golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1、2番、パルティータ第1番」クイケン新盤

2012-07-31 22:54:21 | Weblog
「うちのチームは…」って、お前のチームじゃないだろ!ってツッコミ入れたくなりますが、同じホークスファンだから許す、大いに許す。

嬉しくことに、職場の同じフロアに私と同じ熱心なホークスファンが2、3人います。

その内の一人が、他のチームのファンと話す時、いつも「うちのチームは…」とホークスの事を言っているのです。

知らない人が聞いたら、お前はホークス球団職員か!と思うかもしれませんが、ホークス愛が感じられてとても良いのであります。

開幕当初の独走状態から一転低迷を続ける現在(勿論、大逆転を信じておりますが)、彼らとは来期以降を見据えた明るい材料が話題の中心。

高卒ルーキーの武田投手が2勝を挙げ、ローテーションに入って来ているのは明るい材料。

そして、昨日、二保旭(にほあきら)投手が育成選手から支配下登録されたのも嬉しいですね。

元々、育成ではなく、通常のドラフト枠で指名されるのではないかとの予測もあった逸材だそうで、今季2軍戦で8勝0敗。

是非、早く1軍で活躍して欲しいものです。

シギスヴァルト・クイケン(バロック・ヴァイオリン)(Deutsche Harmonia Mundi盤)

前々から、買わなきゃと思っていたディスクがタワレコのワゴンセールにありました。2枚組790円。

今日はその1枚目。

CD初期の頃、大いに期待して購入したクイケンの旧盤は期待が大き過ぎたせいもあるのか、どうもイマイチの感がありました。

期待が大きかったのは、この曲集のピリオド楽器による実質的に初録音という感じでしたからね。

これ以前にもピリオド楽器によるこの曲集の録音はありましたが、際物的印象のものなどもあって、現在のピリオド演奏の潮流とは異なったものと思っておりました。

それだけに、クイケンの録音には期待したものでしたが…。

さて、旧盤(1981年)から約20年の時を経ての録音。

旧盤では、気負いなのか堅さが感じられたものが、熟成を経たこの録音では角が取れ流麗になった印象を受けます。

とは言え、クイケンの演奏は「楷書」で、堅固なバッハのイメージから逸脱するものではありません。

この前聴いてとても気に入った「草書」のポッジャー盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/49b2c3268d5c3d0861e3f41e497fbe91)とともに、今後も折に触れ聴いて行きたい録音です。

「行書」らしいファン=ダール盤が益々気になって参りました。

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メシアン「数多くの死、3つの歌、ミのための詩、天と地の歌」マレイ、ラングリッジ、プティ

2012-07-30 23:27:27 | Weblog
突然ですが、私、八丁味噌が大好きであります。

味噌汁がいわゆる赤だしだと、それだけで嬉しくなってしまいます。

東京生まれで、実家では皆赤だしはあまり好のまず、家で飲む味噌汁はいつも茶系統色。

それで、隠れキリシタンならぬ隠れ赤だしアンの私は、冷蔵庫の奥に密かに八丁味噌を隠し、自分のお椀だけそれを投入して「マイ赤だし味噌汁」を製作しておりました。というのは嘘ですが、それくらい好きだったりします。

当然、赤味噌を使用した味噌カツにも目がありません。

本日、帰宅したらカミサンが買い忘れた物を買いに行くとのことで、その間に味噌汁への味噌投入を命じられました。

冷蔵庫を開けると、赤白両方の味噌が。

迷わず赤を選んだのは言うまでもありません。

1.数多くの死(1930年)

アン・マレイ(ソプラノ)、フィリップ・ラングリッジ(テノール)、アンドルー・ワトキンソン(ヴァイオリン)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
2.3つの歌(1930年)
3.ミのための詩(1936年)
4.天と地の歌(1938年)
ミシェル・コマン(ソプラノ)、マリー=マドレーヌ・プティ(ピアノ)
(EMI盤)

メシアンBOXから歌曲。

メシアンと言うと、管弦楽曲(「トゥーランガリラ交響曲」など)、室内楽(「世の終わりのための四重奏曲」など)、ピアノ曲(「幼子イエズスに注ぐ20の眼差し」など)が代表作として挙げられることが多いですが、何と言ってもオルガン曲には凄い曲が揃っているし、BRILLIANT CLASSICSのメシアン歌曲全集で歌曲も素敵な作品ばかりであることを知りました。

「数多くの死」は残念ながらその「全集」には収録されておらず、このディスクで初めて聴きました。

メシアン独特の語法は薄く、印象派の延長線上にあるような音楽ですが、穏やかで心に染み入る美しい歌。

ソプラノとテノールに、伴奏はピアノにヴァイオリンも加わるという特異な編成の10分ほどの曲。

作曲の経緯も歌詞の意味も知りませんが、死者を悼む歌なのでしょうが、天国を思わせる美しさ。

同年の「3つの歌」も同系統の作品。知らずに聴けば、メシアンとはちょっと思えないでしょう。

「ミのための詩」とは妙なタイトルと思われるでしょうが、「ミ」とはメシアンが最初の奥さん(死別)を呼んでいたあだ名。

奥さんに捧げた優しい音楽ですが、先の2曲から6年を経て後年の「メシアンらしさ」が少しずつ加わって、メシアン好きには更に面白さが増して来る。

更に2年後の「天と地の歌」では、表現主義的な響きを帯び、メシアンらしい神秘的が増します。しかし、決して取っ付きの悪い音楽では無いと思います。

硬派なオルガン曲などと比較すると歌曲はメシアン作品の中ではとても親しみ易いジャンルでは。

初期作品から順に聴いてメシアンに是非はまって頂きたいです。

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ベルク「歌劇《ヴォツェック》」ブーレーズ

2012-07-29 22:11:07 | Weblog
アメリカではコンピュータで自動生成されるニュース記事も拡がって来ているというネットのニュースを見ました。残念ながらこの記事自体は自動生成されたものではなかったようですが。(笑)

企業の決算発表やスポーツの試合結果など比較的定型化されたものであれば、コンピュータで解析してそれを記事にするのはさほど困難ではないよう。

音楽ブログも、曲と演奏者を入力すれば、データベースに蓄積された作曲家や演奏家の膨大なデータからブログ記事が自動生成されるのであります。

…なんて、味気ないですな。

ちなみに、今日の記事は音列を入力してコンピュータで自動生成された12音技法に基づくオペラの記事を自動生成したものです。(嘘)

ヴァルター・ベリー(バリトン、ヴォツェック)、イザベル・シュトラウス(ソプラノ、マリー)、フリッツ・ウール(テノール、鼓手長)、カール・デンヒ(バス、医師)他、ピエール・ブーレーズ指揮パリ・オペラ座管弦楽団、合唱団(SONY盤)

先日、タワレコのワゴンセールから掘り出して来たCD。前から欲しかった品が2枚組490円で買えました。

「ヴォツェック」は今まで手持ちが無かったオペラ。

定評の高いアバド盤(←図書館で借りて何回か聴いた)や冷血ケーゲル盤など気になるディスクが何種かありましたが、このブーレーズ盤は廉価盤でもあり有力購入候補でした。

しかし、何とはなしに買いそびれていましたが、ワゴンの中で遭遇。

1940~50年代に「オペラ座を爆破せよ」とのブーレーズ発言からは時を経たが、それでもまだ前衛の旗手だった1966年の録音。

情事絡みの実際に起こった殺人事件をもとにした凄惨な内容のオペラですが、その音楽は魅力に満ちています。

ややもすると無機的に響く12音音楽ですが、ニヒルな中にも色彩感や劇的な盛り上がりがあって、血の通った音楽になっているのがベルクの特質でもあり、20世紀オペラの最高傑作とも言われる由縁でしょう。

ブーレーズの音楽作りは、クールな響きの中にも、この音楽の劇的性格を強調した過激なもので、前衛の旗手の名に恥じないもの。

近年丸くなってしまったブーレーズですが、この当時の演奏がやはり面白いかな、とも思う昨今です。

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ドビュッシー「小品集(亜麻色の髪の乙女)他」ゴールウェイ他

2012-07-28 22:48:49 | Weblog
今日は、先週(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/1cca38f8b9c9f6a8dab085ea874fc8dd?guid=ON)と似たパターンで、告別式⇒同窓会関連の会合。

本来であれば(?)、この間に、高校野球決勝戦応援が加わるはずでしたが…。(泣)

一昨日は、仕事で少し遠くまで外出し、帰りに一緒に行った職場の仲間と極めて当然のように飲みに。

一応、「ちょっと寄ってく?」みたいな一言あるのが普通かと思いますが、我ら5人は何の迷いもなく、何の合図さえなく、一路飲み屋街へと突き進んで行くのでありました。

こんなメンバーですから、飲み過ぎ懸念、帰宅懸念しておりましたが、案の定。

深夜営業のファミレスで夜を明かす羽目に。

翌朝は、ファミレスから客先へ直行。

その後、業務の関係で知りたい件があり、「ハローワーク」へ。

途中、道が分からず交番で尋ねたのですが、お巡りさんが非常に親切に教えてくれました。

ヨレヨレ、ヘトヘトの汗臭いオッサンが必死にハローワークへの道を聞いてくるものだから、さぞ不憫に思われたのでしょう。

さて、今日はまず告別式。

実家の前のお宅の御主人が亡くなられたので参列。

ところが、母親から聞いた場所を勘違いして、隣の駅の式場へ行ってしまいました。

会場に着いたが、他家の葬儀しかない。中で問合せしてもやはり違う。

間違えたらしいと漸く気付き、母親へ連絡して正しい会場を聞きタクシーを飛ばし何とか間に合う。

告別式後、母校が高校野球の決勝戦に出れば応援に行くつもりでしたが、残念ながら準決勝で負け。

まあ、ここまで行けただけでも上出来。

夕方からは、大学同窓会関連の会合に出席して帰宅。

1.亜麻色の髪の乙女
2.小組曲~バレエ
3.小さな羊飼い
4.おもちゃ箱~ワルツ
5.月の光
6.夢
7.小さな黒ん坊
ジェームズ・ゴールウェイ(フルート、指揮)、マリサ・ロブレス(ハープ)、ヨーロッパ室内管弦楽団
8.マンドリン
ジェームズ・ゴールウェイ(フルート、指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
9.牧神の午後への前奏曲
ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)、ヒロ・フジカケ(シンセサイザー)
10.亜麻色の髪の乙女
11.2つのアラベスク
リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ナンシー・アレン(ハープ)
12.月の光
アイザック・スターン(ヴァイオリン)、ミルトン・ケイティムス指揮コロンビア交響楽団
13.小舟にて
ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、セルゲイ・ベズロードヌイ(ピアノ)
14.髪
15.ゴリヴォーグのケークウォーク
16.美しい夕暮れ
17.亜麻色の髪の乙女
18.レントより遅く
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、ブルックス・スミス(ピアノ)
(SONY盤)

基本的にこういう編曲、抜粋系の小品集は買わないのですが、ドビュッシーBOXに入っていたもので。

こうして有名曲を並べて聴くと、改めてドビュッシーが素晴らしいメロディメーカーであったことを認識致します。

そのメロディラインを、フルート、クラリネット、ヴァイオリンで演奏している訳ですが、フルートとドビュッシーの音楽の相性の良さということも改めて感じさせてくれました。

その柔らく幻想的なメロディは、フルート、そしてハープがお似合いですね。

ゴールウェイの美しい音色に負うところも大きいのでしょうが。

なお、スターンやハイフェッツのヴァイオリンは、演奏者の個性が強過ぎるのか、演奏の時代様式故か、ドビュッシーの音楽とはちょっと違和感があるように思いました。

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メシアン「主の降誕」他、メシアン

2012-07-26 08:56:47 | Weblog
昨夜は疲れて寝てしまったので、久しぶりに朝更新。

以前はよく、今日と同じように朝の通勤電車で更新していたことを思い出す。

最近は、朝の通勤時間は専らお休みタイム。

今日もちょっと眠いですが、昼間外出する電車で眠れるから大丈夫。

とは言ってもやはり眠いので、数駅は眼を瞑って参りました。

これだけでも疲労回復はちょっと違います。

オリヴィエ・メシアン(オルガン、主の降誕)、ナジ・ハキム(オルガン、神はわれらの内に、聖体拝領後の祈り)(EMI盤)

1時間を超える大曲「主の降誕」のメシアン自演録音(モノラル)の余白に新しいステレオ録音の抜粋2曲が収められています。

・「主の降誕」~第9曲「神はわれらの内に」
・「聖体秘蹟の書」~第16曲「聖体拝領後の祈り」

「主の降誕」は、1935年作ですから、オリヴィエ・メシアン(1908~1992)まだ20代の作品。

「オルガンのための9つの瞑想」という副題の通り、瞑想的で重厚な曲。

20代でこんな老練な(?)曲を書いてしまうメシアンってやはり大天才。

自作自演で興味深いが、壮麗なオルガンを味わうにはやはりモノラル(1956年)はちょっと辛いところ。

抜粋がいかんせん残念ですが、録音が新しいこと(1997年)もあって、ハキムの演奏は非常に冴えたものに聴こえます。是非、ハキムの全曲盤も聴いてみたいです。

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ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」ミュンシュ、「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」他、ブーレーズ

2012-07-24 23:43:38 | Weblog
後れ馳せながら、「クラシックソムリエ検定」のテキストを購入。

ご存知無い方のために、クラシックソムリエ検定とは…。
一般財団法人クラシックソムリエ協会(←まんまやんか(笑))が主催するクラシック音楽の知識に関する資格試験。

テキストを見ると、クラシック音楽の知識と言っても専門的な内容では無く、作曲家や曲に関しての基本的~マニアックな知識を問うもののよう。(もっとも、今回は第1回で「エントリークラス」のみの試験なので、「ゴールド」や「プラチナ」となるとどうなのかは分かりませんが)

もろクラヲタ向き。

この検定の存在を知ったのは今年のラ・フォル・ジュルネでしたが、申し込みは勿論、テキスト購入もしそびれておりました。

9月30日が試験日で、秋に受けようかと思っている別の資格試験とのバッティングも無いので受けることに決定致しました。

既に知っている内容も多いですが、この機会にクラシックの知識(←別に役には立たんが(笑))を整理してみるのも良いかなと思っております。

1.牧神の午後への前奏曲
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団
2.遊戯
ピエール・ブーレーズ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
3.管弦楽のための映像
4.神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団
(SONY盤)

ミュンシュの牧神以外は以前から持っていたディスクと同一音源でしょうか。

「牧神の午後への前奏曲」はドビュッシーの管弦楽曲の中でも特に好きな曲の一つ。

草原で微睡む雰囲気は、春がピッタリで真夏の今は時期外れの気も致しますが、それでもこの幻想的な雰囲気に包まれるのは幸せであります。

ミュンシュはドイツ物などでは堅固な音楽を聴かせてくれますが、ここでは流石フランスの指揮者。

柔らかで色彩的で流麗あります。

「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」も大好きな曲。

幻想的で優美な音楽は、代えがたい魅力があります。

「遊戯」、「管弦楽のための映像」は何回聴いても捉え処の無い曲という印象がありましたが、漸く曲の魅力が分かってように思います。

ブーレーズの精緻な指揮はやはりドビュッシーに合いますね。

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ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」スターン、バレンボイム

2012-07-23 23:09:37 | Weblog
今朝、新聞のスポーツ欄を何気に見てビックリ。

どうせ母校はとっくのとうに負けてしまっているだろうけど…、と何とはなしに高校野球の地方大会欄を見たら、あ~ら何と昨日は強豪校に勝利してベスト4。

母校が高校野球で活躍するなんざ夢のまた夢でした。

何とかこの勢いを持続して甲子園に行って欲しい!

せめて決勝まで行けば、土曜日なので絶対応援行きますから。

強豪校の方には分からないでしょうが、弱小校出身者にはこの上なく嬉しいニュースでありました。

アイザック・スターン(ヴァイオリン)、ダニエル・バレンボイム指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(SONY盤)

今日、呑んでの帰り掛け、久しぶりにブックオフで買ったディスク。

飲んだり、疲れたりした時は、こういう昔馴染みの名曲がふと聴きたくなります。

旧来スタイルのどっしりと厚手のオケに楷書で骨太のヴァイオリン。

目新しさや、舌を巻く技巧といったものとは違うけれど、安心感のある演奏でいまだにヴァイオリン協奏曲の王者の地位と認識している大好きな名曲を楽しみました。

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マーラー「交響曲第4番」ベルティーニ

2012-07-22 23:20:29 | Weblog
今日は先週から継続作業の鳥避けネットの追加工事。(工事ってほどのものじゃないけど(笑))

マンションの修繕工事があって、以前ベランダに張った鳩避けのネットを取り除いたのでありました。

工事が終わり、再度張る作業をば。

前は金網を張っていたのですが、硬くて作業性も悪いし、継ぎ接ぎで見栄えも悪かった。

それで、ホームセンターで色々探して、今回は繊維状のネットに変更。

ただ、それだけだとへなへなで上手く張れないことが先日判明。上部に針金を通して、それをベランダ天井の突起物にからげて吊るのが良いと分かり実行。

針金を通す前工程も必要で、意外に時間を要し先週は3分の1程度しか完成せず。

まあ、始めたのが夕方からでしたから、日没コールド(?)ということで。

今日もまた夕方から。(笑)

8割方の完成はみたが、また来週継続作業。

ガウディのサグラダ・ファミリア教会だって130年経ってもまだ完成していないんだから、3週間で完成すりゃ上出来。(世界遺産とたかが鳥避けネットを一緒にするんじゃないって!)

ルチア・ポップ(ソプラノ)、ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団(EMI盤)

前にも書きましたが、マーラーのこの曲は、傑作揃いかつ大好きなマーラーの交響曲の中で、やや苦手系の印象がありました。

確か、一番最初に馴染んだマーラーの交響曲だったはずだったのですが。

今日この演奏を聴きながら思ったのは、最初に入手したのが、セル&クリーヴランド管のLPだったのも影響していたかなと思いました。

当時定評のある演奏の一つであったように思いますし、決して悪い演奏であろうはずも無いのですが、第1楽章の鈴の音をはじめ、この曲に冷やかで寂しげな印象を抱いてしまっておりました。

それが何となくトラウマに。

以来、何とはなしにマーラー交響曲の中で聴く回数の少ない作品と相成って参りました。

ところが、今日聴くベルティーニは、暖かく柔らかく優しい。

マーラーの4番ってこんな良い曲だったんだ!と改めて気付かせてくれました。

名器ケルン放送響を自然に響かせ、ポップの優しくも張りのある美声も高得点。

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メシアン「世の終わりのための四重奏曲、主題と変奏、黒つぐみ」ロリオ、ポッペン他

2012-07-21 23:37:20 | Weblog
今日は、展覧会⇒同窓会⇒お通夜。

アマチュア書家の父が出品している書道展があり上野へ。

人気で大行列の絵画展の隣の地味な書道展でしたが、規模の大きさにちょっとビックリ。

自他ともに認める悪筆の私にゃ書の良し悪しはよく分かりませんが、それでも素人目にもなかなか素晴らしいと思える作品が多数。

時間に余裕があればゆっくり見てみたいところではありましたが、次のスケジュールもあるので、父親の作品の周囲などをちょこっと見たのみ。

書って、審美眼も無いし、勿論書けないし、自分とは無縁の存在のように思っておりましたが(ごめん、父ちゃん(笑))、「言葉の解らない声楽曲」と同じように(?)楽しむことも可能なのかなと思ったのが本日の収穫。

文字の良い書き方は全く分からない(≒言葉の意味は全く解らない)のですが、構図や筆の勢いなどの雰囲気(≒曲調や演奏の質)は、絵画を見るのと同じようにも思えます。

父の作品の前で、数人連れのおばさんが、「これ凄~い、どうやって書いたのかしら?」みたいに話していたのはちょっと嬉しかったであります。

その後、大学同窓会の役員会へ。

秋に開催する総会準備の打合せ。

中座してお通夜へ。

昔、ある合弁会社へ出向していた当時の仲間が急逝したと先日訃報が。

私より数歳若く、まだまだこれからという年齢だったのに…。

天然系で面白い彼だったので、遺影の笑った写真が余計に悲しみを誘う。

久しぶりの昔仲間に何人も会うが、こんな時ばかりというのもあまりにも悲し。

イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ、世の終わりのための四重奏曲、主題と変奏)、クリストファー・ポッペン(ヴァイオリン、世の終わりのための四重奏曲、主題と変奏)、マヌエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ、世の終わりのための四重奏曲)、ヴォルフガング・マイヤー(クラリネット、世の終わりのための四重奏曲)、エマニュエル・パユ(フルート、黒つぐみ)(EMI盤)

先日、タッシ盤を聴いた「世の終わりのための四重奏曲」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/e9418ba692dbb5cd6c7a958ad96763c6)、今日のディスクはメシアン夫人イヴォンヌ・ロリオを中心とした演奏。

タッシ盤があまりに鮮烈ではありましたが、こちらだって素晴らしい演奏。

この世ならぬ美しさのこの曲の柔らかさが印象的な演奏で、メシアンがフランスの作曲家なんだということを改めて認識させてくれました。

ヴァイオリンとピアノによる「主題と変奏」、メシアン特有の鳥の声が聴こえる「黒つぐみ」ともども、繊細な美しさのメシアンを堪能致しました。

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メシアン「トゥーランガリラ交響曲」プレヴィン

2012-07-20 23:27:12 | Weblog
会社帰り、地下鉄駅のホームに降りたら、足下で何やら蠢くものあり。

今日は朝早く、終日バタバタしていて、疲れてボ~とした頭で考えるに虫ではない。虫にしては大きい。

子供が遊んでいたボールでも転がっているのかな?とも思いましたが、ボールにしては動きが不規則。

目を凝らして見ると、小動物。

何か、可愛らしげな動物だなあ、とボンヤリした脳細胞で思考する。

あちゃ、どぶねずみでした~。

写真撮ろうと思ったのですが、排水口に逃げられました。

残念!

ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトゥノ)、ミシェル・ベロフ(ピアノ)、アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(EMI盤)

メシアン大好きの私ですが、この曲のディスクは今までケント・ナガノ盤を保有していたのみ。

ナガノ盤とても気に入っておりましたが、他の演奏も聴いてみなきゃね。

1977年のプレヴィンがまだ40代の録音も色彩感に富んで鮮やか。こちらもなかなかよろしい。

メシアンの作品の中では、俗っぽい(?)、ちょっと異質な曲と常々思っておりますが、楽しい音楽であることは間違いありません。

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