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本を読もう

先日、電車から降りたとき、ある中学生といっしょになりました。

制服から見て、私立の子だな、とは思ったのですが、この子の行動が実は大変珍しかった。

つまり、彼は電車の中で本を読んでおり、かつ、それが大変面白かったのか、そのまま、本を開いたまま、電車を降り、エスカレーターでもそのまま読み続け、かつ改札口を出て、近くのソファーにすわり、また読み進む、という状況にあったわけです。

最近はスマホを歩きながら見ていて、事故に遭うというケースを良く耳にしますが、本を開いて歩いている子は、まず見かけない。

まあ、そういう行動には多少問題があるものの、そこまで読みたい、と思っているものがあることは大変すばらしいことであって、またそれだけ夢中になって本を読む時期を中学生で迎えられているのは大変いいことだと思うのです。

子どもたちはあまり本を読まなくなりました。

スマホもあるし、ゲームもあるから、本に興味が行かない。しかし、結局過去の人たちの考えや、作品を読むというのは本を読むということによって培われるものであって、それがないまま大きくなってほしくはない。

私は最近、タブレットで本を読むことが多くなりました。ただ、これには理由があって、字のサイズをすぐ変えられる。かつ、何冊も持たなくていいということなので非常に重宝しているのでありますが、子どもたちがタブレットで一番読むのはやはり漫画らしい。

漫画も雑誌も本も全部タブレットには入るから、まあ、そういう使い方もできるでしょう。

しかし、青空文庫のように、著作権の切れた本を無料で読めるようになっているので、本当はもっともっと本を読んでもらいたいと思います。

スマホには別の使い方がある、とぜひ気が付いてもらいたい。夏目漱石や芥川龍之介の作品は読み放題なのですから。

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