あれれ・・・ あなたはどなたですか?
ピンクのジャノメエリカさんじゃなく
上から顔を出している、黄色いあなたのことですよ
3月1日、小雨が降ったり止んだりする生憎の空模様のもと、花との出会いを求めてうろついていたのですが、そろそろ引き揚げようかと思っていたとき、緑道の水路脇の植え込みで、こちらと出会ったんですよ。
今年も黄色い春告げ花たちは数多く紹介してきましたが、それに繋がる花なんでしょうかね。
でも過去には、こちらとの出会いを持ったことありません。
横から近付いてみますとね、凄いことになってましたよ。
ジャノメエリカの生垣に、のしかかっています。
バックステージを覗いてみると、
枯れ枝のような細い幹が、
ジャノメエリカの植えられている位置より
もう一段下から伸びています。
ざっと計るに、4mは越えてますね。
向こうにもう1本、同じものがあります。
ジャノメエリカにもたれかかっていなかったら、完全に倒れてしまっていることでしょうね。
支柱が無いとこの細い幹では、まっすぐ立っていることは出来そうもありません。
記憶にありませんね、この時期に黄色い花を咲かせるこんな木を見かけたことは。
ただ花にはね、なんだか見覚えがあるんですよ。
こちらなんですけどね、咲き始めたばかりのようです。
可愛いでしょう?
どここから見てもキク科の花です。
黄色い小さな花が、頭頂に固まっています。
松葉のような葉っぱにも特徴がありますね。
ハハ~ン、もしかしてあの花のお仲間かなと閃きました。
街角のコンクリートブロックのなかや、ミニ花壇に寄せ植えされているのを見かけたことのある花です。
昨年撮っておいた写真を見ていただこうかな。
08/2/11撮影
いかがですか、こちらの花、見かけたことありませんか?
ここ数年、おじさんの回りでは見かける機会が多くなってきています。
でもこちらは精々が30~40cmの高さです。
それに木本じゃなくて、草本だと思ってましたけどね。
goro’s 花 Diaryにも、過去にちらっとだけ紹介したことがあります。
雨も降り続いておりましたのでね、取り急ぎ写真を撮って帰ってきました。
ちゃんと紹介いたしましょう。
【ゴールデンクラッカー 】キク科ユリオプス属
やっぱりそうでした。寄せ植えにされてたあの花と同じものでした。
ゴールデンクラッカーは鉢植えで売られているものは、茎がしゃきっと立っています。
今回出会ったものは、多くの枝をあっちこっちと不規則に伸ばしておりますのでね、もしかしてお仲間かとは思いましたが、まさか同じものには見えませんでしたよ。
南アフリカ原産の常緑低木です。
属名からもわかるように、冬のお助け花の「ユリオプスデージー」の仲間です。
ユリオプス属は南アフリカからアラビア半島に100種類ほどあるんだそうですよ。
ゴールデンクラッカーはユリオプスデージーほどではありませんが、そこそこの耐寒性もあり、暖い地域だと地植えでも越冬は可能で、最低気温の目安は0℃だそうです。
東京だと、越冬ライン、ギリギリのところでしょうか。
「ゴールデンクラッカー・Golden Cracker)」の名前は、分枝した枝の先に、1㎝ほどの小さな黄色い花が弾けるように咲くことを、細い紙のテープを飛ばすクラッカーに見立てたことに由来します。
学名は「ユリオプス バージネウス・Euryops virgineus」ですが、「(ユリオプス)ゴールデンクラッカー」で通っています。
英名は、[ハニーユリオプス・Honey euryops」だそうです。
花期は一般に1~5月頃と、長めです。
検索すると、とにかく成長が早くて、お行儀が悪いくらい枝を伸ばすので、惜しげもなく剪定したほうがいいと書かれているサイトもありました。
この奔放さこそがゴールデンクラッカーの本領なんでしょうが、美しい姿で管理するには、じゃじゃ馬を馴らすように手間隙かけなくてはいけないでしょうね。
やってみますか、じゃじゃ馬馴らし。
可愛くない。
お店に入ってくるのは、30cm位で
コニファーやネモフィラと寄植えすると可愛いのに。
このバサバサした枝、切りたくなりますね。
でももっと驚いたのは、ジャノメエリカの生垣があるという事です。
こちらでは見た事無いですよ。
あまりに大きくなるので撤去しましたが・・・
茎が木のようになるのは同じですね
やはり短く育てたほうがかわいいですね
じゃじゃ馬になる前に・・・ですね
知らないことばかりでこちらで色々勉強させていただいています
でもまさかここまで伸びないか? 頭の上に?マークを
掲げつつ記事を拝見。やっぱりゴールデンクラッカーだったのですね。
4メートルですって!?ジャノメエリカに前をさえぎられているから
頑張ってより高く!と伸びたのかもしれませんが、それにしても。
園芸店で見かけるものはもっと丈が低く直立して可愛いですよね。
つい欲しくなる姿をしています。それがこんなになっちゃうんですね。
じゃじゃ馬馴らしが苦手な私は手を出さないほうがよさそうです。
ところで、昨年、玄関前のプランター用にジャノメエリカを植えた
とお話した(書いた)の覚えていらっしゃるでしょうか。
ハイ、西日サンサンの夏は無事越してくれました。今は新芽が
出てきていますよ。でも!!買った時の円錐形は跡形もありません。
1本1本の枝ごとに伸びたり伸びなかったりで、あっというまに
被っていた猫を脱いで、最初とは似ても似つかぬ姿に変身しました。
しかも花が咲かなーい。ジャノメエリカも、私が手を出してはいけない
じゃじゃ馬さんだったようです。涙~
咲きだしてますもんね、ジャノメ〜。。
ゴールデンクラッカーっていうのですか。
はじめて見た気がします。
大きかろうが、小さかろうが、この花の姿を焼き付けておけば良いですね。
この姿には驚かされました。
ゴールデンクラッカーといえば、30~40cmほどの草丈としか思っていませんでしたのでね。
可愛くないですか(笑)。
小さい頃から適度に剪定していれば、それなりの姿になると思うんですけどね。
ジャノメエリカの生垣、やっぱり珍しいんですね。
マイフィールドにはいくつかあるんですよ。
恵比寿ガーデンプレイスには半円形の通路に沿って、30~40mの生垣がありますよ~~
★気ままさん
ユリオプスデージーも大株になりますよね。
そうそう、年月が経つと茎が木質化しちゃいますよね。
剪定に失敗すると、とんでもないことになっちゃいます。
切るときは潔くですかね(笑)。
私も知らないことばかりなので、毎日が勉強です。
検索、しまくってます~~(笑)。
★ポージィさん
私も?マークを飛ばしながら撮影しました。
どうみてもゴールデンクラッカーなんだけど、こんなオバケのようになるのかどうか、まったく知りませんでしたのでね。
お仲間くらいに思っていたら、ご本人さまでした(笑)。
ときに5mにもなるそうですよ。
見慣れたお姿からは、とても想像できません。
切り花でも使われていますよね。
この手のタイプは、大胆に剪定するしかありません。
もったいないなんてつい思っちゃったら、後で後悔するはめになるでしょうね。
でもここまで成長するとは、誰も思わないでしょうね。
ポージィ家にやってきたジャノメエリカのこと、憶えていますよ。
そうですか、姿を変えてしまいましたか。
円錐形を保つには、それこそ大胆な剪定が必要なんじゃありませんか。
新芽が出てきているんですね。
そこには今期は花は咲かないでしょうしね。
根元近くの枝を間引いて風通しをよくして、ポージィさんなりの樹形にするのがいちばんなんじゃないでしょうか。
マイリビングにのジャノメエリカは、20㎝ほどの高さに切られちゃいましたが、それでも元気に枝を伸ばして、花も咲いていますよ。
このじゃじゃ馬さん、少々手荒なことをしても大丈夫そうです。
鞭を入れて、手なずけてください~~(笑)。
★noodlesさん
ジャノメエリカは、あっちこっちで咲いていますね。
そこそこ撮ってありますが、これで倉庫行き決定です~~(笑)。
ここまでの大株を見かける機会は少ないと思いますが、以外に身近なところにあるかもです。
松葉のような葉っぱを覚えておくと、辿り着けるかもです。