明日:2月27日（木)の出演者は
小野孝司(P)酒井一郎(B) に変更いたしました。
毎月一回、土曜日に開催していた『小谷さんのプレ・セッション・クリニック』は
平日のご出演日の夕方の「個人レッスン」に移行いたしました。
ご興味ある方はエムズにアクセスして下さい。
平日:18:30～ 03-3574-5508
またはサイト内の【contact】
より。
どう見ても桜。
旧称「田村町」の一本。 前の通りは日比谷通り。
立っているのは「浅野内匠頭終焉の地」の石碑です。
辞世の句「風さそふ花よりもなお・・・」が詠まれたのは
旧暦3月14日(今なら4月下旬)と聞きますから、この「花」は
遅咲きの桜だったと思うのですが・・・・
これは「ジャック・ローズ」というカクテルです。
バレンタインの前の夜に初めて見えたペアの大人の女性が
「明日はバレンタインですから。燃えるような色でお願いします
」
ワーオ
気合を入れてお作りしました。
私の場合、気合を入れる、というのは「甘味を控え過ぎない」ということで・・・
グレナデン・シロップは、甘いけれども、これを控えると燃えるような
バラ色にはなりません。カルヴァドスの琥珀色が勝ってしまって、
なんだか汚い感じの赤になってしまうので・・・。
その分お酒もたっぷりいれました。後でオリジナル・レシピを見たら
「2:1:1」（もう一つの要素はライム・ジュース)なのに、「3:1:1」に
しちゃってました
それでも「キレイで美味しいです
」と勢いよく飲んでくださったので
この場合は作り手と飲み手の頃合いがめでたく一致していた、という
結果論です
リクエストがないとめったに歌おうと思わない曲、というものがありまして。
例えば、シリアス過ぎるとか、長くてしみじみしているとか。
適度にワイワイしたり、くつろいでいる雰囲気に合わない場合が多い、
ということが主な理由ですが、リクエストが多すぎて
ちょっと飽きている、というか、自分流に入れ込む感じでもない曲も
いろいろあります。
初めて来られた若い男女のグループ、真剣に聴いてくださっているので
ま、今日の場合はサービス優先だよね、と思って最初のステージに
'My Funny Valentine'をお届けしました
「これで今年のノルマは終わりました
」
客「早っ
」
ところが、ラスト・ステージに今度は年配のご夫妻がみえて
こちらも落ち着いて聴いていらっしゃいましたが、エンディングのMCにかかって
私「今夜の演奏はこれでおしまいです」
客「アンコールはないの？」
私「えっと、具体的なリクエストがありましたら・・・」
客「今日は何の日？」
私「あ～～、それ、今日は最初にやっちゃいまして・・・
でも、聴いた方たちはもう帰られたから、もう一度別バージョンでやりましょう」
客「ありがとうありがとう。 関西から来た甲斐がありましたわ。
これでゆっくり寝られる」
そんなに喜んでいただければ、本望でございます。
