めざせ!国際人

graceの〝英会話"・"異文化"体験記

イギリスのお菓子&アメリカのデザート&英語の音

2015年07月04日 23時29分10秒 | 日記
先日、イギリスのクッキーをいただきました。

FOX'SのCrinkle Crunch!
crunchとは「ぼりぼり」「ザクザク」という食べるときの音を表現しています。crinkleというのはよく「波型の」という意味で使ったりしますが、このクッキーはとくに波もしわも寄っていないので、こちらも「音を立てる」意味で使っているのかもしれません。
英語の大切なリズム、頭韻がお分かりになると思います。
「クリンクル・クランチ」。頭のcrの部分が韻を踏んでいますね。
英語の頭韻や脚韻といった、とてもリズムがいい音。英語の特徴ですね。

そしてパッケージには「more yum per crumb」と書かれています。
crumbは、「ちょっと」「ひとかけ」の意味なので、「一口食べるごとに美味しさが増す」「食べるたびに美味しくなる」ってことでしょう。
こちらも発音してみると、リズムが良いのがわかりますね。
moreモアとperパー。yumヤムとcrumbクラム。
カタカナで表記するとちょっと英語の音と違いますが、韻は伝わるでしょうか。

そしてこのFOX'Sのchief biscuit officerである「Vinnie」というパンダがかわいい!

彼の仕事のほとんどはビスケットの試食だそうで、だからこそ、美味しさ、「一口食べるたびに美味しくなる」というのを保証してくれるんだそうです。
A large part of my job making biscwits, is tasting biscwits. So I can personally guarantee that these biscwits are not just delicious, but have more yum per crumb in every bite. Got something to say on the matter, contact me.

と言っています。なんとVinnieは、twitterもFacebookもやってましたよ。人気者ですね。
あ、そうそう。以前のブログ記事にも書きましたが、私たちが言う「クッキー」のことを、イギリスでは「ビスケット」と呼びます。アメリカでは「クッキー」です。
アメリカで「ビスケット」というと、ケンタッキー・フライド・チキンの「ビスケット」のようなものをイメージします。

そして、最近日本でも飲食店ではやっているという、「popover」!
こちらはアメリカのデザート、というかパンです。
小麦粉や卵で作るシンプルなパン。生地がぷく~っと膨らんで、中身は空洞です。
その名の通り、焼き型から頭が飛び出るので「popover」です。
popcornもそうですが、pop=飛び出る、の音が好きです。
"pop" 発音してみてください。「ポンッ!」とはじける感じが出ていますよね。

ネットでもレシピがたっくさん検索できました。やっぱり流行っているようです。
作ってみようかしら?
ポップオーバー自体はシンプルなので、いろんなアレンジができそうです。

パンケーキ、フレンチトースト、台湾かき氷に続いて、ポップオーバーは
大人気となるかしら?