今日はご案内の通り「第2回クラヲタ会」。
ブログでお世話になっている方々が集まって、クラシックやその他色々な話(メンバーから察するとラーメンの話なども?)に楽しく花を咲かせる会合(飲み会とも言う)でございます。
しかし、私は肉離れがまだ完治せず、松葉杖を手放せませんし再発するとまずいので、泣く泣く出席は断念致しました。
ご出席の皆様には是非楽しんで来て頂ければと存じます。
会場は、新鮮な魚が安く、たくさん食べられるお店ですが、一点だけ懸念は本日築地市場が休みのこと。
通常は、その日に仕入れた魚を供してくれるのですが…。
もし鮮度が落ちていたらご出席の皆様には申し訳ございません。店長になり代わりお詫び申し上げます。(別に店の関係者じゃないけど)
なお、この「クラヲタ会」これからも頻繁に開催されそうな雰囲気でございます。今回ご出席頂けなかった方(含、私(爆))には、是非次回ご出席頂ければ幸甚でございます。
また、日程決まりましたら当ブログでもご案内致します。
yokochanさん、左党さん、minaminaさん、すみませ~ん!勝手に次回開催を宣言しちゃいましたm(__)m。
マーガレット・マーシャル(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(アルト)、チャールズ・ブレット(カウンターテナー)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、ロバート・ヘイル(バス)、ソウル・カーク(ボーイソプラノ)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団(PHILIPS盤)
今日は他のCDを聴く予定にしておりました。
ところが、昨夜寝ながら聴いたこの曲の抜粋盤の演奏がどうにも納得行かなくて。
激安バロック60枚BOXに入っていたオーマンディの演奏です。
「現代楽器大規模オケ」+「抜粋」という私にとって二重苦。自分じゃ通常買わない類いのものですが、「付いて来ちゃった」のですから仕方ない、聴いてみました。
でもやはりダメです。
合唱やオケは濁っているし、独唱はロマン派かとまごうような歌いっぷり。
オーマンディの癖の無い指揮で若干は救われていますが、昨夜は嫌になって途中で止めてしまいました。
「買ったCDは全て聴く!」という基本方針があるので、今朝続きを聴きましたがやはり印象は変わりません。
当時(1958~1959録音)のバロック演奏としては普通のスタイルだった訳ですが、古楽器演奏の洗礼を受けて以降、こういう演奏にはもう戻れないと思います。
それで今日は口直しじゃなかった、耳直し。
CD初期に、もしかしたら私としては2、3種類目の最初期に購入したものだったかもしれません。(ちなみに、当ブログ最初期にも記事にしましたが、一番最初に購入したCDは同じヘンデルの「聖セシリアの日の讃歌(アーノンクール盤)」でした。これが素晴らしかったので、このメサイヤも直後に買ったように記憶しております)
当時、3枚組で1万円程度でした。(現在は2枚組に変わってだいぶ安くなっているようですね)
本当に久々このCDを取り出し聴き始めました。「ある大きな不安」(後述)を抱きつつ…。
やっぱ、これだよ、これ~!
とても昨日の演奏とは同じ曲とは思えないほど、澄んでキレの良い演奏。
そうなんだよ、メサイヤは素敵なメロディが次々出て来て、どんどん先を続けて聴きたくなる愉しい曲だったんだよな~!
昨夜聴いていたのは、抜粋で流れはぶった切られるし、演奏が演奏だし、途中で聴いているのが辛くなっちゃった。
これが録音された1982年当時、粗い古楽器演奏もまだ多かったように思いますが、30年近く経過した現在からみてもこのガーディナー盤は非常に完成度の高い演奏ではないでしょうか。
さて、1枚目は予定通り無事通過!2枚目に突入。
有名なハレルヤコーラスも、昨日の厚化粧の演奏とは違ったスッキリした演奏で気持ち良く「無事に」聴けました。
そして「一番心配な」3枚目へ。
実はこのCD、2枚目と3枚目の間に入っていたスポンジが長い間に劣化してディスク表面にこびり付いてしまったものです。
何年か前にこれでダメにしたCDがあり、このメサイヤも確認したらスポンジがベッタリくっ付いておりました。
症状が重いのは3枚目の方。以前聴いた時、だいぶノイズが入ってしまっていたような記憶があります。
2枚目までは何とか無事に聴け、3枚目に取り替える時、正直怖かったですね。何しろCDを光にかざすと透けて見える部分があるのですから。
途中まで大変気持ち良く聴けていたのが、聴けなくなっていたら悔しいですから。
微かにシャーというノイズや、たまにパチパチ音がちょっと入りますが、何とか最後まで聴けそうと胸を撫で下ろした矢先、突然「現代の電子音楽」に変貌致しました。
LP時代に経験した針が先に進まず同じ所を繰り返す状態になってしまったのです。
それも、単純な繰り返しでは無く、途中ちょっと停止したりノイズが入ったりと、なかなかに「前衛的」(笑)であります。
最後から2番目のトラック「If God be for us…」というソプラノのアリアの部分です。
「Oh my God!」であります。
メサイヤのCD、これ1種しか持っていません。早急に買って聴き直さねば。
昨夜から今朝に掛けて聴いた演奏とは意味合いは異なりますが、とても気持ち悪いです。
ゴールの競技場を目前にしてマラソンを棄権するってこういう感じ?
同じ演奏を買うのは何だか悔しいので、パロット盤かピノック盤辺りが狙い目でしょうか?
※REIKOさん、「ヘンデルWeb祭り」のバナー貼らせて頂きました。どうも有難うございますm(__)m。
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しかし、私は肉離れがまだ完治せず、松葉杖を手放せませんし再発するとまずいので、泣く泣く出席は断念致しました。
ご出席の皆様には是非楽しんで来て頂ければと存じます。
会場は、新鮮な魚が安く、たくさん食べられるお店ですが、一点だけ懸念は本日築地市場が休みのこと。
通常は、その日に仕入れた魚を供してくれるのですが…。
もし鮮度が落ちていたらご出席の皆様には申し訳ございません。店長になり代わりお詫び申し上げます。(別に店の関係者じゃないけど)
なお、この「クラヲタ会」これからも頻繁に開催されそうな雰囲気でございます。今回ご出席頂けなかった方(含、私(爆))には、是非次回ご出席頂ければ幸甚でございます。
また、日程決まりましたら当ブログでもご案内致します。
yokochanさん、左党さん、minaminaさん、すみませ~ん!勝手に次回開催を宣言しちゃいましたm(__)m。
マーガレット・マーシャル(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(アルト)、チャールズ・ブレット(カウンターテナー)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、ロバート・ヘイル(バス)、ソウル・カーク(ボーイソプラノ)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団(PHILIPS盤)
今日は他のCDを聴く予定にしておりました。
ところが、昨夜寝ながら聴いたこの曲の抜粋盤の演奏がどうにも納得行かなくて。
激安バロック60枚BOXに入っていたオーマンディの演奏です。
「現代楽器大規模オケ」+「抜粋」という私にとって二重苦。自分じゃ通常買わない類いのものですが、「付いて来ちゃった」のですから仕方ない、聴いてみました。
でもやはりダメです。
合唱やオケは濁っているし、独唱はロマン派かとまごうような歌いっぷり。
オーマンディの癖の無い指揮で若干は救われていますが、昨夜は嫌になって途中で止めてしまいました。
「買ったCDは全て聴く!」という基本方針があるので、今朝続きを聴きましたがやはり印象は変わりません。
当時(1958~1959録音)のバロック演奏としては普通のスタイルだった訳ですが、古楽器演奏の洗礼を受けて以降、こういう演奏にはもう戻れないと思います。
それで今日は口直しじゃなかった、耳直し。
CD初期に、もしかしたら私としては2、3種類目の最初期に購入したものだったかもしれません。(ちなみに、当ブログ最初期にも記事にしましたが、一番最初に購入したCDは同じヘンデルの「聖セシリアの日の讃歌(アーノンクール盤)」でした。これが素晴らしかったので、このメサイヤも直後に買ったように記憶しております)
当時、3枚組で1万円程度でした。(現在は2枚組に変わってだいぶ安くなっているようですね)
本当に久々このCDを取り出し聴き始めました。「ある大きな不安」(後述)を抱きつつ…。
やっぱ、これだよ、これ~!
とても昨日の演奏とは同じ曲とは思えないほど、澄んでキレの良い演奏。
そうなんだよ、メサイヤは素敵なメロディが次々出て来て、どんどん先を続けて聴きたくなる愉しい曲だったんだよな~!
昨夜聴いていたのは、抜粋で流れはぶった切られるし、演奏が演奏だし、途中で聴いているのが辛くなっちゃった。
これが録音された1982年当時、粗い古楽器演奏もまだ多かったように思いますが、30年近く経過した現在からみてもこのガーディナー盤は非常に完成度の高い演奏ではないでしょうか。
さて、1枚目は予定通り無事通過!2枚目に突入。
有名なハレルヤコーラスも、昨日の厚化粧の演奏とは違ったスッキリした演奏で気持ち良く「無事に」聴けました。
そして「一番心配な」3枚目へ。
実はこのCD、2枚目と3枚目の間に入っていたスポンジが長い間に劣化してディスク表面にこびり付いてしまったものです。
何年か前にこれでダメにしたCDがあり、このメサイヤも確認したらスポンジがベッタリくっ付いておりました。
症状が重いのは3枚目の方。以前聴いた時、だいぶノイズが入ってしまっていたような記憶があります。
2枚目までは何とか無事に聴け、3枚目に取り替える時、正直怖かったですね。何しろCDを光にかざすと透けて見える部分があるのですから。
途中まで大変気持ち良く聴けていたのが、聴けなくなっていたら悔しいですから。
微かにシャーというノイズや、たまにパチパチ音がちょっと入りますが、何とか最後まで聴けそうと胸を撫で下ろした矢先、突然「現代の電子音楽」に変貌致しました。
LP時代に経験した針が先に進まず同じ所を繰り返す状態になってしまったのです。
それも、単純な繰り返しでは無く、途中ちょっと停止したりノイズが入ったりと、なかなかに「前衛的」(笑)であります。
最後から2番目のトラック「If God be for us…」というソプラノのアリアの部分です。
「Oh my God!」であります。
メサイヤのCD、これ1種しか持っていません。早急に買って聴き直さねば。
昨夜から今朝に掛けて聴いた演奏とは意味合いは異なりますが、とても気持ち悪いです。
ゴールの競技場を目前にしてマラソンを棄権するってこういう感じ?
同じ演奏を買うのは何だか悔しいので、パロット盤かピノック盤辺りが狙い目でしょうか?
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残念ですね…。
聴いたことはないですが、ピノック版良さそうじゃないですか?
golf130さんほどではないかもしれませんが、私も抜粋は苦手です。
例えばドビュッシーの前奏曲は一曲ずつ独立しているので抜粋でも良いですが、悲愴ソナタの二楽章だけとか、月光ソナタの一楽章だけとか、嫌です。
続きが聴きたくなりますよね。
私が唯一手持ちの「メサイヤ」はピノック、イングリッシュ・コンサート。他はないので比較できないが、古楽器ながらクリアーなヘンデル。ガーディナーもバロックと相性がいいので聴いてみたい気もするが・・・。
チャイコフスキーの「3大バレエ」ドリーブの「コッペリア」「シルヴィア」はナクソスによる「全曲版」が格安で本格派。(既盤で全て揃えると大赤字)抜粋はオケ聴き比べ用。抜粋よりも全曲がいい。
政権交代で日本はハレルヤ?!
おおお、クラヲタの会で、ちょうどオーマンディの話題が出たのですよ!オーマンディの実演はすごかったと・・・。こんな話を聞くことができるのもクラヲタの会の醍醐味であります?!
というわけで、次回を早々に開きましょう!
あ、「メサイア」は個人的にW.クリスティ盤がお薦めです。オペラを見るかのように劇的です。レザール・フロリサン、また来日してくれませんかね・・・。
コメント有難うございます。
抜粋は音楽の流れが中断されるのがとても嫌です。
器楽曲にしても全曲で一つのドラマになっていると思うのです。それが途中で切られてしまうとストーリーが分からずストレスが溜まります。
オペラのアリア集なども基本的には好きでないのですが、一つのアリアを独立した歌と思えば、オペラの抜粋盤よりはましかな、などとも思ったりします。
1曲1曲が独立している品集の場合は抜粋でも良いと思うのですが、それでもCD買う時にはそういう抜粋盤も何となく避けてしまうことが多いです。
変なこだわりですよね。
コメント有難うございます。
ピノック盤は良いでしょうね。
ガーディナー盤も昔から定評の名演なので機会があれば是非お聴きになってみてください。
バレー音楽はほとんど未知の領域ですが、コッペリアなどはちょっと聴いてみたいと思っております。勿論全曲盤で。
コメント有難うございます。
クラヲタ会、随分盛り上がったようですね。行けなくて残念でした。是非次回また宜しくお願いします。
そう、クリスティ!もあるのですね。
古楽系の名盤がわんさかとありますね。
少しずつ聴いて行ければと思います。
昨晩はともかく飲みました(笑)
居酒屋のど真ん中で、UNOだぁ?ハイティンク愛だ、ワーグナーだ、ジークフリートだ、ベートーヴェンだ、と大騒ぎでしたから、周りはヲタクを見る好奇な視線でございました・・・。ははは。
次回は是非に。
嫌われちゃったオーマンディのメサイアですが、中学生で焦がれるようにして買った初メサイアがオーマンディ盤です。金がなくて、唯一の廉価盤メサイアだったからです。
ヘンデルってゴージャスやなぁ、というイメージがずっと染みついてまして、それは物量豊かなアメリカのクリスマスのイメージともだぶるものでした。
ついでに、子供の頃のクリスマスの思い出にもつながる懐かしいものです。
傷だらけのレコードはいまや聴けません。
激安セットに入ってるのですね。
しかし、60枚はヘビーですね。
ですから、オーマンディも思い出とともに封印。
聴けばきっと、golfさんと同じ思いになるかもしれませんし・・・。
ということで、私の手持ちもガーディナーです。
あのスポンジ吸着は参りますね。
DG系のCD初期に多かったです。
あと盤面の潮吹きもあるんですよ。これ心臓に悪いですわ!
コメント有難うございます。
昨夜は盛り上がって良かったです。
かなりアルコールも進んだようですね。
オーマンディのメサイヤ、確かに豊かなアメリカっていう感じかもしれません。
メサイヤには感心しなかったけれども、オーマンディ、フィラデルフィアサウンドは色々聴いてみたいなと思っております。
次回クラヲタ会には必ず体調万全で参戦したいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
(いきなり上に貼ってあったので、ビックリしました)
メサイアは、ピノックの全曲盤と、このガーディナーの「合唱のみハイライト盤」を持ってるだけです。
ピノックのは、出た当時はどうだったのか知りませんが、今となっては毒にも薬にもならない、フツーの演奏。
以前メサイアを歌った時、お手本にするために聴いてました。(そういうのには向いてますね)
私は聴いた事ないですが、マクリーシュ盤を推す人が、周りのヘンデル好きには多いです。
「スポンジ」、私も気をつけなくちゃ!(^ ^;)
コメント有難うございます。
gooブログの仕様なのか、携帯から書き込みしている所為か、画像はみな上に貼り付いてしまうのですよ。
これからもまたバナー使わせて頂きます!
ピノック盤、「毒にも薬にもならない」(なかなか手厳しですな(笑))、でも言われてみると何となく想像も出来ます。
マクリーシュ盤チェックしてみたいと思います。(購入は、お値段次第(爆))