快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

Technics SU-R1000

2020年10月13日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はテクニクスのプリメインアンプ『SU-R1000』のお話をしましょう。」
旗本「ふむ。 今となっては良くも悪くもになるのやも知れぬが、懐かしさを憶える外観よな。」
戯休「どこのメーカーかと聞いて、テクにクスと言われるとああ成程と納得出来る感じみたいな。」
女王「この威圧感、やはりリファレンスグレードの製品ばのでしょうね。」
戯休「そだね。 価格にして税抜83万円。 他社リファレンスに比べると安いのかもしれないけど、それでもね。」
旗本「値だけ比べるのであれば、そもそもその値はおかしいだろうと思えるものもある。 旗艦と会社が認ずれば旗艦なのだ。」
戯休「うん。 まぁ今までテクニクスっぽくあっても薄型でスタイリッシュなのがほとんどだったから、こうなってくるといよいよだなとさえ思えるね。」
女王「見かけだけで判断するのであればアナログアンプに思えてしまうのですが・・・。」
戯休「思いっきりフルデジタルアンプだよ。」
旗本「超大型のトランスを積む必要もないとは思うのだが、それでもか・・・・。」
戯休「下がプリで上がパワーの2層構造だから、その辺でかな。 結構みっちり回路が詰まってる感じ。」
女王「デジタルアンプだからこそ薄く軽くという認識がありますが、そう決め付けるのも安直な時代になってきたのですね。」
戯休「正直、大艦巨砲主義の俺としては、中々に心ときめく感じに物量作戦なものではある。 ヒートシンクこそそこまで大きくないけれど、その大盛りっぷりはむしろAVアンプのほうが近いという印象さえ受けるよ。」
旗本「そう聞くと、純粋なオーディオ愛好者からすると複雑な気持ちを持たれそうではあるが・・・。」
戯休「アンプだけではなくて、USB-DAC機能もあればフォノイコもある。 そういうのも詰まっているからというのもあるけどさ。」
女王「多才なのですね。 それもまた今のご時世には必要とも言える機能なのでしょう。」
戯休「アンプとしての機能だけど、デジタルアンプならではの~みたいな感じで多々工夫がされているそうでね。 色々凄いんだろうなと思いつつ、何となくしか理解出来ない悲しい俺。」
旗本「・・・分かったつもりで適当な事を言うよりは被害も少ないわ・・・。」
戯休「そんな中で売りにしているのが実はフォノイコというのが最近のテクニクスらしいというかね。」
女王「アナログでの復権が活動再開のきっかけの1つと思う方も多いでしょうしね。」
戯休「むしろデジタル入力系はオマケなんじゃないかと思わせるくらいというのが面白いなと。」
旗本「そこまでか。 そういうアンプがあっても良いとは思うが。」
戯休「そっちかなりの物量作戦で設計している。 同社のアナログプレーヤーを持っている人なんかはかなりドキドキしてしまうんじゃなかろうか。」
女王「内蔵のフォノイコでそこまで拘るというのは珍しい事です。」
戯休「逆に言えば、今迄にアナログに拘って良いフォノイコを持っている人からすれば、違う意味で悩ましいところはあるんだけども。」
旗本「うむ。 いかに拘りある設計であるにせよ、好みに合うかどうかというのも関わってくる。」
戯休「オーディオ好きでかつアナログ派を自認する人であれば、フォノイコも相応のを所有しているだろうしね。 じゃあそれを手放してまでという話になるのか、その分プリメインだけより良いのを探したほうが良いのか・・・。」
女王「これからグレードアップするという方であればまさに渡りに船の話なのですけどね。」
戯休「オーディオ好きにも色々いるから、それこそテクニクス愛をアピールする為にわざわざ狙う人も居るかもだけど。」
旗本「・・・あまり健全な気もしないでもないがな・・・。 それこそフォノイコを手放してまでか?」
戯休「手放さずそのまま手元に置いて違いを楽しむという名目も作れる。 事実、フォノイコ複数台という人は大勢いるしね。」
女王「そういう考え方もまた1つの価値観ですね。 それぞれの尊重すべき楽しみ方です。」
戯休「俺なんかはここまで仕上げてくれているのであればこれを中心に極力シンプルにまとめたいと思うけど、それも俺個人の感じ方っすわ。」
旗本「しかし、そこまでの物であれば、単体での提供も考えてもらいたいものだがな・・・。」
戯休「いやいや、プリメインで一体型だからこその機能でもあるっぽい。 だとすればこういう構成ならではって話だよ。」
女王「もし謳っている程の性能が過剰と感じないほどであれば、またプリメインアンプの価値が上がるかもしれませんね。」
戯休「だとすれば痛快なんだけどねぇ・・・。 どうしたって各種手法の至上主義ってのは中々覆らないものだよ。」
旗本「個人で突き詰める分には何の問題も無いのだがな。 他人に押し付けたりせぬ限りはだが。」
戯休「あと、アピールマウント仕掛けてくる人もどうかとは思うけどもね。」
女王「・・・妙な実体験、影響していませんか?」
戯休「・・・・・この位のトシになると色々あったのよ、色々・・・・。」

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