この間のNHKのクローズアップ現代、専門家の解説がツッコミどころ満載で笑える。まず新型肺炎の感染拡大の要因について閉鎖空間をあげているが閉鎖空間の中で感染拡大するのは当たり前なんじゃないんですかね。普通の風邪にしろインフルエンザにしろ学級閉鎖とか学校閉鎖とかは閉鎖空間だからそういうことになるわけですよね。そして感染者のうち大体8割位の人は2次感染者を生み出さない(人の密度の低い環境での感染はないということ?)と言っていますけどそれはどうしてわかるんですか。感染者が外出するときに感染者についていって感染者の周りにいた人たちのコロナウィルス検査を全例に行っているんでしょうか。クラスター発生以外の散発者は誰からうつされたんでしょうか。2次感染が少ないんだったら外出を控える必要もないのではないのでしょうか。あと持病を持った人とか高齢者が重症化しやすいと言っていますけどもそれは新型肺炎に限らずどんな感染症でも言える当たり前のことです。新型インフルエンザの時もそうだったんですけど健康な人でも重症化する例があったと言う報告がありました。注目すべきなのはそういう人たちの重症化する機構、リスクファクターを解析することだと思います(たとえば肥満者)。この専門家の解説というものは当たり前のことをもっともらしく言うから面白いですよね。いつだかも重症者を出さないためには感染者を出さないことですとかって言う人がいたけど。
あと話がちょっとそれるんですけど高校野球の解説者なんかでもいるんですよね。負けてる側の高校の攻撃のポイントは?とアナウンサーに聞かれて、そーですねえ、ここはまず先頭打者を塁に出すことですねとか。
もうここまでくると風邪の症状で来ている人たちの中にもかなりの数のコロナウィルス感染者が混じっていると思われます。何度も言いますけども毒性は2009年に流行した新型インフルエンザと同じ位のものと考えられますので早いところ迅速検査キットを市販してどこの医療機関でも簡便に検査ができるようにしてコロナ感染者と判明した人は症状がなくなるまで仕事は休むと言う2009の新型インフルエンザ流行時と同じように対応にしていけばいいと思います。