golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

R.シュトラウス「ドン・ファン、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯、死と変容」フルトヴェングラー

2012-03-31 22:03:08 | Weblog
今週は「遅寝早起」で寝床での睡眠時間が4時間前後の日が多かったもので、今日はその反動で惰眠を貪っておりました。

今日は早く起きて、月後に迫った某資格試験の勉強を集中的にやろうと思っていたのですが、やっぱりダメでありました。

テキストをほんのちょこっと読んだのみ。

心を入れ替えて明日こそはと思ってはいるのですが…。

エトヴィン・フィッシャー(ピアノ:交響的協奏曲)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(R.シュトラウス)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(交響的協奏曲)(EMI盤)

フルトヴェングラーBOXから。

リヒャルト・シュトラウスの交響詩3曲と、フルトヴェングラー自身の作曲による「交響的協奏曲」から第2楽章が収録されています。

一瞬、フルトヴェングラーとR.シュトラウスって合うのかな、などと変なことを思ってしまいましたが、ドイツ本流の作曲家でワーグナーの延長線上の音楽がフルトヴェングラーに合わない訳ないですよね。

ひたひたと音符が押し寄せ、フルトヴェングラー特有のうねりが濃厚ロマンの陶酔を生み出す。

今まで何回も聴いて来た曲ですが、「ドン・ファン」の素晴らしさを再認識させられました。

「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」は、フルトヴェングラーの芸風とちょっと違った軽妙さのある音楽ですが、聴く者を壮大な音の渦に巻き込む技はさすがフルトヴェングラーと思います。

「死と変容」は、トリスタンとも一脈通じる音楽ですから、これはフルトヴェングラーのおはこと言うべき。

最近、あっさり味の曲を聴く日が多かったのですが、後期ロマンの豊潤濃厚な音楽もやはり良いなあと思います。

フルトヴェングラーの「交響的協奏曲」は中間楽章のみの収録ですが、こちらも後期ロマンの香り高い曲ですね。全曲も是非聴いてみなくては。

「ドン・ファン」と「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」が1954年、「死と変容」が1950年のいずれもモノラル録音ですが、「ティル~」はかなり良い音で管楽器や独奏ヴァイオリンなどの表情がよく聴き取れます。

なお、「交響的協奏曲」は1939年録音。

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ウィテカー「水の夜、クラウドバースト」、カリ「窓の上の雨」他、ヒムニア室内合唱団

2012-03-31 11:30:11 | Weblog
昨日は年度末最終出勤日。

来期から少し大きな組織変更もあるため部門全体での打上げもあったのですが、昨日中にやらなくてはならない仕事が残っていたので、そちらは欠席。

その件含め目先の懸案いくつかが一昨日、昨日で決着し、珍しい区切りの良い年度末を迎えられました。

いずれの案件も、年度末とは直接的な関係は無い件ではありますが。(笑)

遂に始まったプロ野球も、贔屓のホークスが快勝したし、昨日は「プチ良い日」でありました。

まあ、平凡な人生には「画期的に良い日」なんていうものは滅多に無いですから、こういうプチ良い日、プチ良い事の積み重ねが幸福というものなのだろうか、とふと思いました。

フレミング・ヴィンデキルデ指揮ヒムニア室内合唱団他(MEMBRAN盤)

「シュピラール」BOXより。

合唱曲9曲が収録されています。初めて名前を知った作曲家ばかりですが、いずれもデンマークの人なのでしょうか?

1.エリック・ウィテカー(1970~)「水の夜」(1995年)
2.ラッセ・エネシェン(1978~)「アグア・ノットゥルナ」(2003年)
3.フランチェスコ・カリ(1966~)「窓の上の雨」(2003年)
4.モーテン・ポウルセン(1973~)「海の祈り」(2003年)
5.ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963~)「すすり泣く水兵」(2003年)
6.ケリー・クランデル(1974~)「ブレッシング・ザ・ボーツ」(2003年)
7.カタリーナ・パルメール(1963~)「キスレイン、ウォータースリープ」(2003年)
8.ヤーコ・マンテュヤルヴィ「フェア・コラルズ・ライ」(2003年)
9.エリック・ウィテカー「クラウドバースト」(1995年)

水に因む作品が収められていて、しかも、ウィテカーの2曲を除けばいずれも2003年の作。この年のコンクールなり何らかのイベントをターゲットとして書かれた作品なのでしょうか?

残念ながら、ライナーノーツが付いていないので分かりませんが。

現代曲ですが、いずれも親しみやすい曲調の合唱作品。

水に題材を採っていることもあるのか、透明度高く涼しげな響きが多いですね。

中で特に面白く聴いたのが、「窓の上の雨」と「クラウドバースト」。

「窓の上の雨」は、雨粒が落ちて来るさまを合唱団員が、一人、一人、また一人…とティン、ティン、ティン…と歌うのが何とも愛らしい。

「クラウドバースト」は、文字通り雲が裂け豪雨が降るさまを合唱とパーカッション、ピアノで見事に情景描写。

合唱をやっている訳でもなく、特別合唱に関心が高い訳でもない私ですから、もしこの激安BOXに入っていなければ、知らない作曲家の知らない作品ばかりのこのディスクを聴くことは無かったと思います。

これもまたプチ幸福な出会いでありました。

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ベートーヴェン「交響曲第6番《田園》、第8番」フルトヴェングラー

2012-03-29 22:12:52 | Weblog
昨夜会社帰り、大型のクレーン車でビルの横の細長い看板(各階のテナント案内板)を取付ける作業に思わず見入ってしまいました。

まだ終わらない仕事に見切りを付け、21時半に会社を出繁華街を最寄駅に向けて歩いておりました。

すると、あるビルの前に2台の大型クレーン車が出て、その内の1台がビル3~4階分もある長く大きな物を吊している。

何だろう?と見ると、ビルの横によく付いている各階の案内看板。

1台のクレーン車がそれを吊してビルの取付位置へ持って行き、もう1台のクレーン車(先端に作業員の方が乗っている様子)が取付作業をしているようでした。

別段珍しい物ではありませんが、こうやって看板を取り付けるのかと見入ってしまいました。

まあ、これは想像の範囲外の内容ではありませんが、例えば、海の上に橋を架けたりするのなど、門外漢かつ無知な私には一体どうやってそんな事が出来るのだろうと今だに大きな謎であります。

山の中で送電線を張る作業も前からずっと不思議でなりません。

2台のヘリコプターで吊して張るのかなあ?

昔、山歩きしていた時にもそんな光景見たこと無いし…?

幸い、今はネットの時代で人類が知識として持っている事なら、ちょっと検索すれば大概のものは解っちゃいますね。

あまりにも簡単に答えが得られてしまうため、考える力、想像力が削がれる懸念も。

山での送電線の張り方も、ちょっと素人なりに考えてみてから検索しましょうか。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(田園)、ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(第8番)(EMI盤)

「田園」はフルトヴェングラーこそという演目ではないでしょうし、実際昔はワルター盤が定盤ということになっておりました。

確かに、「田園」というタイトルの喜ばしさが前面に出るというより、先ずはベートーヴェンの交響曲第6番で、「田園」というタイトルも付いていましたといった雰囲気。

しかし、しかとベートーヴェンを聴きましたと聴後感が残るところが、フルトヴェングラーのフルトヴェングラーたるところ。

8番は、LP時代にクリュタンスの指揮(の音を劣化させた?)との噂もあったフルトヴェングラー&ベルリン・フィル盤を愛聴しておりました。

噂の真偽のほどは分かりませんが、この曲の持つ喜ばしさ、輝かしさと共にエネルギーに充ち溢れた迫力ある演奏でありました。

ここでの演奏は、オーケストラが異なる事にも起因しているのか、エネルギーより喜ばしさが前面に出た演奏に思いました。

田園は1952年のセッション録音、8番は1948年のライブ録音でいずれもモノラル。

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ロドリーゴ「小麦畑で、3つのスペイン風小品、祈りと踊り、パストラル」他、村治佳織

2012-03-27 21:41:00 | Weblog
倹約は思わぬダイエット効果も。

前から書いている通り、最近倹約していて、昼食後のコンビニ・スウィーツも原則お預けであります。(例外の無い原則は無い!ではありますが(笑)

その効果か、帰り掛け何気にお腹の肉を摘んでみたら、グーンと減った感じ。

前はもっと大量に肉(脂肪)が摘めていましたから。

体重を測る習慣が無い(これがそもそも良くないか)ので正確には分かりませんが、倹約がちょっとはダイエットにも繋がっている様子。

超暑がりの私ですが、ここの所少し肌寒さを感じるのも、「脂肪スーツ」を薄手の物に変えた所為でしょうか。

村治佳織(ギター)(Victor盤)

昨日、外出先からの帰り道で見付けたブックオフで購入。

前々から、村治佳織さんのCDを欲しいと思っていましたが、人気ギタリストだけあって中古でも結構高かったりします。

それが、これは500円。ラッキーでありました。

しかも、ロドリーゴの曲を集めた1枚。

アランフェスばかりが持て囃され、あとカップリングで多い「ある貴紳のための幻想曲」位までが一般的に有名なホアキン・ロドリーゴ(1901~1999)ですが、他にも素晴らしい作品が色々あります。

幼児期に失明したにも関わらず、奇跡的な色彩感と情熱的な音楽で、時代的にアナクロとみなされるのか必ずしも高い評価を受けていると言えませんが、素晴らしい天才作曲家の一人だと思っております。

これは、ギター独奏曲を集めたディスク。

1.ヘネラリーフェにて
2.古風なティエント
3.ソナタ・ジョコーサ
4.小麦畑で
5.3つのスペイン風小品
6.春の小鳥
7.遥かなるサラバンド
8.祈りと踊り
9.パストラル

個人的に昔から馴染みの曲と、馴染み薄だったり、初めて聴いた曲が収録されているオール・ロドリーゴのアルバムで大変楽しめました。

村治さんのギターは確かなテクニックと情感豊かな解釈(そして美貌(笑))とで若いにも関わらず非常に完成度高くロドリーゴを聴かせてくれます。

「3つの小品」のサパテアードや、「祈りと踊り」の踊りの部分など、もっと地の底から沸き上がる情念のようなものが表現出来たら更に素晴らしいと思いますが、それはまた今後に期待致しましょう。

尤も、この録音は1997年ですから、既にだいぶ成長、進化していることでしょうが。

是非、実演も聴いてみたいですね。

細部で僅か気になる点はあっても、全体的に非常に高い出来で、このディスク、今後愛聴盤になりそうです。

それにしても、ロドリーゴは凄い。

「ヘネラリーフェにて」や「小麦畑で」など、『心で見えていた』としか思えないほど情景が彷彿される。

情熱を内に秘めた「3つの小品」や「祈りと踊り」は、ロドリーゴの傑作の一つと言って良いのでは。

20世紀の作曲家で、ショスタコーヴィチやメシアンが大天才と思う私ですが、ロドリーゴも決して引けを取らないのではないかと思います。

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シモンセン「クラリネット五重奏曲、弦楽四重奏曲第1番、第2番」リンダー、コントラSQ.

2012-03-26 21:34:56 | Weblog
なんだかんだで、また更新に間が空いてしまいました。

私の性格的には、物事をサボり出すと「どうでも良いや感」がふつふつと沸いて来て、ズルズルとサボってしまい勝ちなので、軌道修正してなるべく毎日更新して行きたいと思います。

今日は、夕方外出先での打合せが早く終わり、たまたま生まれてから小学校低学年迄住んでいた所に近い地域だったもので、住んでいた方角に向けてブラブラ歩いてみました。

すると、ある病院の案内板が。

私が生まれた病院であります。

子供の頃から聞かされてその病院の名前は知っていたのですが、小学校低学年生には遠い距離でもしかしたら、今まで1回も来たこと無かったかもしれません。

何となくその病院の建物の光景が記憶の中にある気がするのですが、それはもしかしたら赤ん坊の時の記憶?(そんなバカな)

建て直ししたのでしょうか、思ったより綺麗な建物でしたが、オレンジっぽい色の外壁は何故か記憶の中の病院と同じでありました。(不思議)

ヘンリー・リンダー(クラリネット)、コントラ弦楽四重奏団(MEMBRAN盤)

「シュピラール」BOXより。

ルドルフ・シモンセン(1889~1947)は、初めて名前を知ったデンマークの作曲家。

何と、オリンピックの銅メダリストなんですって!

とは言っても、スポーツではなし。

1912年のストックホルム・オリンピックから1948年のロンドン・オリンピックまで「芸術競技」というものがあり、スポーツを題材とした絵画、彫刻、文学、建築、音楽の各種目があったそうな。

シモンセンは、1928年のアムステルダム・オリンピックで交響曲第2番「ヘラス」でメダリストになったとのこと。

クラリネット五重奏曲(1929年)は、牧歌的なクラリネットの響きで始まりますが、決して閑かな曲調の音楽という訳では無く、柔らかな響きの中にも寂しさや時代の影を感じます。(この年、世界恐慌がデンマークを襲ったそう)

弦楽四重奏曲第1番(1923年)も似たトーンでもありますが、終楽章など民謡風の雰囲気も。

弦楽四重奏曲第2番(1925年)は、第2楽章後半のリズミカルな音楽から終楽章のシリアスな雰囲気への変化も鮮やか。

技法的には特に目新しさは無い比較的保守的な作風ですが、この3曲なかなか気に入りました。バルトークをマイルドにした感じと言えましょうか。

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ニールセン「フルート協奏曲、パンとシリンクス、弦楽のための組曲」他、モスト、ボストック

2012-03-22 23:12:49 | Weblog
今日は昼間ずっと電話しまくったりバタバタしていて、夜から遅れている資料作りをじっくりやろうと思っていたのですが、疲れ切ってしまい資料は殆ど手付かずで21時で断念。

今日も時間が無いので、午前中の会議をさぼったけれど、また明日も午前中の打合せをさぼって時間を捻出しましょ。

また、朝は始発バスで行かなきゃ。

ですから、今日も短め。

ルーネ・モスト(フルート:フルート協奏曲)、ダグラス・ボストック指揮チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団(1~5)、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(6)(MEMBRAN盤)

ニールセンBOXから。

1.フルート協奏曲
2.パンとシリンクス Op.49
3.弦楽のための組曲 Op.1
4.若き芸術家の棺の傍らで
5.ボヘミア=デンマーク民謡
6.アンダンテ・トランクィロとスケルツォ

デンマークの人ニールセンは、北欧の作曲家ということでしょうが、今日の1枚を聴いていると英国音楽と似た雰囲気を感じます。

北欧系も英国系も全然詳しくない私が言うのも何ですが…。

さらりとした肌合いや厚ぼったくならない弦の美しい響きなど。

「ボヘミア=デンマーク民謡」とか、イギリス音楽好きの方には絶対「ツボ」だと思います。

イギリス音楽ど素人の私が言うのも変だけど、弦の親しげで優しい響きは大変素敵であります。

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ブラームス「交響曲第4番」、ベートーヴェン「コリオラン序曲、レオノーレ第2番」フルトヴェングラー

2012-03-21 22:58:40 | Weblog
会社で、嫌だなとか辛いなとか腹立たしく思ったりする事は勿論ありますが、幸いにして、面白いなとか楽しいなと思う事の方が上回っている現状であります。仕事でもアフターファイブでも。

今日は前々からの先輩のお誘いで、「Aさんと飲もうよ」ということで3人で。

我々より1周り近く若いAさんは、素晴らしく良い人柄。

彼とは部署はちょっと違いますが、仕事上の付き合いはあるし、宴会の席での同席も何回もある。

でも、少人数で一緒に飲みに行った事は無かったですね、今まで。

普段飲みに行く人達は、結構強烈な個性も多く、馬鹿っ話をしながらも、時に喧嘩腰になっちゃったりもするのであります。(それはまたそれで良いのですが)

ところが、今日の彼は真反対。

純朴と言いましょうか、おっとりした人柄でまったりとお酒を飲めました。

色々な個性があるのも、また会社の面白いところ。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(交響曲、コリオラン)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(レオノーレ)(EMI盤)

フルトヴェングラーBOXから。

「現在まだフルトヴェングラーを聴く意義って何だろう?」と、このブラームスの聴き始めに思いました。

録音の古い、普通の演奏っぽく聴こえたのであります。

ところが第1楽章を聴き進んで行く内、これは凡演などとは程遠い凄まじい熱狂の渦に巻き込むフルトヴェングラーのブラームスであると。

この曲でよく言われる枯淡の味わいとは程遠い。

でもこういうブラ4も好きだなあ。

コリオラン序曲がまた壮絶極まりない演奏。

手持ちのダイソー100円CDと同じ音源かな?

火の玉の燃え盛る熱き演奏。

レオノーレ序曲第2番はコリオランと比較すると穏やかな曲調でありますが、ここでもフルトヴェングラーの素晴らしい推進力が聴けます。

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ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》」他、フィッシャー、フルトヴェングラー

2012-03-20 23:14:44 | Weblog
なんだかんだで、更新に間が空いてしまいました。

土曜日は会社のゴルフコンペでボロボロの成績。帰り掛け食事しながらちょっと飲んで帰ったら、疲労でバタンキュー。(死語でしょうか?)

日曜はあまりにも酷いゴルフスコアのショックで更新出来ず(?)。

昨日は会社帰りに飲みに行ってダメ。

ちょっと間を空けると、どんどん更新が滞ってしまいそうですので、明日朝早いのですが短めに書いておきましょう。

エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)、ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(EMI盤)

バルトーク「ヴァイオリン協奏曲第2番」とのカップリング。

第4番の方が良いという方も多いようですが、私は昔から「皇帝」が大好き。

明るく輝かしい曲調が他に代えがたい魅力で、私にとってピアノ協奏曲の王者であります。

この録音は、古典的な名演の一つでしょうか。

フィッシャーのピアノは、力強さはあるものの強靭という感じでは無く、むしろ滋味深さを感じるもの。

ですから、両端楽章も立派な演奏ではありますが、第2楽章の優しい美しさが際立って聴こえます。

モノラルで録音が古いのが残念。

バルトークは、(全盛期を過ぎた?)メニューインのヴァイオリンが決して上手くはないのですが、当時まだ同時代音楽だった共感を感じるものです。

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ベートーヴェン「交響曲第2番、第4番」フルトヴェングラー

2012-03-16 23:23:51 | Weblog
今日はいささか「醤油分」採り過ぎ。

朝5時過ぎに起きて静岡へ。

静岡おでんなどをツマミに飲んで帰りたいところですが、半日でとんぼ返りのスケジュール。

残念ながら今日も、おでんも魚もお酒も縁無いか~と思いましたが、要件が午前中に終わり、昼食でおでんと魚にはありつくことが出来ました。

しらす定食におでんを一皿注文。

新鮮な生しらすと釜上げしらすがたっぷり付いてリーゾナブルな価格だったのは大正解なのですが、食べ方を大失敗。

元来、醤油が好きな質でして、刺身なども結構醤油に浸して食べちゃったりするのであります。

まあ、刺身の場合は、表面積と比べて体積がそれなりにあるから良いのですが、しらすの場合細身の身体故、ほとんど表面積だけで出来ていると言っても過言では無いじゃないですか。

しらすを一つまみして小皿の醤油の海を泳がせると、その純白の肌が真っ黒に日焼け(?)して帰ってくるのであります。

塩分濃度の非常に高い死海のようなプールでしらすを泳がすたび、すぐに水面が低下してしまい、その都度醤油差しから補充。

しかも、つまの大根や千切りきゅうりに生のりと、しらすを囲む仲間達も皆お醤油大好き人間ばかり。

一体何杯、小皿の醤油を飲んだことでしょう。

次回また行く際には、プールの「水」は控え目にしなくては…。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

2番は、1948年10月のライブ録音という事で、もう1種手持ちのライブ中心の全集(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/5c0e3866cc407e93292a915fe479dd88)と同じ音源でしょうか?

フルトヴェングラーの場合、録音年月は同じでも日にちが違う別音源も色々出回っているので分かりませんが。

と思って確認したら、案の定別音源。

4番は、もう1種の手持ち(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/ced5cc62d6e0be95b330606f0909e02e)とはやはり別で、1952年12月のセッション録音。

こうして聴くと、やはり私にとってフルトヴェングラーがベートーヴェンの一つの規範であるし、またフルトヴェングラーと言えば先ずはやはりベートーヴェンという気が致します。

明日ゴルフで朝早いので、今日は超短めです。

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ハイドン「交響曲第94番《驚愕》」、シューベルト「交響曲第7(8)番《未完成》」他フルトヴェングラー

2012-03-15 23:40:10 | Weblog
今日は23時前まで仕事だった為、短めです。

明日も早朝に自宅を出なければなりませんし。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

1.ハイドン「交響曲第94番《驚愕》」
2.ケルビーニ「アナクレオン」序曲
3.シューベルト「交響曲第7(8)番《未完成》」
4.リスト「レ・プレリュード」

フルトヴェングラーBOXから、ちょっとフルトヴェングラーらしくない(?)曲を。

軽快さやユーモアといった要素に溢れるハイドンは、ちょっとフルトヴェングラーには合わないのではと思いきや、これはこれで魅力的なハイドン。

ベートーヴェンの先輩たる堂々たるハイドンでありますが、溌剌さもあって、意外にフルトヴェングラーは「バランス感覚」に長けた人だったのではと感じました。

ケルビーニやシューベルトもしかり。

モノラル録音ですからどうしても重く感じてしまいますが、ステレオの良い録音だったら印象もかなり違ったものであることでしょう。

曲自体、本当に久しぶりに聴いた「レ・プレリュード」。

遥か昔、実家で取っていた15巻のクラシック音楽本にソノシート(若い方は当然ご存知ないですよね、薄い下敷のような素材で出来ているレコード(←これも知らないてか(笑)))の付録が毎号付いていて、当時大好きな曲の一つでありました。

久々聴いたけれど、やはり格好良い音楽ですね。

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