ブログ「教育の広場」(第2マキペディア)

 2008年10月から「第2マキペディア」として続けることにしました。

PTA新聞での経験(投稿)

2006年08月15日 | ハ行

投稿(PTA新聞での経験)

                K・T

 ご無沙汰しています。いつもメルマガを拝読しています。

 もうお忘れになったかもしれませんが、以前にメールを差し上げたことがございますKです。

 〔「教育の広場」第237号の〕第1は、ニセの教師と本当の教師とはどこが違うかということです。それは「自分の事を言うか否か」だと思います。(引用終わり)

 このところを読んで、思い出したことがあります。息子の東京の公立高校で、PTA新聞の係をいたしました。

 先生方に「私の高校時代」を書いていただいたのです。担任はもちろん、校長先生も選科の先生も、お忙しい中を、先生皆さん(お一人抜けました)が書いてくださいました。

 野球の球を追って、毎日真っ黒になっていた、
 絵ばかり描いていて、勉強しなかった、
 将来の不安なのか、自分探しなのか、なぜか暗かった、
 生物が大好きで虫や魚を飼っていた、

等々あったように思います。

 生徒たちが、先生に親しみを感じてくれればとの思いがあったのですが、短い中にも、思いがけないようなお話も、いかにもあの先生らしい、というお話もあって、家庭でも話題になったようでした。

 高校といういろいろものを考える時代がテーマだったのが良かったのかもしれません。

 でも、先生ご自身の中学時代でも、小学校時代でも、また「私の父」「私の母」などというテーマでも、お書きいただいても良かったな、と思います。

 私はその1号だけが担当だったので、それ以上はしなかったのですが。

 当時は職業を持っていたため、学校を訪ねることも少なかったのですが、先生方とお話がなんだか通じやすくなったように覚えています。

 それでどうした、というような話題ではありませんが、何事もきっかけが必要かもしれない、こんなことで、親や生徒と先生方との良い関係ができれば・・・と思いました。

 失礼いたしました。 お暑い日が続いております。お体大切にお過ごしくださいませ。


     お返事(牧野 紀之)

 Kさんのことは覚えています。

 私が「自分の事を言う」と言いますのは、さしあたっては「自分がどういう研究をしているか、自分は授業のやり方でどいう工夫をしているか」を言うことです。

 多くの教師は、大学教員でさえ、その点で言うべきものを持たないので、学校や大学のホームページはお粗末になっているわけです。

 しかし、学生時代のこととか、個人的趣味なども言って悪いことはないし、学校の中では少しは言った方がいいでしょう。

 退職されたようですが、経験を生かして、後世によりよい社会を残すようにがんばってください。


1 コメント

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こんにちは。 (imacoco)
2006-08-15 15:44:13
はじめまして。

愛知県人です。



よりよい社会を後世に残す… 人の生きる意味は正にこういう事かなと、感じています。

周りを無視して、あくまでもオレの心の問題だと云う、一国の代表\…。

これが、よりよい社会を伝える事なのかと、非常に残念に思いました。

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