日々の吐露を綴って。。

私が生きてここにいる現実と向き合う、日々のつぶやきのブログです。
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ママカウンセラー、再び

2018年09月17日 16時04分14秒 | 日記
急な立ち退きでの引っ越しに伴い、次女が今年の四月に新しい小学校に転入して、早いもので二学期に突入した。


転入早々クラスに馴染もうと、委員会に立候補したり授業で挙手したり、いいと思ったものはクラスに提案して、同意を得て恒例化したりと、担任がうなるほどの頑張りようだった。


たが、校内外で目にする同学年の子供たちが、それ以上に利発でびっくりしたのと同時に、本人は頑張っているけれどみんなもどんどん成長していくので、発育に開きがでてきたのがありありと目立ってきた。


先日は遠足の集合時間に間に合う時間に家をでたのに1人遅れ、またあるときは横断歩道を自転車で渡っている最中によそ見をして凝視してしまい他人と危うくぶつかりそうになったり、坂道なのに遊具で遊ぼうとして派手に転んで顔も足も絆創膏だらけになった。


何かを気にかけながら何か行動をする、ということが育っていかない。


実際、ウィスクという知能テストを受けて、いくつかの項目は平均をとれているのにワーキングメモリが70台と低くて、先生いわく「でこぼこがあるのはサポートが必要ということです」ということだった。


小学校入学前に保育園の担任に書いていただいた就学支援シートを読み返しても、「すぐに違うことに気がいって今やることを忘れてしまう」「小柄で表現が幼い」等々書かれていて、だんだんと成長するにつれ出来るようになってくる、という当たり前が未だ変化してこないので、さすがにこれは、と思った。


学年が上がるにつれ勉強も難しくなるし、人間関係の構築の仕方もレベルアップしてくる。


男子は「おケツ!」とか流行りの「ひょっこりはん!」など意味のない単発な言葉で笑って楽しむことが多いけれど、女子は言語を使い分けたり、言葉を汲み取る、建前と本音を使い分ける、という喋るコミュニケーションが要になってくる。


女性のコミュニケーションは実は複雑。


幸い校内に通級支援がある環境なので、申請書をだせば教諭ともっと突っ込んだ話し合いの場をもてるだろうし、そこで現在どう支援をしたら合うか、どうサポートしていくか、具体的にアドバイスがもらえるはずだ、と私は前向きに動いていた。


次女も近隣のメンタルクリニックで再び知能テストを受けた結果、やはり同じポイントで数値が低かった。


長女もこれまで本当に大変だった。


けれど、次女もしっかりサポートしていけばきっと大丈夫、そう自分に言い聞かせているところである。


手が空くと、「何か手伝うよ」とエプロンしながら台所に来てくれる。


餃子を包む作業もすっかり慣れたもので、サクサク作って、形も私のと並べても殆どわからない。


先日餃子のネタ作りから「やってみたい」というので一緒にやって、材料も量も覚えたようだ。


言葉の力が伸び辛いとしても、楽しいをいっぱい知っている、できるをいっぱい知っていると、きっと伝えたい気持ちが膨らんで言葉へベクトルが向いていくんじゃないかな、と母は楽天的に考えている。