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Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

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日本酒2012、ベスト10

明けましておめでとうございます。
ご挨拶が大変遅れてしまいましたが、旧年中は大変お世話になりました。


2012年は、godanism にとってはいろいろと考えることの多い1年だったと思っています。
ひとことで言ってしまえば、「露出を徐々に減らしていこう」という考えが生まれた年でした。
これについては、本稿後半で具体的にお伝えしようと思います。


国税庁が行う全国市販酒類調査によれば、日本酒に関して以下の傾向が見受けられます。
・日本酒度は年々上昇傾向にある(辛口になっていっている)
・酸度は年々低下傾向にある(酸味を抑える造りに)
・アミノ酸度は年々低下傾向にある(旨みを抑え、ライトな飲み口に)
・酢酸イソアミル、カプロン酸エチルの含有量は年々上昇傾向にある(香り成分を多めに)

消費者のニーズがそうなのだと思いますが、どんどん淡麗で口当たりの優しい、それでいて香りが良い、ジュース感覚でも楽しめる日本酒が造られてきていると言えるかもしれません。



さて、もう恒例となった「ベスト10」です。

2012年に godanism が「購入し、家飲みした」お酒を振り返り、その中からベスト10を選別する企画でございます。

毎年書いていることですが、あくまで godanism の主観と偏見で選んでおります。
目くじらを立てることなく、「こいつはそう思ったのね」くらいの軽い気持ちで眺めていただければ幸いです。

また、これも昨年までと同様なのですが、「各銘柄は1種類の規格のみノミネート」されます。
ベスト10上に、1つの銘柄は1つの規格しか登場しません。
同一銘柄の異なる仕込みが2種類以上登場することはありません。

ではさっそく発表です!


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★第10位★【蔵王 純米大吟醸 斗瓶取り 21BY】


2012年3月10日登場。

一昨年から宮城の酒を飲み続けているgodanism。
その私の琴線にずっと触れ続けている銘柄の1つです。
中でもこの純大は、上品さと主張をしっかりと内包し、単体でも食事と合わせても満足の1本。
値段が高いのがネックですが、味わいは誰が飲んでも納得です。


★第9位★【飛露喜 純米吟醸 雄町 本生 23BY】


2012年5月13日登場。

今年「も」お世話になっている、郡山にある酒販店「泉屋」さんの頒布会限定商品。
通常の「雄町」よりも、生であるぶん味の乗りが良く、非常にバランスのとれたお酒でした。
入手が困難なのがネック。


★第8位★【奴奈姫 純米吟醸 中取り生 Aコレ】


2012年9月19日登場。

昨年の夏、新潟糸魚川市にある阿吽さんでいただいて、気に入って即購入したお酒です。
【奴奈姫】という銘柄自体はずっとあるものですが、中取りの生という別誂品はAコレのみ(ですよね?)
加水による味乗りの調整、酸と甘みのバランス、文句の付けどころのない素晴らしいお酒です。


★第7位★【善知鳥 大吟醸 山田穂 23BY】


2012年11月8日登場。

去年初めて出荷されたラベルのお酒で、ついジャケ買いしました。
大吟醸規格として申し分のない旨さ。
期待値を高めに持っていっても応えてくれる1本です。
値段も通常の【善知鳥】より安めの設定ということもありランクインです。


★第6位★【阿櫻 純米吟醸 山田錦 23BY】


2012年10月3日登場。

【阿櫻】は、家飲みは初めてのgodanismでした。
いわゆる「ハズレの無い」味のバランスです。
甘酸での組み立てですが、アルコール感を感じさせないのが特徴で病みつきになる味わいでした。


★第5位★【日高見 純米大吟醸 山田錦 ブルーボトル】


2012年11月6日登場。

昨年も純米大吟醸規格のお酒をけっこう購入しましたが、godanismが一番好きだったのがコレです。
【日高見】、満を持しての「特A地区山田錦」を使った純大です。
味わいも期待以上の一滴を実感できます。
文句の付けどころが無い、ただ感嘆するのみの1本でした。


★第4位★【十四代 角新本丸 23BY】


2012年2月17日登場。

毎年「角新本丸」だけはなんとか買えていますが、昨年の家飲みした【十四代】の中ではこれが一番でした。
(実は外飲みした「七垂れ」とか「純大 龍の落とし子」とかのほうが好きだったけど)
「さっぱりとした甘さ」を実現することがどれだけ難しいことなのかわかりませんが、【十四代】はそこを見事に体現してくれます。


★第3位★【金鼓 純米 中汲み しぼりたて 無濾過生原酒 23BY】


2012年7月23日登場。

1月出荷のお酒を半年引っ張って、夏に開けた「しぼりたて」です。
暑い時期に飲む炭酸たっぷりの軽い味わいは格別ですよね。
まさにそれを実現したわけですが、【金鼓】は味のダレも一切無く、アルコール度の高さも感じさせず、最後の一滴まで楽しむことができました。
家飲みは初の銘柄でしたが、堂々の第3位!


★第2位★【川鶴 しぼりたて生原酒 讃州オオセト 23BY】


2012年2月6日登場。

昨年一発目の出逢いのお酒はこの【川鶴】のしぼりたて。
アルコール度19度とはとても思えない軽快な口当たりと、「普通酒」のイメージを払しょくする爽やかな余韻は素晴らしいの一言。
思い出しただけでまた飲みたくなるお酒です。


★第1位★【黒松仙醸 こんな夜に... 山椒魚 純米吟醸 瓶火入 22BY】


2012年9月7日登場。

2012年ランキング、1位はもう決まっていました。
これです。このお酒ですよ。
godanismはど真ん中を打ち抜かれました。
1年の熟成を巧く経ると、ここまでまろやかな酒質を味わえるのです。


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というわけで、10位〜1位の発表でした。
昨年のベスト10とは、大きく内容の異なるラインナップになりましたね。笑

冒頭にも書きましたが、上記のランキングは godanism の独断と偏見によって選考されています。
また、同一銘柄の異なる規格がランクインすることはありません。


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当ブログ「Sinks in Alcohol」ですが、今回の更新をもって終了とさせていただこうと思っています。
冒頭で書いた、「露出を徐々に減らしていく」ことがこれにあたります。

と言っても、godanismが日本酒を飲まなくなるわけではありません。
体調が悪いとか、そういうことではありません。
これからも引き続き、日本酒業界の盛栄を願い続けていきます。
日本酒ダイバーは、これからも日本酒の海にダイブし続けます。

当ブログを通じてgodanismを知ってくださった方、また交流してくださった方、ありがとうございました。
また、多段のご厚意をくださった酒販店、料飲店、酒蔵の方々には、感謝の言葉しかありません。
本当にありがとうございました。

謙信 しぼりたて 生酒 24BY

ご無沙汰をしております。 ずいぶんと久しぶりになってしまいました。 1ヶ月ほど更新が途絶えてしまいました。 godanism、愛用していたデジカメが壊れまして。 電源ボタンを押しても、うんともすんとも言わない状態に。 新しくデジカメを入手いたしました。 その後も、PCへの取り込みソフトが起動しないとか、なんだかいろいろ問題があって、更新が遅くなってしまった背景も、1割くらいあります(1割かよ! . . . 本文を読む

たかちよ 豊醇無儘 扁平精米おりがらみ 23BY

今年、初購入となったお酒です。 【たかちよ】 新潟県、高千代酒造のお酒。 扁平精米と書かれています。 扁平精米とは、通常の精米とは違って、米の表面から均等な厚さで削っていく精米方法。 結果として扁平な形の精米となります。 なんでそんなことをするのか。 簡単に言えば、そのほうが雑味の少ない米になるからです。 ともあれ、レビューにいきましょう。 上立ち香は甘い吟醸香。 果実味があり . . . 本文を読む

善知鳥 大吟醸 山田穂 23BY

初めて見たラベルだったので買ってしまいました。 【善知鳥(うとう)】 青森県にある西田酒造店。 【田酒】を醸す蔵として有名ですが、アルコール添加したお酒は【田酒】ではなく、【喜久泉】【善知鳥】として出荷されています。 通常、【善知鳥】は山田錦または百四拾(華想い)を使用して造られていますが、こちらは山田穂で仕込まれています。 出荷は今年の8月。 ラベル右下の花の絵が妙にリアル。笑 . . . 本文を読む

日高見 純米大吟醸 山田錦 ブルーボトル

大好きな銘柄の一つです。 【日高見(ひたかみ)】 兵庫県、東条特A地区産の山田錦を全量使い、40%まで磨いて造った純米大吟醸。 裏ラベルには「念願だった〜」と書かれています。 お米の出自にこだわりを感じます。 レビューにいきましょう。 上立ち香はすうっと透き通るような吟醸香。 ほんの少し南国果実を思わせるフルーティさを伴っています。 口に含むと、舌先には酸、次いでふわっと微かに . . . 本文を読む