golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドビュッシー「小組曲、白と黒で、6つの古代碑銘」カサドシュ夫妻

2012-06-19 23:12:23 | Weblog
6月に台風上陸など、やはり気象が異常化して来ているみたいですね。これも地球温暖化の影響でしょうか?

しとしと雨は良いですが、災害をもたらす台風は困り物。

被害無く、早く過ぎ去って欲しいものです。

ロベール・カサドシュ、ギャビー・カサドシュ(ピアノ)(SONY盤)

ピアノ独奏曲には名曲、有名曲が数多あれど、連弾とか2台のピアノのための曲となると激減してしまうというのがちょっと不思議です。

膨大なピアノ曲の中で、連弾や2台のための作品は「亜流」と看なされている気がしてなりません。

なかなか素晴らしい作品があるのに…。

今日の3曲は、初めて聴く曲かもしれません。

「小組曲」は、4手連弾のための作品で、小舟にて/行列/メヌエット/バレエの4曲で構成。

揺れる小舟を連想させる「小舟にて」をはじめ愛らしい作品集。

「白と黒で」は、ピアノ連弾のための3楽章から成る作品。

2台のピアノの「ステレオ効果」で、連弾の面白さが味わえますね。

「6つの古代碑銘」は、4手連弾のための作品で、夏の風の神、パンに祈るために/無名の墓のために/夜が幸いであるために/クロタルを持つ舞姫のために/エジプトの女のために/朝の雨に感謝するために、の6曲。

詩情溢れる各曲のタイトルの通り、印象派らしい幻想的な音楽。「無名の墓のために」、「夜が幸いであるために」、「朝の雨に感謝するために」など特に気に入りました。いや、6曲とも皆良いや。

ドビュッシーも、結構自分と相性の良い作曲家と改めて思いました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小組曲は長年のファン! (安倍禮爾)
2012-06-20 01:01:06
golf130さん

 ドビュッシーの小組曲は、学生時代以来私のお気に入りでして、ローラン・ドゥアット指揮スイス・イタリア語地域放送交響楽団という演奏を千円盤で買ってずっと聴いていました。1970年代ですが、実はこのオーケストレーションをしたアンリ・ビュセールというドビュッシーの弟子が、1970年まで生きていたんだそうで、相当びっくりしたものでした。
 原曲のピアノ版は、カサドシュ夫妻のものを私も持っていて、おそらくgolf130さんと同じCDです。勝手にフランスのエスプリを感じて聴き入ってますが、誠にほっとする魅力的な曲ですね。
ローラン・ドゥアット! (golf130)
2012-06-20 07:39:55
安倍禮爾さん
コメント有難うございます。
コロンビア(エラート1000シリーズなど)の廉価盤ですね。当時、ドゥアット指揮のLPが色々出ていましたね。
私は、パリ・コレギウム・ムジクムとのテレマン「水上の音楽&祭りのにぎわい(←これがまたチャーミングな曲!)」、「アランフェス協奏曲」の2枚だけでしたが、いずれも素晴らしい演奏でした。室内オケの指揮者としてマイナーな存在でしたが、なかなかの逸材と思っておりました。
未聴ですが、スイス・イタリア語~との録音では、ヴィヴァルディ「四季」もありました。
懐かしいです。

コメントを投稿