銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

気がつけば

2019-12-27 15:09:51 | つれづれ

 今年は今日:27日で営業がおしまい、ということは、

クリスマスの後は2日しかなかった、ということで、

つまり、例の(ここだけの話ですが)

'What Are You Doing New Year's Eve?'

(大晦日は誰と過ごすの?)

という曲を歌うのは、2回だけということですね

しかも、昨日の廣田ゆりさんと鈴木ひろゆきさんは、

この曲をご存じなかったのです。

鐘の音が鳴り響き、ラッパも高らかに歌う

全ての恋人たちは熱い抱擁とキスをしている

その時に

ボクは君と一緒にいられるの?

それともフラレた連中の一人になるのかな・・・?

 

 高望みだとわかってはいるけれど

大晦日に

ボクを選んでくれないかしら・・・?

 

 本日;オーラスの演奏は、深澤芳美さん(P)下間哲さん(Tp,Vo)

そしてあの方の「通りすがり」も

 

 今年も本当にありがとうございました。

どうか健康に穏やかに年末年始を過ごせますように。

来年もできるだけたくさんの、良い音楽と楽しい時間を

ご一緒できますように

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きっと帰るよ'I'll Be Home For Christmas'

2019-12-25 14:32:52 | 

今夜はひときわ 思い出されてしかたがない

愛してやまない、懐かしいあの場所

とても遠いと わかっているけれど

それでも約束したいんだ

 

クリスマスには きっと家に帰るよ

ボクも数に入れておいてね

雪が降り、ヤドリギが飾られて

プレゼントもたくさんツリーにぶら下がっているんだろうな

イヴの夜 愛の灯りが周りを明るく照らしている その中に

ボクもきっといるよ

たとえ夢の中でも・・・・

Merry Christmas

 

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ミもフタも無い

2019-12-23 00:05:21 | つれづれ

 久々の組み合わせ:森田潔(P)酒井一郎(B)ペア

ステージ上で「何やろうか?あ、じゃあボサノヴァで」

曲目が決まって、森田さんが確認

「おしまいのとこ、寸法はどうします?」

酒井「ケツが食い込まないヤツ」

森田「了解」

ええっ 客席は失笑

あ~~すみません。 隠語です。ていうか、technical termです。

ボサノヴァの場合は、ラストの2小節がそのままアタマの2小節とかぶる、

という構成が多いので、さらに2小説足して、4で割り切れるように

変えて演奏するかどうかを打ち合わせたのです。

 二人にとっては自然な会話でしたが、普通に聞こえてしまったら、

普通に変なやり取りですね 失礼しました。 あはは

 

 冬至でしたね。

「ああ、これからやっと、少しずつ日が長くなっていくんだね」

そういうことです。

 

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イントネーションありき?

2019-12-18 15:24:34 | 季節

 歌の間を取るときにいつも感じることですが、歌詞の中で

伸ばしてもいい語とそうでもないものがあって、そのことを

native speakerは、考えるまでもなく自然に発声していますが、

日本人の場合には、どうしても何か抑揚をつけようとするきらいが

あるような気がします。 そうすると、歌謡曲的、というか、

英語の歌らしくない節回しになって、言ってしまえば「ダサい」

ことになるようです。

 

 つまり、日本語はイントネーションでの表現が基本にありますが、

英語は強弱のアクセントが大きな部分を占めている、という、

言葉としての形態の違いによるものです。

 

 そう言えば昔、国語学の権威の金田一春彦先生が、講義の余談で

「最近の(数十年前ですが)日本語の歌の抑揚が、美しい日本語にはあるまじき

ことだ、と学者の間で憤慨しまして、みんなできれいな歌を作ろう!という

試みをしたことがありました」と語っていらっしゃったことがあります。

 その曲は何だったのか、覚えてもいないし、実際に歌ってはくださらなかったと

思うのですが、「正しい日本語の抑揚で」(ここは上げるべきではないとか)

作られた歌だって、それでヒットするわけでもないでしょうし、歌いたくは

ならないんじゃないかな、とも思います。

 

 ふと思い出した一コマでした

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こもごもの16周年

2019-12-04 14:48:30 | つれづれ

 12月1日(日)の午後、小林洋(P)大津昌弘(B)Duoに

五十嵐明要(As)下間哲(Tp)のツートップをゲストに迎えて

「16周年記念スペシャル・ライブ」を開催いたしました。

今回は、公開前に満席御礼が出たため、実質プライベート・パーティーに

なってしまいましたが・・・。

これは実は、不定期的に行っている「トリビュート愛好会」でもあって、

今回は「T」で始まる曲の数々をメインに演奏いたしました。

 

 ゲストのお二人はそれぞれ毎月エムズにご出演いただいていますが、

同時に演奏される機会は意外と少なく、私にとっても念願の組み合わせ、

「スタンダードを愛する仲間」の集う、何よりの周年プレゼントになりました

 

 16年前の11月28日のレセプションのステージに立ってくださったのは、

小林洋さんと五十嵐さんを含む「オールスターズ」でした。

そのメンバーであった光井章夫さん、それから「進駐軍サウンド」のメンバーとして

ご出演いただいた河辺浩市さん芦田ヤスシさんも旅立たれ、熱心なファンの

方々の中にも、お会いできなくなった方もいくたりもいらっしゃいます。

 年月の重みを受け止めつつ、その方々も最後まで愛した音楽とその現場を

できる限り守っていきたいという想いは年々強くなります。

 

 17年目もどうかご一緒に楽しんでいただけますよう、

改めまして心よりお願い申し上げます。  店主敬白

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