Double Trouble / Been A Long Time (2001)

2005-03-26 13:55:34 | Music > EJ

+++++ Eric Johnson Session Works Vol.10 +++++


Double Trouble / Been A Long Time (2001)



01. Cry Sky
02. Turn Towards The Mirror
03. Say One Thing
04. Rock And Roll
05. Skyscraper
06. In The Middle Of The Night
07. She's All Right
08. Groundhog Day
09. In The Garden
10. Baby, There's No One Like You
11. (untitled)

Produced by Roscoe Beck & Steve Postell

Double Trouble is:
Chris Layton, Tommy Shannon

Featuring:
Doyle Bramhall II, Dr. John, Lou Ann Barton, Eric Johnson, Susan Tedeschi, Jonny Lang, Malford Milligan, Willie Nelson, Kenny Wayne Shepherd, Charlie Sexton, Jimmie Vaughan, Reese Wynans, Gordie Johnson, Van Wilks, Tommy Taylor, etc.


今は亡き、天才ホワイト・ブルーズ・ギタリスト Stevie Ray Vaughan を支えたリズム・セクション Double Trouble が2001年にリリースした初のリーダー作です。豪華なゲスト陣の引き立て役に回ってリラックスしたプレイする二人が印象的です。Storyville の Malford Milligan や Arc Angels 時代のバンドメイト Charlie Sexton, Doyle Bramhall II が二人を全面的にバックアップしています。また次世代を担う若手ブルーズ・ギタリスト Jonny Lang, Kenny Wayne Shepherd から Willie Nelson, Dr. John といった大御所まで二人の呼び掛けに答えたアーティストは数多く、Stevie の実兄 Jimmie Vaughan やレーベル・メイトの Susan Tedeschi など枚挙にいとまがありません。また EJ ファン向けのマニアック情報としてはバッキング・ヴォーカルに Tommy Taylor が、また Eric とも交流が深いテキサス出身ギタリスト Van Wilks がクレジットされています。

Eric はテキサス・ブルーズの歌姫 Susan Tedeschi がリード・ヴォーカルをとる "In The Garden" というブルーズ・バラードに参加しています。クリーン・トーンで演奏されるエレクトリック・ギターのバッキングがメインですが、ディストーション・サウンドでのオブリガートも若干聴くことができます。

アルバムは終始和やかなムードで包まれており、派手さはないものの非常に味わい深い仕上がりになっています。実は最近、本作リリース直前の Double Trouble のライヴ映像を見る機会がありました。地元テキサスでは Austin City Limits という番組で放映されたマテリアルなのですが、オフィシャル・サイトのトップ・ページでも "very special concert on January 12, 2001" と、このコンサートのことについて触れられています。"Been A Long Time" の収録曲を中心とした一時間ほどのライヴで、アルバムから受ける印象を裏付けるかのようなアット・ホームな雰囲気が象徴的でした。Eric も "In The Garden" と "Cry Sky" の二曲で出演しています。

Eric のプレイは控え目なため星二つの評価ですが、他のミュージシャンの参加にも価値が見い出せる方は迷わず買いの好盤です。


Double Trouble Official Website:
http://www.doubletroublemusic.com/

Tommy Shannon Official Website:
前述のライヴから "Cry Sky" の映像がアップされていたようですが、現在は観れないようです。
http://www.tommyshannon.com/


※ レコーディング・エンジニアにはちゃんと Richard Mullen の名前もクレジットされています。Eric 抜かり無し!といったところでしょうか。

※ "Rock And Roll" はあの "Rock And Roll" です!


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4 コメント

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Eric Johnsonって (こーじ)
2005-03-28 11:40:43
情けない話、ほとんど聴いたことがなくて、

このアルバムもKWS目当てだったのですが、

Alien Love Child(でしたっけ?)など、

ブルース系のアルバムも結構出しているんですね。
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こんにちは! (ghostwind)
2005-03-28 13:39:49
情けないなんて、そんなこと全く無いですよ。私だってKWSはアルバムでちゃんと聴いたこと、まだないですから。GAPのCMに出てた頃は活きの良い若いのが出てきたなぁなんて思ってたんですが、成長しましたよね。いい機会なのでアルバム聴いてみようと思います。



ALCはご指摘の通りブルーズアルバムです。ある意味KWSとは対極に位置するサウンドかもしれません。



今後ともヨロシクです!
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投稿の仕方判らん(困) (詫びShin)
2005-09-27 07:37:43
このアルバム豪勢なメンバー集まってるよネ!

特にDoyle Bramhallと Malford Milliganは大好き!Storyvilleの♪Goodday For The Blues♪はワシの記事でも取上げたし、昔バンドでも歌とてたお気に入りッス!
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Unknown (gw)
2005-09-27 20:47:50
メンバーも豪華だし、アット・ホームな雰囲気だし、このアルバム大好きなんです。

詫Shin さん、Storyville の曲、バンドで演ってたんですか! 渋いなぁ!



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