神社に電子マネー制度導入

東京都港区にある愛宕神社は、来年1月4日限定で、電子マネーでの初詣の賽銭を受け入れる制度を導入するとの事です。近年は小銭を持たない人が増えてきており、利用者の反応を見ながら、今後の本格的な導入を検討するそうです。

電子マネーの導入は、「楽天エディ」を展開する楽天側が提案した。当日は楽天が無償で読み取り端末１台をレンタルする。午前８時から日没ごろまで、本殿前に常設されているさい銭箱の横に端末を置く。参拝者は好きな金額を１円単位で入力。自身のカードや携帯をかざすと決済される。楽天エディ以外の電子マネーは使えない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000032-asahi-soci

賽銭も電子マネー化とは、あまりにも情緒がなくて虚しさを覚えますが、これも時代の流れでしょうか。いくらお金のデジタル化が進んできているとはいえ、賽銭代ぐらい現金で用意すべきだと思います。そもそも、神社にお参りしたところで、神社や神様が何かしてくれるわけでもありませんから、本来お賽銭なんて必要のない制度でしょう。にも関わらず、神社側がここまでして金銭を徴収する事には、嫌らしさすら感じます。

将来的には、実際に神社まで足を運ばずに、スマホのアプリでお参りするのが当たり前、なんて時代が訪れるかもしれません。時代と共に文化や風習が変化するのは当然とはいえ、世の中には変えてはいけない物もあるのではないでしょうか。