めざせ!国際人

graceの〝英会話"・"異文化"体験記

英語とフラワーアレンジメントのコラボ講座 8月Corsage

2016年08月31日 00時12分07秒 | 英語
英語も学べるフラワーアレンジメント講座」開催いたしました。
日本の暑い夏は、生花が残念ながらもたないので、今回はArtificial flowersを使って
L-shape Corsage」(コサージュ)を作りました!

葉もお花も、すべて1本1本wiringします(ワイヤーをかけます)。更にこれも1本1本
tapingして(テープを薄く巻いて)いきます。想像以上に大変な作業!
corsageって出来上がりの見た目よりずっとずっと手間が掛かっているんですよね。


受講者の皆さまも、コサージュ作りは初挑戦で、細かい作業に
「息をするもの忘れてた!」というほど集中なさっていました。「手が攣りそう…」という悲鳴のような声も。。。わかります!私も初めてこのwiring&tapingに挑戦したときには手が攣りそうでしたし、bouquetに挑戦したときは完成する気がしませんでした。。。

全てのパーツにワイヤーとテープを巻いたら、ようやくL字にデザインしていきます。
これも2parts作って合体させるんです。

皆さま、初挑戦とは思えない出来栄えでした。ご自身で選ばれた花材の色合いもステキでした。


リピーターの受講者さまでさえ、「今までで一番難しかった」とおっしゃっていましたが
苦労した甲斐あって、素敵な作品ができ、さっそくバッグにつけようかなー、と
持っていらしたbagに当ててイメージを膨らませていらっしゃいました。Good ideaですね。
corsageは服だけでなく、髪飾りにしたり、帽子やbagにつけたり、写真のようにgift boxやphotoframeに添えたり、色んな使い方ができます。私はよくgift wrappingの一部に使ったりしますよ。




次回は10月16日(日)Halloween Arrangementです!初心者の方も
どうぞお気軽にご参加下さい!
場所は「三橋の森カルチャースクール」(さいたま市)です。


http://mihashinomoriculture.jp/bosquet/


金魚のイメージ 何色?

2016年08月21日 16時18分03秒 | 日記
和のあかり×百段階段展」にフランス人の友人と行ってきました!重要文化財である百段階段が開放され、日本のお祭りと灯りのコレボレーションが見られるということで、日本大好きの友人も興味深々!

まず入口からたくさんの金魚の提灯と本物の金魚がお出迎え!


圧巻というか素敵な空間でした。実はまだここは入口なのですが、すっかり(?)堪能してしまったというか、時間をかけて楽しみました。
友人も写真撮りまくり。撮影はフラッシュ撮影しなければOKで、みなさんバッチリ撮影されていました。本物の金魚も泳いでいました。


私が単純に「可愛い~~!」なんて喜んでいたら、フランス人の友人が、「フランス語では『金魚』のことは『赤い魚』って言うんだよ。だって赤いでしょ?なのに、なんで日本語や英語では『金の魚』って言うの?赤いのに。フランス人のほうがちょっと賢いよね」って言いました。。。

なるほど、フランス語では、金魚は「poisson rouge(ポワッソン・ルージュ)」。poissonは魚、rougeは赤ですね。
英語はご存知、goldfishです。ちなみに他の国の言葉を調べてみたら、ドイツ語ではGoldfisch、イタリア語ではpesce rossoでした。言語の歴史的にみても納得ですが、英語とドイツ語は「金」、フランス語とイタリア語は「赤」ですね。

みなさんは「金魚」というと何色のイメージですか?

色のイメージって各国違って面白いですよね。
よく言われるところでは、日本人は太陽を赤やオレンジで描く。信号の緑を「青」と言う。
あ、そういえばPeter Rabbitの初期の訳本では、Peterが来ていた「青のベスト」を「緑」と日本語訳してましたよ!

実はもう一つ、poisson rougeのイベントに行きたい!と考えているのですが、フランスの友人は、「なんでこんなに金魚のイベントが多いの?」と不思議がってました。日本の夏=お祭り=金魚すくい、というイメージからでしょうか?それに私はAquariumが好きなのですが、夏に鑑賞すると涼しくなる気がするんですよね。

さて、この「和のあかり×百段階段展」、竜の展示が多かったように思いますが、どれも大迫力。でもやっぱり一番のhighlightは「青森ねぶた」でしょうね。


皆さんは、この夏、どんなイベントに行かれましたか?

シンディー・ローパーのピアノ Cyndi Lauper

2016年08月14日 22時05分46秒 | 英語
昨日の読売新聞で読んで感動した記事。
今回はThe Japan Timesの英文を引用しながらご紹介しますね。
見出しは
Piano repaired with funds from Cyndi Lauper destined for 3/11-hit hospital

アメリカの大物ミュージシャン、シンディーローパーからの寄付を受けて、ピアノが修復されたということですが、destineという単語。destinyという語(デスティニー)から予測できますでしょうか。destiny「運命」の意の名詞ですから、destine(動詞)は、「運命づける」といった「前以て定める、予定する」というような意味なんですね。
このピアノ、2011年3月11日の地震&津波によって被災した石巻の病院へ寄贈されることになっていたんです。
Cyndiは大の親日家で知られていますが、実はこの震災の日、来日していたんですよね。そして海外アーティストが帰国したり、公演をキャンセルしたりするなか、彼女は予定通りライブを行い、震災のための募金活動もしてくれました。

A grand piano damaged by the March 2011 earthquake and tsunami and repaired by the owner of a local musical instrument store will soon be donated to a hospital that is being rebuilt in Ishinomaki, Miyagi Prefecture, after it was destroyed in the disasters.

The piano, restored by Teruo Inoue, 87, with financial backing from American pop singer Cyndi Lauper, will play “recovery tunes” at the reopening ceremony for Ishinomaki Municipal Hospital on Aug. 10.

Cyndiからの寄付によって修復されたピアノが、被災後再開された石巻市立病院のリオープニング式典で演奏されました。

restored「修復された」とは?津波によって楽器店の1Fにあった30のピアノが被害にあってしまったのですが、オーナーの井上さんは諦めずに(undaunted)修理を決心したそうです。

On March 11, 2011, Inoue’s shop, Sarukoya, in Ishinomaki was hit by the tsunami, leaving 30 pianos on the store’s first floor piled on top of each other or pinned under a vehicle.

Undaunted, Inoue made up his mind to repair the damaged pianos.

これを知ったCyndiは、翌年、彼の楽器店にサプライズ訪問したんです!井上さんは彼女のことを知らなかったそうですが…。彼の知り合いの方が、Cyndiを「マイケル・ジャクソンの女性版(a female version of M. J.)のような人だよ」と後に教えてくれたそうですが。

Lauper, who was impressed by Inoue’s activities after hearing about him through an interpreter, made a surprise visit to his shop in March the following year. While Inoue did not know her, he felt excited after hearing his acquaintance say that Lauper is “like a female version of Michael Jackson.”

Cyndiと井上さんは言葉を交わすことはなかったようですが、Cyndiは井上さんにピアノ修復への金銭的援助(financial support)を申し出ました。音楽を通して被災地(disaster-hit areas)を助けたい、という彼女の気持ちですね。これまでも阪神淡路大震災のときも、東日本大震災のときも、Cyndiは変わらずいつもそのように信じて活動してくれました。そんな彼女の気持ちから井上さんはこの金でピアノを修復し、病院へ寄贈することを決めたそうです。

Inoue and Lauper did not exchange words during the visit, but the pop singer offered to provide financial support for his project. Believing that she wanted to help disaster-hit areas through music, he decided to use her money to repair the piano intended for the hospital.

井上さんがこれまで修復してきた5台のピアノの中でも最も大変な修復作業だったそうです。
The piano had been used in an ordinary household, and Inoue said it was the most challenging repair job among the five damaged pianos he has restored so far, he said.

かかった金額は100万円以上。
The repair costs totaled more than ¥1 million.

偉大な歌手からの素晴らしいプレゼント。このピアノが患者さん達や被災者の皆さん(disaster victims)を勇気づけてくれる(cheer up)と信じています、と井上さんはおっしゃっていました。

“This piano is a great present from a great singer. It is sure to cheer up patients and disaster victims,” Inoue said.

ピアノが遂に修復を終え、病院に寄贈され、リオープンの日には音色がお披露目されたことは、Cyndiにも伝えられました。
そのコメントが昨日の読売新聞に掲載されていましたが、井上さんと同じように、このピアノが皆さんを元気づけてくれることを信じているとおっしゃっていましたよ。

日本を想ってくれた海外の方達、たくさんいらっしゃいました。
Cyndiも本当に素敵な方ですね。感謝します。

8月7日は「お花の日」 OHANAとは?

2016年08月08日 00時39分30秒 | 文化比較
8月7日は「はなの日」ということで、私の愛するお花の日です!語呂合わせでいくと、ほぼ毎日が何かの記念日になりそうな?

日本の暑い夏には、お花はなかなかもたなくてかわいそうなのですが、そんな猛暑日が続く中、お花の日を迎えるわけですね。。。



涼しくてお花がずっと生き生きしていたイギリスの夏が恋しいです。。。

ところで「OHANA」というハワイの言葉をご存知ですか?
私は最近知ったのですが、「リロ&スティッチ」をご覧の方はピーンとくる言葉のようですね。
OHANAはハワイの言葉で「家族」を意味します。でも、血縁のある家族に限定した言葉ではないそうで、親しい家族のように思う絆をOHANAというそうです。ハワイに暮らすほとんどの人が、アジアの血、もしくはハワイアンの血を引いているため、ハワイは日本人にとって馴染みやすく住みやすい所ですよね。
日本語を使おうと思えばたいてい通じますしね。ハワイの子どもたちの多くが、学校の選択教科でに日本語のクラスをとって学んでいるそうですよ!なんか嬉しいですよね。

ハワイの学校にはいろんな人種の子どもたちがいますし、クラスのサイズも小さいのです。それぞれのバックグランドを自然と尊重し合っていて、学校でも家でも、このOHANAの精神が大切にされているんですね。素晴らしいです。

そんなわけで、「お花の日」にちなんで、ハワイの「OHANA(家族)」の精神にも思いを馳せていました。。。