【ヒイラギナンテン・柊南天】メギ科ヒイラギナンテン属
前回紹介したマンサクのすぐ脇にありました。
公園にはよく植えられています。
あたかも葉の表面にニスを刷いたような照りがあり、真っ赤やゴールドに色付いて越冬しているものをよくみかけます。
糖分を葉に集中させ、じっと我慢の子で寒さをやり過ごし、花咲く春を待つんでしょうね。
一足早目の春を迎えているものもありましたよ。
中国南部、台湾、ヒマラヤなど東アジア原産の常緑低木で、日本には古い時代に中国からやってきています。
江戸時代に薬用や観賞用として導入されたとの記述もありました。
お仲間の「セイヨウヒイラギナンテン」は冬の花として紹介しておりますが、こちらは春を告げる花のひとつです。
セイヨウくんが総状花序を上に伸ばすのとは対照的で、ヒイラギナンテンは枝垂れるように伸びていきます。
花は花序の根元から咲き始め、先端に向かって徐々に花開きます。
これは両者とも同じです。
一足先に花を咲かせたセイヨウくんはほぼ先端まで咲き進み、そろそろ終りの様相をみせています。
花だけで両者を見分けるのは、まず無理でしょうね。
まったく同じと言っていいほどですのでね。
ヒイラギナンテンの園芸種がセイヨウヒイラギナンテンだったりします。
花びらのように見えるのは萼片で、ほんとの花びらは中心部に筒状に集まっている部分です。
棘のある葉がモクセイ科のヒイラギに、株全体の姿が同じメギ科のナンテンに似ていることから、「ヒイラギナンテン・柊南天」と命名されました。
中国からやってきたので、「トウナンテン・唐南天」の別名もあります。
またひとつ、黄色い春がやってきましたよ。
知りませんでした。
なんで、開ききらないんだ?
って、いつも思っていました(笑)。
あ、ご指摘感謝です。
気負っているときに限って、ああいうポカをやっちまいます。。。
まだまだです。
こんなに近くで見た事はありませんでした。
何処にでもあるし、あまり目立たない木ですよね。
触るとチクチクするし、あまり良いイメージがありません。
秋にブドウ見たいな実を付ける時だけ、目に入ります
ことありますが、こんなにも真っ赤になったのは初めて見ましたよ。
まるでオカメナンテンのような色ですね!
近所で見かける、紅葉してないヒイラギナンテンは、まだまだ
かたーい蕾です。それがこんなに咲いているものにも会われた
のですねぇ。どの世界にもせっかち君はいるようで(笑)
この綺麗な黄色のさきがけも、春近しを教えてくれていますね。
そうなんですって。
実は私も、今回初めて知りました(笑)。
接写でばっちり撮ってみてください。
訂正されるかなと思っていましたら、そのままだったので、ついつい。
重箱の隅をつつくようで、すみませんね。
でも気になっちゃうんですよ。
もっと太っ腹人生を送りたいです~~(笑)。
★ロッキーママさん
しげしげと見たことありませんでしたか。
なかなか可愛い花が咲くんですよ。
そろそろお目見えすると思いますので、是非ともご覧になってください。
確かにどこにでもありますね。
柊などと同様、泥棒除けに植えられているんでしょうか。
青い実も可愛いですよね~~
★ポージィさん
かなり濃く紅葉しているものがありますよ。
場所にもよるんでしょうが、経験則だと陽当たりのいいところのほうが濃いように思います。
私は逆なんじゃないかと思ってましたけどね(笑)。
そちらのヒイラギナンテンはまだ固い蕾ですか。
今日プラプラしていましたら、開花しているものもかなり目に付くようになりました。
まずせっかち君が登場して、咲いていいんだと分かれば、あとは一気にやってくるでしょうね(笑)。
いろいろな黄色い春たちが、スタンバってますね~~