goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

小花への偏愛

2007年10月20日 | 07 花たち



【マルバルコウソウ・丸葉縷紅草・丸葉留紅草】ヒルガオ科

午前中には萎んでしまう花たちにも、おじさんの時間帯でも出会えるようになった話は、ツユクサの時にしましたよね。
日照時間が短くなったせいでしょうかね。
気温は、関係無いですよね。

そのおかげで、きれいなアサガオにもお目にかかりましたし、ルコウソウのお仲間の、可憐な姿を拝見することも出来ました。

先週の日曜日、マイ花マップの、マルバルコウソウが咲く野原に行ってきました。

野原なんてね・・・  嘘です。

もとは農地だったのを、今年から杉並区が借り受けて、10年間は公園の管理地になったと書かれた看板が立てられています。
公園ですよって風には造成していないので、まだあまり人が踏み込まないため、野草たちが好き勝手に生えているのです。
こいう空間は、都会で花を追っかけている人間には、ありがたいですね。
農地だった昨年も、マルバルコウソウが群生してるのを見かけていたので、期待していました。

近所の道路脇の植栽のなかでも、花を見かけることはあるのですが、花数が少ないんですよ。
どうせならね、たくさん咲いてるところを見たいですよ。

小さなオレンジがかった赤い花が、足元にたくさん咲いておりましたよ。

この花を見て、やっぱりおじさんは小花が好きなんだなって再認識しました。
まあ、年に数回は、そんなことを思ったりしますが。

ハート型をしたアサガオに似た葉っぱが、名前の由来です。

先にルコウソウ・縷紅草(未見です。今年も出会えませんでした)が日本にやってきたんだそうです。
「縷」は、糸という意味ですから、ルコウソウとは、「細い糸状の葉で、赤い花(白花もあり)が咲く草」という意味になりますかね。
コスモスの葉をイメージしてください。

そのルコウソウに似ているが、丸い葉っぱなので、マルバルコウソウ・丸葉縷紅草と命名されたようです。
両者を区別するために付けられたんでしょうけどね。

ルコウアサガオ・縷紅朝顔という別名もあります。


マルバルコウソウは、完全に野草化しております。
江戸時代末期に、観賞用として熱帯アフリカからやってきたものが、日本の風土に溶け込んじゃいました。
違和感無く、そこに在る風景になっております。



あっ、ヒルガオの蕾、見っけ~~
どちらも、ヒルガオ科だもんね       



モミジバルコウソウの開花しているものにも、出会いました。
写真だけでも紹介しておきましょう。


昨年アップしたのと、同じ場所の花です。

モミジバルコウソウについての詳細は、昨年の記事「紅葉葉、愛おしく」をご覧になってください。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
季節の移ろい (ポージィ)
2007-10-22 11:16:23
こんなところにも感じますね。
しばらく前には午後の時間帯には萎んでしまったか萎みかけた花しか
見られなかったのに、このごろでは初々しく咲いている花をたくさん
見られるようになりました。
ツユクサに続いてマルバルコウソウも、悟郎さんの時間帯でもばっちり。
よかったですね。

園芸界では、マルバルコウソウが、ルコウソウやモミジバルコウソウに
押されてしまったのもわからなくはないですが、野に自然に咲いている
マルバルコウソウは実に鮮やかで美しいですね。
1輪2輪で存在感十分。私も今年は、数箇所で見ることができました。
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ポージィさんのところでも、 (noodles3)
2007-10-22 23:24:17
愚痴ったのですが、今のところ今年は逢えてません。
まあ、理由はタデ科を追いかけてばかりいた(笑)ってことで、ある場所はわかっているのですが、行けずにいます。。。
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コメントありがとうございます! (悟郎)
2007-10-23 01:15:31
★ポージィさん

おかげさまというか、私の時間帯でも、きれいに開花している状態のものたちとも、対面できるようになりました。
アメリカアサガオにも出会っちゃいました。
ただ、そろそろお終いだということは、見て取れます。

マルバルコウソウは、野生化したものが主流のようですね。
モミジバは、まだ野生化しているものは、出会ったことありません。
同じような花に見えても、逞しさが、微妙に違うんでしょうか。
この花色は、日本のかたでは無いですよね。
でも小花であることが救いになって、風景に溶け込んでいると思います。
不自然さを感じません。
もっと大きかったら、違和感を感じたでしょうけどね(笑)。

★noodlesさん

まだしばらくは咲いていると思われますよ。
タデ科に一区切りがついたのですから、他の方たちにも、暖かい視線を向けてあげてくださいね(笑)。
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