政治に思うこといろいろ

2021-09-12 19:41:00 | 日記

1.

9/6の読売新聞の論説で伊藤氏は{「結果を出せば文句ないだろう」とばかりに説明を嫌い}と菅氏を批判するが、説明していないという指摘も事実でないし、僕は結果を出してくれれば全く文句ないです。立憲民主党のように饒舌な党首が国民に媚びて、国民の耳に聞こえのいい公約をいっぱい並べて政権を取っても何一つ実行できない政党よりはずっとマシだと思います(立憲民主党と比較したら菅氏に失礼でした)。また伊藤氏は「コロナ対応では国民の「納得」が大切だと訴える。党全体がこの課題に向き合わないと、誰が「ポスト菅」になっても自民党は敗れましたとなりかねない。とあるが、話しは簡単で、コロナ対応における国民の納得とはコロナパンデミックが収束することです。結果が出ればいいんです。今、緊急事態宣言による人流抑制とワクチン接種が進んでいることで感染者数は明らかにピークアウトしてきておりパンデミックの出口はもう少しの所に迫っています。今後も引き続きひたすらワクチン接種をして行くことがコロナ対応の唯一のことであります。緊急事態宣言は国民に免疫をつけるまでのつなぎの対策であって全国民の7〜8割位の接種が完了したら解除してもいいのかなと思います。


2.

甘利氏が「『菅総理がダメだ』とたたかれた一番の理由はワクチンの迷走*だと言われるのに、ワクチン担当大臣の(河野氏の)評価が上がるというのはよくわからない」との記事があったが全く同感です。要するに菅氏を批判している人達はイメージだけで判断しているんだよ。地味な菅氏に対して、SNSで派手に宣伝活動をしている河野氏の方が良さそうにみえるという程度のことです。


迷走(ワクチン供給量の当初の見積もりのミス、場当たり的接種体制、これによる一時的なワクチン不足状態など)は確かにあったし、これについては僕も批判したけど結局はリカバリーしているし、1011月までに全国民への接種分のワクチンが確保してあるということなので、決してコロナ対応が失敗したと非難されるものではないです。


3.

立憲民主党は日本をどのような国にしたいのかと言うポリシーが全くない。彼らは政権を取るのが目的であって公約もこの国をどういう風にしたいのかというものではなくて選挙に勝つためのものである。選挙に勝つために野党共闘などと言って主義の異なる政党と組むとか無節操この上ない。国会でも政治議論が皆無で、ただ与党に反対するだけ、あるいはスキャンダルで揚げ足をとるだけである。その点国民民主党はそんな立憲民主党の野党共闘体制に「非現実的な野党統一的な訴え(選挙に勝つためだけの実現不可能な公約ということだろう)ではなく、現実的な政策で政治を変えたい」と正論を述べている。

ところで安倍元総理が集団的自衛権法案を通したとき、内閣支持率が大きく下がって、メディアが支持率が下がっていますがどう思いますかと聞いた時に「私は支持率のために政治をしているのではありません」と答えたがこの言葉に政治家の本質が凝縮されていると感じた。昨今の中国の軍事挑発行動を予見して日米同盟強化を図っていた安倍氏は真の政治家と思います。



コメント (2)
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菅総理お疲れ様でした。revised edition

2021-09-03 14:58:00 | 日記

菅総裁のコロナ対応を全部否定するのは明らかに間違っています。確かに高齢者への接種開始時は当初の予定よりワクチン供給は少なく(これは河野氏の見積もりが甘かった*。)開始が遅れたことはあったが、その後巻き返して当初の宣言通り1100万回の接種を達成させ、7月いっぱいで高齢者の大部分の接種を完了させ、高齢者の感染者を激減させ、五輪も無観客で感染対策を徹底させて、日本選手大活躍で大成功をもたらしたのに、たまたま変異株が増えてきたことだけでコロナ対応が失敗だったと菅氏を全面的に非難し、これでは選挙を戦えないと、周囲の暗黙の辞任プレッシャーで、生真面目な方だから党に迷惑をかけまいとやめたんだろうな。自民党は無節操だしマスコミも酷い。


*というか各国へのワクチン供給は国際的枠組みの中でなされているので日本は他国と比べ相対的に感染者が少ないからはじめはあまり供給されなかったようである。


菅総理の続投で選挙の頃にはワクチン接種が進んでかなり感染が治まってくるだろうから、自民党は普通に勝てるのに、菅おろししたのは全く理解でません。総裁が替わってもコロナ対策はただ一つ、ひたすらワクチン接種を進めるだけなのです。大体、一国の代表をころころ変えるのは対外的にも国家の信用を失います。


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政局についてパート3

2021-09-03 06:47:00 | 日記

今朝の読売新聞の報道で自民党の若手議員から総裁選前の党役員人事についても「小手先だと国民にばれている。内閣支持率は上がらない」という意見があるというのだが、総裁を変えることもまさに小手先のことなんだよ。若手議員の人たちはそのことをよく考えて投票してね。

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コロナ感染状況と政局パート2

2021-09-01 16:43:00 | 日記

この駆け引きは面白い。結局菅総理は予定通り総裁選をして衆院議員任期満了で選挙と決めましたがこれで良いのではと思います。たまたま菅総理が就任してから変異株の感染が拡大しているだけなのに菅総理の責任にされているわけだから、衆議院議員任期切れギリギリまで待って感染者が減少した時点で選挙をすれば、総理を替えなくてもいいんじゃないですか(というかパート1でも述べた通り替えるべきでないというのが僕の考えです)。昨日の報道を見ても5波のピークは切っているように見えるし、9月に入って若い世代へのワクチン接種が加速して行くので10月上旬位にはかなり感染者が減少していると予想します。だいだい今の感染状況で誰が総理になっても菅総理がやっている以上のことは何もないです。今行われていることがベストなのです。

あとついでにワクチンの接種効果についてネガキャンしている人達がいる。彼らはワクチンを打っても感染する人もいるから打つ必要はないと主張する。確かにワクチンを打っても感染する場合があるのは事実だが、感染しない人の方が圧倒的に多いのである。そうでなければ誰がでこのような前代未聞の大規模接種を行うでしょうか。

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