快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

ラステーム HDA-524

2012年10月04日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「ユニバーサルが超高音質LPレコードと銘打って『100% Pure LP』というのを出すらしい。」
旗本「ほう? 超高音質として売り出すのは毎度の事だが、どの様なものなのだ?」
戯休「音に影響を与える着色物を全て排除した上で、工程もいくつか省けるものを省いて生産するらしい。」
女王「着色物となると・・・・レコードのあの黒い色では無いという事になるのでしょうか?」
戯休「そだね。 もうビニールそのままらしいよ。」
旗本「・・・むぅ・・・・高音質の為とはいえ・・・・あまり歓迎したくない気がするぞ・・・・。」
戯休「俺も写真を見る限り、ちょっと抵抗あったよ。 まぁ気にしない人のほうが多いだろうから、そこについては是非もないけどさ。」
女王「しかし、余計な工程を省くのに効果がある事は想像できますが、着色料まで関係するとは思いませんでした・・・。」
戯休「元々再利用の観点から着色してたそうでね。 そこを考慮せずに生産するからよりレコードとして特化された製品って事なんでしょう。 何で着色の為に使用したカーボンが駄目なのかは俺も判らないけど。」
旗本「その辺はそうですかと納得するしかあるまいな。 聴いて効果があるなら、これもやはり是非もない事だ。」
女王「この辺は未だ“勝てば官軍”ですね。 “勝たなくても官軍”がまかり通っている業界でもありますから、それに比べれば良心的ですが・・・。」
戯休「俺個人とすると、相も変わらずアナログを聴く環境は無いんだけど、欲しい盤があるから買おうかな・・・なんて思ってる。」
旗本「ふん。 それは今までも行ってきたであろうが。 アナログプレーヤーを持たずにレコードを買う事をな。」
戯休「いつか挑戦したいけど、レコード自体は限定生産だったりして、後じゃ手に入らないからね・・・。」
女王「今回のこれも例に洩れず初回完全限定版のようですし、お目当てがあれば動いたほうが良いでしょうね。」
戯休「注目したいのは、ユニバーサルのSACDに用いているDSDファイルを使用する事かな。」
女王「主殿は最近本当にDSD重視なのですね・・・。」
旗本「そんなに良い物なのか? それが使われたとて、無条件に良い物であるとは限らぬと思うが・・・。」
戯休「いやいや、大事なのは今売られているSACDと同じマスターって事でだよ。 同じマスターでSACDとレコードの聴き比べが出来るのって、面白そうじゃない?」
旗本「ぬぅ・・・確かにそういう考え方もあるか・・・・。」
戯休「もしアナログプレーヤーを買ったとしても優劣なんて競うつもりもないけどさ。 いつかはやってみたいものだよ。」



戯休「今日はラステームのフルデジタルプリメインアンプ『HDA-524』のお話。」
旗本「ほう? 中々大層な横文字が並んでおるではないか。」
戯休「そう大層では無いと思うけど・・・。 今迄通りといえば今迄通りだし。」
女王「それを言ってはお仕舞な気がします・・・・。」
戯休「でも、何気に汎用性が高いのがとても良いと思うですよ。 DACを内蔵していて、USBオーディオ・光・COAXのデジタル信号に加えて、ライン入力もある。 その上ヘッドフォンアンプも搭載していて、結構多彩。」
女王「ある程度特化させる事で、お求め安くしたり、他回路からの有害な影響を極力押さえる手法でしたから、意外と言ってもいいのかもしれません。」
戯休「例えばRDA-520が欲しいけどデジタルだけじゃ後が不安な人とか、RDA-212が使えるんだけど折角だからデジタル入力も欲しい人なんかは嬉しいと思うよ。 俺も歓迎したいです。」
旗本「ヘッドホンアンプがあるというのも良いではないか。 色々な信号が使えるのであれば、それをそうした形でも楽しめるというのは有益な事よ。」
戯休「うん。 スピーカーとヘッドホンで双方個別のボリューム調整が出来るってのも便利。 組合せで音量なんて違って当然なんだからさ。」
女王「むしろ、プリアンプ機能を謳うヘッドフォンアンプやUSB-DACにこそ欲しい機能でもあります。」
旗本「有無。 もしこれをパワーアンプ扱いで使うとする場合であっても、安心してヘッドフォンが繫げれる。」
戯休「場合にも因るけど、パワーアンプとして使う場合は、パワーアンプ側はボリュームMAXの場合が多いだろうしね・・・。」
女王「その点でも汎用性の高さが伺えて、頼もしい事です。」
戯休「俺としては、これでチャンデバと組み合わせてマルチアンプを楽しむのにとても良いんじゃないかと思ってるんだ。」
旗本「ほう。 単体で十分に活躍出来る素地があるのに、か?」
戯休「RDA-520なんかはデジタル出力のあるチャンデバの受け手として結構優秀なんだよ。 良い意味で我が無くてさ。 でも、もしチャンデバを使わなくなった場合、デジタル入力オンリーのアンプが複数台あっても困るだろうしさ。」
女王「アナログ入力があれば、その他の用途でも存分に使えるでしょうね。 マルチアンプをそのまま楽しむ場合でも、アナログ出力しかないチャンデバに変えるとして構成変更する手間が無いのも良いでしょう。」
戯休「価格も税込みで66150円と、内容からすればお値打ち価格で、複数台買うにも比較的安価に押さえられる筈。」
旗本「出力も50W+50Wあれば、マルチの場合は問題あるまい。 無論、元々駆動力で名を馳せたこの会社。 普通のアンプとして1台で使っても相当鳴らせるであろうがな。」
戯休「単体でも多彩だし、他のと連携を取ろうとするのにもその汎用性が役に立ち、しかも安価なアンプ。 好みに合わない人は勿論居るだろうけど、広く薦めてみたいアンプだと思うです、はい。」


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