まじめ人間はついていない。
おそらく、不幸っぷりは京都府内では敵なしだろう。
今日も駅に電車が止まっていたので、「やった！間に合った！」
と思ってよく見たら、ドアが閉まっていた。…………電車出発しましたよー！
グスッッ！
この不幸っぷりをだれかに言わずにはいられない→要するに次の電車までの暇つぶしである。
まじめ人間「あ、聞いてよー辛いんだよーグスッ」
野上「えーー。そんなこと今日遭ったことに比べたら。ホンマに『びっくりぽん』や。」
まじめ人間「イヤイヤイヤ、そんなんええからさー。こっちの話を…」
野上「知らん女の人がずっとガレージにおったんや」
はいいいいいい？！
普通に恐ろしいことを言ってますよ！？この人。
野上「自分は会社行く時やったから、見てないんやけど。
家の人が『どうしたんですか？』って言っても知らん顔でさー。
じーっと家を見たり、車つっついてんねんて。
車と家の間におって、ピヨピヨ（気持ち悪いので言い換えます）の後と食べたゴミとか散乱してたらしいで。車にもかかってんのちゃうかなあ」
淡々と稲川淳二かよ！めちゃくちゃ怖いわ。
まじめ人間はパームさん想像しちゃったじゃないか！
まじめ人間「酔っぱらってたん？若いん？その人。」
野上「んー。30から40くらいって言ってた。ずっとおるから警察呼んだらしい。」
！！
あ！そうなんやー。
野上「警察の人が来る前にいなくなって、（警察の人が）荷物とコート持って行ったって。」
まじめ人間「ひょっとして、その人、日本語が通じなかったとか？」
野上「そんなことないよー。お詫びの電話があったらしいし。」
ぎゃーーーーーーーーーーー！
怖い！もう怖すぎる！
そ、それで？お詫びに来るの？？そ、その人？
野上「断ったよ！(家の人が)」
そ、そーなんや……
そこでまじめ人間は見てしまった……
電車が出て行ったところを……
ギャーーーーーー！！
電車がーーーーーーーーーー！
隊長がそんな話するからやーーーーーー！(八つ当たりです)
まじめ人間「隊長のせいでー電車が出てもうたやんかーキー！」
ガチャ！
………
さらにもう一本電車を待つはめになってしまったまじめ人間。
まじめ人間もある意味被害者である。→どこがだよ！
