神の数式

2014-06-06 17:25:07 | 物理学
NHK、神の数式を見た。
どうしてもこういうタイトルに魅かれるんです。
以下一応私的に理解した番組内容の概略である。
第1話はミクロの世界の基本的な3つの力
1.電子による電磁気力
2.クォークによる強い核力
3.ニュートリノによる弱い核力
についての数式、すなわち万物の理論、神の数式は美しくなければならない。美しいとは"対称的"ということである。ところが対称性を求めると素粒子の質量が0になってしまう。そこで南部陽一郎は強い核力について"自発的対称性の破れ"という考えを取り入れてクォークに質量を持たせたという。そしてワインバーグはヒッグスの論文を参照し"自発的対称性の破れ"の考えで真空に充満する粒子(ヒッグス粒子)を考えこれにより素粒子が動くときの抵抗、動きにくさ(すなわち質量)が生まれ電子、ニュートリノにも質量を持たせ得たということである。宇宙が出来た当初は素粒子に質量がなく自由に動き回っていたがやがて自発的対称性の破れにより質量を獲得し我々も存在できるようになったということである。

第2話はこれらのミクロの世界の基本的力に重力を加えたいということである。重力の理論はアインシュタインの一般相対性理論にある(重力は時空のゆがみである)がこれと素粒子の数式を統合したいということだ。ところがそうすると無限大が出現してしまう。そこで登場してきた理論がシュワルツによる超弦理論である。素粒子間に働く力の式は分母に素粒子間の距離があるので素粒子が点とすると衝突したとき粒子間の距離が0になり分母に0が入って無限大が出てくるので、素粒子は点でなく弦(ひも)であるとしこれだと素粒子に広がりができて衝突したときの距離が0にならないので無限大の問題を回避できるというものだそうだ。ところでこの理論によるとこの世界は10次元になるそうで現実世界の4次元の上の6次元はどこにあるのか。その説明として内部空間というミクロの視点でないと見えない次元があるという。番組の中では綱渡りの綱は綱渡り師にとっては1次元の線だがミクロの視点でみたとき綱の表面に住むものにとっては2次元平面であるという比喩で説明している。ごくミクロな素粒子の6次元は我々には見えないということだ。
この超弦理論が現在最も神の数式に近い数式と考えられているが神への道のりはまだまだ遠いようである。
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とんかつつかさ

2014-06-06 17:13:28 | グルメ
うまいともっぱらの噂の札内にあるとんかつの名店つかさ。
ついに行って来ました。噂通りの味でした。ここも井泉に匹敵すると思います。







AひれとAロースである。

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十勝豚肉工房ゆうたく

2014-06-06 17:00:01 | グルメ
ぷららのブログが閉鎖されるためgooブログに引っ越しました。
その第一弾は十勝豚肉工房ゆうたくです。
若いマスターがやっているジャズの流れるおしゃれな豚肉料理店で客層も若い人が多い。地元はもとより管外ナンバーの車もどっと押し寄せる人気店で、とんかつをはじめとんてき、カツカレー、ハンバーグ、豚丼となんでもあるが豚丼を注文する客が多い。とんかつもおいしいが私のお気に入りは網焼き生姜定食です。

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