり綺麗だったからまた来ちゃったという場所は人も少なくて、桜がハラハラと散っていて、地面一杯に花びらが絨毯のようでした。散々、桜の下を満喫してから近くでクリームあんみつを食べながらおしゃべりすること小1時間。話す、話す、早口で次から次へ。この頃彼女が忙しなくて、以前から知っている彼女はあんなだっけと思っていたのですが、今日合点がいきました。気も廻るし、身体も動いて、次から次へとやることが一杯でゆっくりとしていられないのだろうな。久しぶりのお茶タイム、一緒にいられて良かった!! 明日からは雨模様で、桜は見納めですものね。

皆、皆すてきな友達・・・・昨日の晩から携帯をマナーモードにしていて、気が付いたのは電話一本だけ。メール7通と着信2件には気が付かずに居ました。ごめんなさい、です。 どこかに携帯を忘れて何か連絡が入っていたらどうしよう、って思うときには何にも入っていないのに、ね。静かな場所で無いとマナーモードは聞こえないんですね。そういう風に設定しているので当たり前ですが…。

※ クリックすると画面が大きくなります。桜を堪能してください。

今日の献立

2012-04-24 19:57:31 | 料理
今日はカルチャーの上級者のクラスでした。

★しまあじの刺身
★えびと蚕豆のかき揚げ
★笑山胡麻酢和え
★豆腐と蕗の董のみそ汁


しまあじは一尾1,2kgもあったので、9人分になりました。養殖ですがとても美味しそうな刺身が出来上がりました。
えびと蚕豆のかき揚げは彩りと歯ごたえがいいですね。
胡麻酢和えの中身は穴子とこごみ、わらび、うど、人参でした。穴子は一尾200g以上する大きさでそれぞれのテーブルでさばいてもらいましたが、4人で食べるには大きい穴子でした。

  

穴子の顔です。分かりますか? 私が裁いた穴子は口からチョロッと覗かせていたものを見て何を食べているのかなと思って気になりましたが、さばいていったら内臓に小さな穴子の身体が入っていました。頭から食べるらしく、口から覗いていたのは尻尾でした(@_@。

みそ汁の味噌は黒豆で作った私の味噌。豆腐に蕗を刻んで薬味たっぷりにしました。みそ汁が一番『美味しい!』といってもらえたかも。
材料費を出している身としては少しこちらに返してといいたいところですが、太っ腹を装いました。

笑山という言葉を初めて知ったのは長野に来て、木曾谷を5月のGWにドライブした13年前かな。山を彩る緑のグラデーションが本当に綺麗で感激仕切りのときに、友人が「『山が笑う』って言うんだよ」と教えてくれました。秋の紅葉のときにもそんな言い方する人も居るけれど、実は春らしいです。

肌寒い一日でした

2012-04-22 23:05:09 | 日々の出来事
昨日はTシャツの重ね着で平気だったのに、またウールのセーターとジャケットを引っ張り出しました。
この10日くらい万歩計をつけています。ウォーキングを意識して散歩している時も、だいたい8500~1000歩は行きます。昨日も今日も車移動だったので少ないかなと思ったのですが、8556と10652でした。
教会ではいつも6月にやる大掃除を今日やりました。そのためにそんなに働いていないのですが。

気持ちのいい日のウォーキングは気分楽しいのですが、雨模様の今日みたいな日はあえて歩きたいとは思わないですね。

でも、体力が少しずつついてきている感じはします。規則正しい生活です。

五目豆

2012-04-21 22:49:58 | 料理
健康的な食事でした。

今年の味噌作りに使わせてもらった大豆のつまみ食いして、美味しかったので追加注文しました。

五目豆にしたら、やはり美味しい。昆布がとろけましたが。

大豆、こんにゃく、昆布、人参、タケノコです。後から干し椎茸を入れたら良かったと地団駄! でも美味しかったので良しとします。

豆がいい!! 小海産です。Iさん、ありがとうございました。

フレッシュグリーン(新緑)の頃

2012-04-20 23:28:50 | 料理
上田で作った料理です。今日は西洋料理なので、教えるのではなく助手しながら教えていただいたのでした。

★春キャベツのミーとテリーヌ
★ブロッコリーのスープ
★たこのマスタードソースマリネ
★スコーン

オリーブオイル多用でしたので、試食を開始した時はちょっとどうしようと思いましたが、少しずつ、恐る恐る食していたら、完食していました。(この写真は6人分ですよ)どれも簡単でした。

すぐに作ってみる気になる料理はいいですね。