キラ~~リ キラッ!
マイリビングの河津桜の現況はどうなっているだろうと思いましてね、顔を出してみたんですよ。
そうしたらなんと、ツララがぶら下がっているではありませんか!
1月23日、先週の金曜日の出来事です。
ツララを東京の都心で見るチャンスなど、滅多にありません。
屋根に降り積もった大雪が、日中の陽射しに温められ、融けて流れて滴る水滴が、深夜から早朝にかけての厳しい寒気に見舞われると、雫が凍りついてツララ一丁出来上がり~~
もし都心でツララを見るとしたら、こんな状況しか考えられません。
それだって年に一度あるかどうか、いえいえ数年に一度あるかどうかです。
もっともらしく書きましたけど、これって想像力の賜物かもしれません。
こういう風景を確かに見たとの記憶はあるんだけど、もしかしたらこれって東京でじゃ無いかもしれませんね。
もちろん23日当日も前日も雪は降ってはおりません。
ツララが出来るような環境は、露だに無かったんですけどね。
この場所には10本の河津桜があります。
あっちの枝にもこっちにも、ツララが下がっています。
絵になるツララはどれかなと撮っているうちに、こちらと出会いました。
ハハ~ン・・・ そういうことね
初めから疑いの気持ちがあったことは確かですが、それでもこちらを見るまではツララだと信じ込み、思い込んでおりました。
こんな光景はおいそれとは見られないので、薄曇りで光量不足のなか、ピント合わせに苦労しいしい、シャッターを押し続けましたよ。
手袋を脱いで指先でつついてみますとね、プルン~ プルルン~~
そうなんです、触るまでのことはなく、樹液の塊りだと理解しましたよ。
アチャチャ、ヤラレタ~~
樹液だとわかった瞬間、おじさんの口をつて出た言葉です。
まさかこんな風に樹液が出ているなんて、思ってもいませんでしたしね。
すっかり騙されてしまいました。
騙されたというのは正確ではありませんね、こちらの思い込みですから。
河津桜にしてみれば、ツララの振りをして騙そうとしていた訳じゃありませんものね。
冷静に考えれば分かることです。
おじさんが顔を出したのは、午後4時ですよ。
曇り空とはいえ、あの日は15℃近くまで気温が上がり、まさに春めいた一日でした。もしもです、もし早朝にツララが出来ていたとしてもです、午後の遅い時間まで残っているなんてことはありえません。
過去記事でもこんな「騙され話」を報告したことがあります。
近いところだとこんなこともありましたし、とんでもない赤っ恥もありました。
その都度、なんだか嬉しくなっちゃうおじさんがいるんですよね。
今回の「騙しのテク」は、殊更嬉しかったです。
人間の関わっていない自然界だけの「騙し」ですのでね。
それにしても、この樹液は不思議です。
今まで見たこと無いのはもちろんですが、大体何のために、どこから滲み出てきたんでしょう。
幹を傷つけたり、枝を切り落としたあとに、樹液が出ているのを見かけたことは昔からあります。
本体を守るための術だったりするんだろうと理解しています。
でもこの河津桜たち、切り口から樹液が出ているんじゃ無いんですよね。見た目にはですが。
内なる何かのエネルギーが、樹液となって現れたんでしょうか。
そうなると、おじさんには理解不能の現象です。
わかりません。
そうそう、マイリビングを訪れた本来の目的は、河津桜の開花チェックでした。
蕾の塊りもほどけて、花柄まで確認出来ます。
お天気次第では、いつ開花してもおかしくない状態でした。(To be continued)
今頃はもう咲いていますね。
トップの写真はツララに見えますよね。
あれ樹液なんですか。
樹液は木が夏から秋にかけて、冬に備え養分を体内に貯めて、芽が動き出した時、根から土の中の養分を吸い始めると、余った養分が樹皮から染み出ると、聞いた事があります。熊やリスが冬眠する前にたくさん食べるのと同じ事見たいですよ。
河津桜の開花は、昨年が異常に遅かったのですが、今年は順調に進んでいるようです。
やっぱりツララに見えました?
私は完全に騙されちゃいました。
樹液だと、思います。
>余った養分が樹皮から染み出る
そんな現象があるんですか。
それなら納得ですよね。
傷も無いのに何故樹液が染み出すのか、不思議だったんですよね。
素敵な情報、ありがとうございました。
樹液で遊んだんですよ、昔 ~ ~
生家の隣りの家に、大きな桜があったんです。同い年のチィちゃんという女の子がいて、その子とよくこの樹液を取って遊びました。
大きな木の幹からしみ出て盛り上がっていましたっけ。それを掻きとって紙に包んで大切にしてましたよ。
この樹液を、ほんの少し、右手の親指と人差し指で挟んで、よくネバリを出してから、指をそっと2センチばかり開くと、粘って白く糸を引くんです。樹液の糸です。
これを左手の小指にからませるのです。何回も何回もこれを繰り返すと小指のうえに白い綿のように溜まります。
つまり、樹液の綿アメ状態ですね。
えっ?溜まったらどうするって?。
どうするって言ったって、つまり、パクリと食べちゃいます。
桜の木独特のにおいがしたのを憶えてますよ。
掻きとって固くなったものは、また、舐めて柔らかくして、綿をつくるんです。
なんか、汚いなあ、とは、今 思うことで、子供のころは平気でしたね。
悟朗さんのアップを見ていたら、懐かしくて…
あ、スカンボの新芽、食べてみました。
猛烈にスッパかった。 ブル^ブル^でした。
って、完全に信じましたよ。ツララと呼ぶにはあまりに小さいけれど、
それでも水滴が凍ったんだなって。
正体は樹液でしたか~ (笑)
自然と樹液が染み出てくるなんてことがあるんですか。
それは知りませんでしたが、わが家のハナモモは、消毒も
なーんにもしていないので、コスカシバの害?らしきものが
たくさん見られます。幼虫が幹の中に入り込んで食べるため、
その穴から樹液も染み出ます。そして雨が降ると樹液が水を
含むからか膨張してよく目立つのです。昨日今日と雨で濡れて
今朝もよく目立っています。放置していると枯らされてしまうかも
しれないんですけど、いかんともしがたく…
川津桜のツララの正体は、傷もないとのことですから、
ロッキーママさんの仰るように余った養分が染み出てきている
現象なのかもしれませんね。それなら安心♪
それはそうと、蕾がずいぶん大きくなりましたね!!
もうこんなに伸びてきて。じきに咲きそう!!
わぁ、そうだったんだ。
子供時代にサクラの樹液で遊んでいたんですね。
樹液で綿飴ですか。丹念に時間をかけて作っていくんですね。
女の子らしい優しい遊びですね。
それをパクリですか(笑)。
そうなんだ、サクラの木の香りがするんですね。
そうと知ったら、是非とも試してみたくなりました。
チャンスがあれば、今すぐにでもやりたいです~~
スカンポの新芽食べてみましたか。
酸っぱかったでしょうね(笑)。
この酸味を活かせば、いろいろな料理に使えますよ。
★ポージィさん
ポージィさんも騙されちゃったようですね。
でも見た目はツララそのものでしたのでね、私もコロリでした(笑)。
茶色のを見つけたとき、あれ?と思って触ってみたら、プリンとした柔らかい樹液の塊りでした。
ポージィ家のハナモモの木は、コスカシバの害で樹液を出しているんですか。
へえ、雨が降ると膨張して大きくなるんですね。
ブヨブヨになっちゃうってことですよね。
そういう状態のものは、見たことありませんね。
ただここで紹介したツララは、その2でも書きましたが、すべて無くなっていました。
見る限りでは穴は確認出来ませんでしたので、ロッキーママさんの仰るような現象だったんでしょうかね。
次に行ったら、もっと細かくチェックしてみます。
でもハナモモは心配ですね。
消毒以外には打つ手は無いんですか?
枯れてしまうのは、残念ですのでね。
開花宣言こそ出しませんでしたが、チラホラと咲いていましたよ。
あとは気温次第ですね。
このつららもどき(笑)。
辛うじて咲き出しました。
これからは早くなるんじゃないのかな。
西郷山のも間もなくかもしれませんよ。
味見をしなかったことが、返す返すも残念です~~(笑)。