新型肺炎についてパート4

2020-04-13 18:48:00 | 日記

新型肺炎についてパート4

このあいだのNHKの新型ウィルス瀬戸際の攻防を見て思ったことを書きました。

この番組は新型肺炎がどのようにして感染を拡大していったかのメカニズムを専門家が分析していく様子を取材したドキュメントでありました。番組の要点は2つでしてまず1つ目は最初の感染拡大の要因が数理モデルによる分析の結果、閉鎖空間であったと言うことでクラスター対策を行っていたということ。2つ目の要点はそれが最近は感染経路不明の散発例が増えてきていて危機的でこれが季節性のインフルエンザと大きく異なる点だとしていることです。

まず前者については前にも書いたんですけどしつこいようですけども閉鎖空間で人が密集した状態で感染が拡大しやすいっていうのは数理モデルで分析するまでもなく誰もが感じている当たり前のことです。 感染者との距離が近ければ近いほどうつりやすいのも当たり前ですし、目の前でくしゃみとか咳をされてウィルスをかぶったらうつされますよね普通に。でもだからといって 学校や職場で人の間隔を1.5メートル以上あけるとか、音楽の授業では合唱は壁に向かってするとか給食も対面では取らないとかはあんまり意味がないんじゃないかと思います(閉鎖空間だから。昔飛行機の中で喫煙席と禁煙席と分かれていた時期があったけどあれがほとんど意味がなかったのとおんなじ)

2点目についてですけども季節性インフルエンザとの大きな違いだと言ってるけどそれは違うでしょう。季節性のインフルエンザは毎年流行がありますけどまずたいていは学校に通っているお子さんの集団発生から始まってその親御さん達にうつって大人に広がるんですが最初の頃は会社の同僚からうつされたと言うようないわゆる3密の接触をして感染した人たちが増え出します。そしてピークに達する頃はどこでウィルスをもらったかなんてわからない人が大部分ですよ。季節性インフルエンザの広がりと同じです。ただ新型だから皆免疫がないので爆発的に拡大している状況ですね。ですが大部分の人は軽症なわけですしそんなにパニックになるような状況でもないと思います。マスコミも毎日各地の新規感染者数の報道をしているが少し騒ぎすぎだと思う。ワクチン接種が一番効果的ですが開発に時間がかかるので今我々にできることは今やっているようにできるだけ外出自粛をしていくしかありません。このできるだけと言うところが実はミソでして本当は徹底的に外出しないようにし、人との接触を完璧に断つと言うのがベストなんですけども、これも番組の中で述べられていた事ですが経済活動が停止してしまうことも問題なんですね。だから都市封鎖はしなかったし外出や営業も自粛と言うことで法律での強制化、罰則化はしなかった。

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