goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

エリカの花咲くとき

2008年01月25日 | 08 花たち


ラジオ深夜便の誕生日の花のコーナーで、本日(24日)の花としてエリカが紹介されていました。

担当アンカーは、「のど自慢」の司会を長らく務めていた宮川アナだったんだけど、つい笑っちゃいました。
いえね、エリカの花についてのエピソードがね、西田佐知子の「エリカの花散るとき」と、エミリーブロンテの「嵐が丘」のヒースのことだったんだよね。
だよな~~って、相槌打ってしまいました。

おじさんもまったく同じです。
過去記事でエリカの花を紹介したときに、エリカの花との衝撃的な出会いの話にからめて、やっぱりこのふたつのエピソードを書いています。
ある世代から上の人間にとって、エリカと聞いて思い起こすのは、きっとこのふたつだけだろうな。

若い人にとってのエリカとは、沢尻エリカだろうけどな。
実際「エリカ」で検索かけると、エリカ様の記事ばかりです。
花の「エリカ」に辿り着くのは、至難の業です。
クソ~、エリカめ!

ちなみに、エリカとヒースとは、同じ植物です。

「嵐が丘」はともかくとして、西田佐知子を知ってる世代は、少数派になっています。
NHK御用達の鉄道タレントと化している関口知宏のお母さんだと説明したら、フーンっていってたお若いかたがいらっしゃいました。

ラジオ深夜便の懐かしの歌のコーナーで、ときたま西田佐知子の歌に接する機会がありますが、歌声を聴いていると、素晴らしくいい歌手だったんだということがわかりますね。
ノンビブラート唱法で硬質な音質で、低音から中音域にかけて艶があり、ハスキーな高音には、せつない色気があるんだよね。
お子ちゃまだったおじさんには、全盛時の彼女の良さはイマイチわかっていなかったようです。
今だと、都会的で大人の歌い手だということが、理解出来ます。
西田佐知子と同じラインの歌手は、昔も今も存在していないのじゃないかと、そう思いますね。

寒空の下、エリカの花咲くときがやってきていますよ。


【ジャノメエリカ・蛇の目えりか】ツツジ科

エリカのお仲間には、南アフリカ系とヨーロッパ系の種類があるようですが、数多く見られるのは南アフリカ原産のグループです。
そのなかでも、このジャノメエリカをいちばん多く見かけます。
おじさんが初めて出会ったエリカも、このジャノメエリカでした。

2メートルにもなる大型の常緑低木で、暑さには少々弱いところがありますが、耐寒性は優れていますので、東京でも露地植えされています。
丈夫で育てやすい植物のようですよ。

冒頭の写真のように、生垣風に植えられているのも見かけるようになりました。

白っぽいピンクから濃いものまで、花色にもバリエーションがありますが、特に濃いものをベニエリカと称することもあるようです。

ツツジ科によくみられる小さな釣鐘形の花で 、黒い葯が特徴的です。
この黒い葯を、蛇(へび)の目に見立てたのが、名前の由来です。
エリカは「Erica melanthera 」という学名からです。
ヒースは英名の「Heath」で、「荒野」という意味があるそうです。


エリカには多くの種類があるといいましたよね。
園芸種なども、次々と投入されているようです。

昨年出会ったエリカたちが、おじさんの花倉庫に眠っておりましたのでね、それらを紹介いたします。
品種の特定は、やっておりません。

以上の4点は、すべて5月3日に撮影したものです。

次の2点は、今年になって出会ったエリカです。

 

♪空の雲に聞きたい 海のかもめにも

 エリカの花の 咲くところ

 逢えなくなって なおさらに

 烈しく燃える 恋ごころ

 エリカ エリカの花の散るときは

 恋にわたしが 死ぬときよ・・・・・・


 (「エリカの花散るとき」 作詞:水木かおる)



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4 コメント

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エリカといえば (K坊)
2008-01-25 09:48:49
こぐまさん、あなたのコメントが楽しみ?です。

私は「エリカ」というと、ナチスの軍歌を思い出すんですけど・・・(笑)  いい歌なのヨ。
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エリカ (ポージィ)
2008-01-25 11:06:18
先週の土曜日、一鉢買っちゃったんですよ、エリカ。
玄関に置いているプランターのゴールドクエストの枯れが
こんできたので変えようかなーと思って。寒くてまだ作業する気になれず
そのままにしてありますが、薄いピンクの花が山のように咲いています。
夏の強烈な西日にも耐えてくれるかなぁ… それがちょっと心配です。

悟郎さんのエリアには、こんなふうに生垣風に植えられているものも
見られるのですね。なかなかよいですね。こちらの近所では、
園芸屋さんでは売られているのに、見かけることは稀です。なんでかな?
花が細長いタイプは全く見かけません~~

西田佐知子さん、分からないのです。でも関口知宏さんの
お母さんなんですか。へぇ~ 両親の名前から一字ずつとって
付けられた名前だったんですね、知宏さんは。

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見たことあるような・・・ (noodles3)
2008-01-26 00:06:56
でも、撮影していないのだから出逢ってないのか??

こんな可愛い小花を、撮らないはずないし。。。

因みに、友人にえりかさんがいます(笑)。
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コメントありがとうございます! (悟郎)
2008-01-26 03:32:32
★K坊さん

フフフ、そうですね。
一昨年の記事にコメントもらってるのでね、今回は、さて・・・

ナチスの軍歌?
知らないな。

★ポージィさん

そうだったんだ、ポージィ家にやってきてるんだ、エリカさん。
玄関を飾る予定なんですね。
ここのところ、ひるんでしまうような寒さですものね。
お天気と相談して、作業なさってください。
夏の強烈な西日ですか・・・かなり厳しそうですね。
でも、かなり丈夫な植物と見ていますよ、私は。

ここの生垣は凄くてですね、アーチ状で30メートルほどあるんです。
いっせいに咲いたら素敵な風景になるんんじゃないかと、期待しています。
こちらでも、そんなに頻繁に見かけるということはありませんが、それでもちょこちょこ見かけます。
個人宅の鉢植えというケースが、いちばん多く見かけますけど。

そうですか、ポージィさんは西田佐知子のこと知りませんでしたか。
境目の世代なのかな?
私などは関口知宏がデビューしたとき、あ、両親の名前から1字づつ持ってきたんだって、すぐわかりました。
知宏の母親が、西田佐知子なんですよ。
いい歌手でしたよ~

★noodlesさん

そうですよね、出会ってたら必ず撮っているはずですよね。
意外と、街なかで出会いのチャンスがあるかもです。
まだまだ咲いていると思いますので、そのときは是非。

えりかさん、当ブログにコメント残してくれる、ある方の本名です~~(笑)
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