快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

B&W 705 S2

2017年09月08日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はB&Wの新ミドルクラススピーカー『700 S2』シリーズから、とりわけ『705 S2』のお話をしましょう。」
公爵「ほうほう。700番台のシリーズというのは初めてになるかい?」
戯休「CMシリーズに該当するそうでね。 まぁ個人的にも800シリーズと繋がりを感じられて好ましいかと。」
芸術家「技術的にも繋がりがあれば、尚の事さ? 変な話、箔がつくさ?」
戯休「実際、シリーズとしては、箱自体はCMシリーズの系譜ということだけど、ユニットは800シリーズに近しい技術で作られたものだそうな。」
公爵「はっはっはっは・・・・。 CMのエンクロージャーはそもそも悪いわけじゃないのだし、良い進化じゃないか。」
戯休「そうそう。 エンクロージャーが800シリーズを継承してユニットがCMのままよりは、好ましいと思うな。」
芸術家「ううん♪ CMシリーズと言えば、本腰を入れてオーディオに取り組みたい人がまずは検討するクラスの製品さ? それがそう底上げされたのは有り難いさ?」
戯休「最も安価で小型な2Wayブックシェルフの『707 S2』がペア15万円。 最初に導入するには本当に適してると思う。」
公爵「セットで30万円以内という感じで組めるかねぇ。 ミニコン以上の品質は十分以上に見込めるよ、うん。」
戯休「シリーズ内最上位は、フロア型の702S2で、1本30万円。 ペアになると今度は805D3に近くなってくると思うと、良い値の分布かと。」
芸術家「800D3シリーズになると、本腰も本腰、超ガチ層になるから、棲み分けも出来てると思うさ?」
戯休「で、何故最初に『705 S2』に絞ったかというと、シリーズの2Wayブックシェルフ最上位機であり、かつツイーター・オン・トップ構造を採用しているからなんですわ。」
公爵「はっはっはっはっは・・・。 正しい名称なのだろうけれども・・・要はちょんまげだね?」
戯休「イエス。 とてもレベルの低い言葉を言わせていただくならば・・・ちょんまげあってこそB&Wと思わなくもないだけに、やはり注目してしまう。」
芸術家「レベルの低い言葉なのさ?」
戯休「全てがそうじゃないし、それが無くても良いスピーカーはいくらでもあった。 特色ではあるだろうけど、それでブランドイメージを決めつけるのはやっぱりレベルが低いことだと思うよ。」
公爵「中には800シリーズでないとB&Wを語ってはいけないという風潮もあるけれどもねぇ・・・。」
戯休「今も中古でいいからエンファシスが欲しい俺からすれば、ちょんまげに拘るって意見もおかしくなってくるんだけど、そこはまぁお見逃しいただこう。」
芸術家「それで、その705 S2はいくらなのさ?」
戯休「ペアで32万円。 707の倍にはなるけど、ここまでくれば相当のめり込むのでもなければ十分じゃなかろうか。」
公爵「逆に、ちょんまげ無しのフロア型と価格がかち合うんじゃないのかい?」
戯休「そだね。 704S2がペアで34万円だから、丁度そうなる。」
芸術家「それでも、ブックシェルフの705を薦めるさ?」
戯休「分不相応な大型スピーカーに踊らされちゃってる身からすれば複雑なのよ・・。 それに、フロア型を使うなら、それこそまず部屋のレイアウトをスピーカー位置から考えるくらいでないと・・。」
公爵「その位の覚悟はあったほうが、問題があっても対応できるだろうねぇ、うん。」
戯休「かといって、2Wayブックシェルフなら簡単に鳴るってわけじゃないけどさ・・。 ただこれは手を入れれば入れただけの懐はありそうだし、それでも物足りずにもっと上のにしたとしても、その経験は確実に活きるでしょ。」
芸術家「いつか805が欲しいとして、その前哨戦で考えても良いと思うさ?」
戯休「流石にどう頑張っても及ばないとは思うけど、方向性は似てるはずだしね。 良い意味の延長線上にあると思えば、そこに留まるも更に進むも、確実な指針になると思う。」
公爵「はっはっは・・・・。 まぁ大体がそこで満足できるとは思うけれどもねぇ。」
戯休「しつこい程に言うけど、仮にこの趣味に勝負があるとするなら、それは満足した人勝ちなんだよ・・。 エントリーから始めて、満足してそこに留まる人達をとりわけハイエンダーな方々は見下しがちだけど、本当はそれって勝ち抜けした人達なんだと思うわ・・。」
芸術家「とんでもないハイエンド機を使っていても、満足できていなければむしろ負け続けてるような感じさ?」
戯休「そう思うと、この辺のクラスが多くの人のゴールになると思うし、多くの人をそう思わせそうな機種の発売ってのはやっぱりワクワクするよね・・・。」


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