バッタの水あそび。

プール(ポケットビリヤード)好きのブログです。古い記事へのコメントも大歓迎!

数学で考えるボーラード

2007-03-31 01:06:12 | 自宅学習
こんばんは。金曜日に飲み会が入ると、撞けない悔しさがこみあげて酒がまずくてしょうがない。

グラスホッパーです。

さてさて、今日はセンターショットと並んで練習の王道、ボーラードについて。といますのはですね、先日紹介したセンターショット・ボーラードで23点しかでなくてヘコんだことから(爆)、ちょっと数学的に分析してみたくなったんで。


では参りましょう、「バッタのたまにっき。」

『数学で考えるボーラード』


はじまり はじまり~♪

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センターショット・ボーラードで、カノジョに負けた(爆)

カノジョは普通のボーラード20点弱で、同じ台でセンターショット・ボーラードで31点だったという。

バッタはボーラード40前後で、センターで23点だった。


得手不得手ってあるんですねー(;;)

いちおー言い訳させていただきますとですね(笑)、バッタはポケットの狭いマンキツでやったんですよ。ホント言い訳にしかなりませんけどね(爆)


23点というあまりの酷さに、自分はどれくらいの確率でセンターショットを入れられるんだろう? と考えてみたくなって。



そこで、センターに限らず「ボーラード」において、シュート率とスコアの関係を数学的に考えてみた。



一つ断っておきますと、、、、

バッタは、現実世界に数学は存在しないと考えています。数学の世界ではコインを投げると表と裏が50%ずつの確率になるらしいが、現実世界に住むバッタは生まれてこのかたそんなコインに出会ったことなどないからです。

数学はあくまで「目安」であり、現実世界では色んな要素によってその理論に当てはまらないものであって、どれくらい現実世界に近い結果になるのかは、思いっきり状況に左右されるものだと考えています。

もちろん、バッタは数学をダメだというつもりも、数学者の皆様を否定するつもりもありません。数学がなければ、我々がこんな便利で幸せな生活を享受できているはずがないってことくらい理解しているつもりです。


さて、前置きをしたところで、、、


考察開始!

まず前提として、、、、

シュート率50%の人は、「一ついれて、一つ外す」を繰り返すとします。
シュート率80%の人は、「四つ入れて、一つ外す」を繰り返すとします。

では、ズラズラと並べてみましょう、、、、


50%さん(ミス1/2)…20点
67%さん(ミス1/3)…40点
75%さん(ミス1/4)…60点
80%さん(ミス1/5)…80点
83%さん(ミス1/6)…75点
85%さん(ミス1/7)…100点
88%さん(ミス1/8)…113点
89%さん(ミス1/9)…120点
90%さん(ミス1/10)…144点
95%さん(ミス1/20)…200点
98%さん(ミス1/50)…258点
99%さん(ミス1/100)…279点
100%さん(ミス無し)…300点


えー、ざっと計算したんで間違ってたらごめんなさい。
50~80%は単純明快。50さんは全フレーム1・1の2点、80さん全フレーム4・4の8点を10回繰り返す。



そして、、、悲劇の人は83さん(笑)

シュート率は80さんより高いのに、なぜスコアが低いのか!?

83さんは、五つ入れて一つ外すを繰り返す。となると、1フレーム目は「5・スペア」。続く2フレーム目は、さっき五つ入れて終わったんで、一投目にはガーターが待っているワケです(笑)「5・スペア(10点)」「ガーター・5(5点)」のルーティンを五回繰り返し、75点になってしまうのです。いやー、スペアの後が大事だってのが痛いほどよく分かりますね(笑)


そして、眺めてみると、、、、
驚きました(@@)。50さんと67さんはたったの17%しか違わないのに、スコアは二倍! 67さんと80さんはたったの13%しか違わないのに、これまた二倍! 90さんと95さんは5%しか違わないのに、スコア差56!!


「イレの強い人とは、難しいショットを決められる人ではなく、簡単な玉を外さない人である。」


どっかの本に書いてあったこの言葉、分析してみてすっごくうなずける気がした。


シャーク君「ボーラードって、40くらいとれるようになったら、すぐ80くらい出るようになるんですよ」


うん、分かる気がする!



シャーク君の言葉に希望見いだし(笑)、練習に励みたいと思ったグラスホッパーでした。

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しっかし、かわいそうだなぁ83%さん(笑)。ふと思えば、、、、

「バッタさん」、数字に置き換えると83かよ!?(爆)

いーもん(;;)アジア大会金メダルの川端プロの仇名「ばっさん」も83だもん!!


、、、好きな数字が増えました(笑)。

ではまた~☆

さらば皇帝

2007-03-29 21:18:37 | ブレイク
こんばんは。昨日久々に残業無しだったんでマンキツでジャンプショットしまくってたらひどい筋肉痛(;;)

まだまだ鍛えなきゃイカン箇所があるなぁと思い知っているグラスホッパーです。


さてさて、今日はジャンプじゃなくブレイクの話。今、バッタのブレイクショットが激変しつつあるのです。



では参りましょう、「バッタのたまにっき。」

『さらば皇帝』


はじまり はじまり~♪

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ここ最近、バッタのブレイクは絶不調だった(~~;)



ストローク改造前、ガチガチでキュー出しも短かった頃は、そこそこまとまっていた気がする。
始めはハードブレイクにあこがれ、ムチャクチャにキューを振り回していたが、キューミスや空振り(爆)が日常茶飯事で、悩んだ。←我ながら低次元な悩みだなぁ(笑)


んで、2006年の東海レディースで曽根プロのコンパクトなのにイン率の高いブレイクに驚き、コンパクトスタイルに転向。曽根プロのイメージと、ビリヤードスーパーショット集(DVD)のスーケーの映像のマネを始めた。
スレハンタイプでコツンと撞けば、スポットシールのおかげでキレイに散ってくれる。当分はこれでいいかなと思っていた。



と・こ・ろ・が。

ストローク改造後(カーリーさんの柔らかストロークを真似始めた頃)、パタリとブレイクが入らなくなってしまった。ブレインのイン率はイチローの打率より悪いんじゃないかという惨状(;;)。原因はたぶん、、、


身体の押さえ込みだと思う。

といいますのは、、、

ストロークを柔らかくしようと思った途端、無意識のうちにキュー出しが長くなったバッタ。センターショットの配置で二度撞きしてしまったことは今でも忘れない(爆)

バッタの意識しないうちにそれがブレイクにも出始めていた。同時にコジリもひどくなっていた。


グラ「いかんいかん、きっとこんなにキューを振り回すからズレるんだ。小さく小さく小さく、、、、」


と思い、意識的にキュー出しを短く、身体の使い方を小さく、いわば身体に無理矢理急ブレーキをかけるようなギクシャクしたフォームになってしまっていた。



それが変化するきっかけになったのは、シャーク君との相撞き。

シャーク君がメッズのパワーブレイクで撞いてみますか?と薦めてくれたので、遠慮なく借りてブレイク。


グラ「な、なんじゃこりゃ(@@;)」


素振りすると、手に残る感覚がバッタのブレイクキューとまるで違う。何が違うのかは分からないが、とにかく違和感が凄い。その違和感に気をとられ、フォームを小さくしようという思いはすっかり飛んでしまっていた。

そしていざブレイク!


グラ「、、、、はぁ!? 今、俺が撞いたの!?(@@)」


驚いた。自分のフォームに驚いた。

それまで、「右足はすり足」だったのが、無意識のうちにカカトがレールより高く跳ね上がっていた!

聞いたことのない音。見たことのない的玉の走りっぷり。



グラ「なにコレ!?(@@)」


たまたま真っ芯にヒットしただけだと思うが、その時の驚きと言ったらなかった。的玉の走りよりも、自分のフォームがホントに信じられなかった。

その異常テンションのおかげでシャーク君に勝てたんだと思う(笑)



そしてバッタは思った。
無理に急ブレーキかけてまで身体を止めるより、自然に身体を流そうと。「壁」つくりだけは気をつけながら、ね。

んでもってまたもキューを構えつつDVD鑑賞。



まずはバッタが一番応援してる男子プロ、大井直幸プロ。

んー、、、何度見ても重心移動のタイミングがわからん(^^;
何度マネして素振りしてみても、上半身と下半身がバラバラになってしまう。これはマネできそうにない、、、



続いて大井プロの同期のハードブレイカー、土方隼人プロ。

んー、、、運動不足の準メタボなバッタがコレのマネしたら、ぜってー左足つりそう(笑)。てかあんな速さで身体のばしてるのに、なんで左足が地面にくっついてるのか理解できん(^^; 

これもダメか、、、、、




ならば、左足が地面から離れてるジョニー・アーチャーはどうか?

右足が後ろに伸びきってる、、、こっちは右足がつりそうだ(笑)



最後は定番(?)、ブスタマンテ。

、、、、ん?

このゆーったりした体重移動。ここまで大きく身体を使うのは無理にしても、このタイミングならなんとなく分かる気がする(><)ノ



グラ「これだ!、、、引きーの、溜めーの、前にでーの、トツギーノ、、、じゃなくて!!」←わかる人だけ笑ってください(爆)



日を改めてブレイク練。ブスタマンテをイメージしながら、ひたすらブレイクを撞く。
バッタはブレイクした後、グリップをかえずにタップを見る。どのへんで手玉にヒットしたかを見たいから。


グラ「、、、なんで?(^^;)」


コンパクト時代より、明らかに芯に近いところに当たっている!!(@@)



その日、決めた。

もう一度、夢をみよう。フルスイングしてみよう!



こうしてブレイクバカへの階段を一つ登ったグラスホッパーなのでありました。


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これって良いことなんだか悪いことなんだか、、、(爆)
今は「良いこと」と信じて練習あるのみでありんす。


ではまた~

激突!若きサメ 対 メガネのバッタ

2007-03-28 23:59:58 | 玉屋の日常
こんばんは。プレイキューをアダムのムサシの棒(キュー)、ブレイクキューをベンケイにしたら、「ムサシ棒ベンケイ」でしょうか。


天丼してみた、グラスホッパーです。


、、、ええ、滑ることなど覚悟の上ですとも(爆)。



さてさて、今宵は会社の後輩にして玉仲間のシャーク君と撞いた時のお話。

ではまいりましょう、「バッタのたまにっき。」


『激突!若きサメ 対 メガネのバッタ』



はじまり はじまり~♪

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えー、以前すでに結果は言っちゃいましたよね(爆)

なので、、、


今日は結果ではなく、中身について。

以前、高木まき子プロとたまに撞くと言っていたシャーク君。しかし決して高木プロとガチで勝負できるレベルというわけではないようだ。だがボーラードアベ120強、そして配置がよければマスワリしても驚かないと語る彼は、ボーラードアベ40前後でマスワリ経験もないバッタにとって紛れもない「格上」だ。



舞台となるマンガ喫茶で合流し、まずは道具の見せっこ。

バッタはプレイキューがフューリーのDL、ブレイクキュー(正しくはジャンプ&ブレイクキュー)がアダムのAJB。


シャーク君はプレイキューがアダムの、、、なんだったっけ(爆)。3万くらいのノーマルシャフトのやつだったのは間違いない。ブレイクキューはメッズのパワーブレイク(DIシャフトになる前のやつ)、そしてジャンプキューは、、、


シャ「前に使ってたアダムのプレイキュー、キュー尻ぶつけて割れちゃったんで、ノコギリで切って作りました」



、、、、え?(爆)

バッタは以前、国籍不明のファイバーキューをパワーブレイク2に似せる為にリネンの「後ろ側」を切断したことがあるが、シャーク君はリネンの「前側」を切断していたわけである。

負けた、、、燃え尽きたぜ、真っ白にな、、、、orz←まだ戦う前です(爆)



んでもって対決、、、

当日、シャーク君は絶不調だったようだ。対するバッタは絶好調。

、、、そのおかげか、勝負になってる!(><)



だがプレイスタイルは対照的だった。

バッタは、手玉を「回すか止めるか、迷ったら止める」タイプ。使う撞点は上より下のほうが多い。そして、「簡単でおいしいセフティ」ができそうなら、迷わずセフティに出る。
C級の分際でセフティなんぞ、、、という方もいるかもしれないが、これはバッタなりの誠意である。格上の相手に対し、自分が勝つ可能性を最大限に発揮することが、スポーツマンシップである”全力を尽くす”ことだという想いがあってのこと。

対するシャーク君は、手玉を「迷ったら回す」タイプ。常に厚め厚めにネキを出し、思い切ってキューを出して押し玉を撞く。多少難しい配置もガンガン攻めてくる。玉の淵をかわす、プレイキューによる低空ジャンプショット程度にためらいはない、イレ重視のスタイルだ。


5先の一回目はバッタリードで進むが、あえなくヒルヒル負け。

二回目と三回目は集中力が切れてしまったバッタは惨敗したが、最後は勝った!ええ後輩やのぅ(笑)


試合の合間、いろんなアドバイスをくれた。


シャ「ヒネリ使うなら、まず下より上撞いたほうがいいですよ。カーブが出にくいですからね」

シャ「ジャンプのコツは、、、(以下略)」


そんなアドバイスの中で、一番心に残ったのは、、、


シャ「バッタさん、キューの前のほう持って、滑らすようにキュー出してますよね?」


、、、確かに、そうだった。
ストローク改造後、キューをすべらす感覚が楽しくて、不自然なほどに前をもって滑らせるようにストロークするようになっていた、、、知らず知らずのうちに。


シャ「はじめから後ろ持ってついたほうがもっとまっすぐキュー出るし、キレますよ(笑)」


、、、、、改めて、自分のミーハーさが身に染みいった一言でした、、、orz(笑)


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えー、三重県民はキューをノコギリで切りたがるというのは間違いだということを主張して、今宵は失礼したいと思います(笑)

シャーク君、またよろしくぅ☆


ではまた~

センターショット・ゲーム

2007-03-27 22:48:44 | ルールとか
こんばんは。アダムの新型ブレイクキュー「ベンケイ」のネーミングは、「弁慶は馬(ディープインパクト)を従える」という想いがこめられているんじゃなかろうかとか考えてしまう僕は、大人になりすぎてしまったんでしょうか。

グラスホッパーです。

うぉぉぉぉぉベンケイかっこえぇぇぇぇほしーーーー(><)。デザインはマジでツボ。早くインプレッションがどっかで出ないかなぁ。


さてさて、今日は基本練習の一つであるセンターショットについてしゃべりたいと思います。



ではまいりましょう、「バッタのたまにっき。」

『センターショット・ゲーム』

はじまり はじまり~♪

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基本練習の王道、センターショット。みなさんはこの練習、好きですか?

バッタは、、、、


もって2ラック(30球)です、、、orz

んでもって考えた。もっと楽しくセンターショットができたら、もっと楽しく上達できるんじゃないか!?


と、いうわけで☆

センターショットのみのゲームを考えてみた。



まずは、、、、、、



●センターショット・エイトボール・オルタネイト(略してCEO、通称”シャッチョサン”(笑))

・一人がローボール、一人がハイボールを持ち、バンキングで先行を決めてセンターショットを撞く。入ろうが外そうが、一球で交代(このへんがオルタネイト)

・フロックの角バンクやゴキブリインもOK。

・手持ちの玉を全部おとしたら、8番を狙う権利が発生。8番はコールショットなのでフロックで違う穴に入ったら即負け(笑)


ま、これだけだと上手い人同士だとバンキングで勝負が決まりそうですね(^^;)。トッププロのエイトボールらしいっちゃーらしいけども。

ハンデとしては、玉の数を変える(八番にたどり着くまでの玉を七個ずつじゃなくて、五個と九個にするとか)でもいいんですけど、上手い方はビタ止めでないとダメとか、ドローやフォローでツーダシやスクラッチしないとダメとか、ヒネリないし穴フリつかって手玉をどっかのクッションに入れないとダメとか、玉越えジャンプで狙うとかのが盛り上がりそう。



つづきましては、、、、


●センターショット・ボーラード

、、、読んで字の如くです。
ひたすらセンターショットを撞き、一回ミスったら一投目終了。二回目ミスったらフレーム終了。パーフェクト出すには120級連続で成功しないと、、、これってけっこー神経すりへらしそうですね(^^;)




バッタはエイトのほうはやったことあります。けっこー楽しいですよ♪

やっぱり、練習は楽しくやらないとダメですよね(^^)。今週末ボーラードためしてみよーっと。

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でもあのマンキツ、ポケット狭いんだよなぁ、、、カノジョに負けたらヘコみそう(爆)。

ま、負ける悔しさも強くなる糧ですよねぇ、うんうん←もう負けたときの言い訳を考えている(爆)


ではまた~

関西観戦記~完結編・華麗なるエキジビジョン~

2007-03-26 23:27:07 | 観戦に行こう
こんばんは。いまだジャンプ成功興奮からさめやらぬグラスホッパーです。

さてさて、今日は関西オープン観戦記の最終回です。かなりの長編になりそうなので、腰をすえてお楽しみくださいませm(__)m


では参りましょう、「バッタのたまにっき。」


『関西観戦記~完結編・華麗なるエキシビジョン~』


はじまり はじまり~♪

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決勝当日、試合はあまりみず、通路に置かれた台を見ていた時間のほうが長かったグラスホッパー。その台で起こった数々の素晴らしいショーを紹介したいと思います☆ 多少時間は前後しながらですが、その点はご容赦を。


その台の本来の目的は、「子供向け無料ビリヤード教室」だった。草野寿プロと北谷好弘プロがその講師役だったようだ。

その二人を中心として、様々なドラマが繰り広げられた…



・第一章 バラ玉ショー!

草野プロと北谷プロが、ウォーミングアップの為かその台で撞きはじめた。15個の玉を適当に散らばせ、番号順に撞いていく「フィフティーンボール」とでも呼ぶべきルールで、ワンショット交代で撞いていく二人。

試合よりさらに近くでトッププロの玉が見られる!バッタは食い入るように台を見つめた。

、、、近くで見ると、試合よりすんげぇ!!(@@)

使っていた玉はアラミスの赤い印がいくつか入った玉だったのだが、その赤い印がどっかに飛んでいってしまうのではないか(笑)というくらい強烈な回転!

しかし決して無駄な回転というわけではなく、手玉はピタリピタリとネキに出る。そして、撞いてないほうはすでにネキの近くに構えていて、手玉が止まるや否やすぐにショット! きっと、二人の頭の中には「こう入れて、こう出して、、、」という絵が出来上がっていたのだろう。

二人の前に、15個の的球などザコ同然。瞬く間にキレイに片付けられた。その姿は、ジャッキー・チェンの映画でまれにみられる、相棒と「ありえないほどいいコンビネーション」でチンピラたちを片付けていくシーンを彷彿とさせた。



そして何ラック目だったか。バッタを身震いさせた衝撃的なシーンが訪れた。

3番に向かう北谷プロ。3番は短クッションにタッチ、出すべき4番は反対側の短クッションにほぼタッチ。台上にはまだ10個以上の障害物が手ぐすね引いて待ち構えている。

北谷プロ、長考することなく思い切りよくショット!

3番ナイスイン。そして手玉は数々の障害物を次々とかわし、華麗なクッションワークで4番にピタリと出た!!! これがもし試合中なら、間違いなく歓声が上がっていたであろうスーパーショット。口をぽかんと開け、固まるバッタ。たまたま通りがかった女子トッププロの一人、夕川景子プロも思わず


夕川p「うまーい☆」


と目を丸める。
しかし次の瞬間、草野プロが予想だにしなかった言葉を吐いた!


草野p「うまかねーよ!!」<バッタには漫才のツッコミ風に聞こえた(笑)


、、、はい?
バッタには意味がわからなかった。バッタの目にも、女子トッププロの目にもスーパーショットと映った一撃。なのになぜ、、、、?

、、、よく見ると、手玉と4番とポケットは、ほぼ一直線に並んでいた。そう、「適度なフリを残す」ことに失敗していたのだった。


くどいようだが、北谷プロのショットはまぎれもなくスーパーショットだった。だがパーフェクトだったかというと、そうではなかったのかもしれない。


北谷プロがショットしてから、草野プロが言葉を発するまでせいぜい10秒程度だっただろう。だがその10秒間は、凄まじいまでのプロの「技」と「魂」が詰まった、実に密度の濃い感動的な10秒間だった。


なにげないバラ玉も、トッププロの手にかかれば素晴らしい宝石に変わる。この10秒間だけで、三時間かけて大阪まで足を運んだ価値があったと心の底から感じた。






・第二章 曲球ショー!

はじめはバラ玉を撞いていた草野プロと北谷プロだったが、やがて二人はマッセ等の曲球を撞き始めた。そこに大井直幸プロと土方隼人プロもやってきて、なんとも豪華なアーティスティックビリヤード大会開催(@@)。

さすがはトッププロ、曲球もアキレ果てるほどに上手い、、、いや、大井プロはやや苦手な様子(笑)。マッセのブリッジの高さをかせぐのに左太ももを台に乗せる光景はよくみるが、大井プロは右を上げようとしてよろめき、草野プロにツッコまれたりしていた(笑)

しかし、、、

その四人よりさらに曲球の上手い人がいた(バッタの目にはそう映った)。


草野プロと親しげに話していた、メガネの男性。華麗なマッセを披露する姿は、決してトッププロの輝きに負けてはいない。キューズやらウェブやらで見た記憶がないので、アマチュアの方だろうか?

その方が、ロバート・バーンいわく「世界一有名なトリックショット」を披露!


サイドポケット付近に、5つの玉がまるでトラブルのように密集。そしてコーナーポケット付近にもう一つ的玉が。

草野p「ほら、説明せな」
その男性「全部入れます!」

、、、そう、スティーブ・ミゼラクのCMショットだ!

見事、六個の的玉がオールイン!

草野p「拍手が少ないなぁ~(笑)」


バッタは電車で長距離移動する際、必ずビリヤードの本を一冊持っている。その日もっていたのがたまたまロバート・バーンのトリックショットの本だったので、そのショットを電車の中で読んでいた。思わずリュックから本を取り出し確認した。


はじめてみた、ホンモノの曲球!拍手が少なかったのは、きっと凄すぎて一般人にゃわからなかったんだと思う(笑)。バッタは、はじめてホンモノの曲球が見れて大感激でした(*^^*)



・第三章 ダブルスショー!

その台で、やがてナインの勝負が始まった。

草野&北谷 vs 大井&土方!!

うぉぉぉぉぉぉぉなんちゅー豪華なエキシビジョンマッチじゃぁぁぁぁぁ(@@)

マジな話、この映像取ったらDVDにして売れるんじゃないかってくらい豪華な対決!バッタは食い入るように見つめた。

この試合は公式戦ではなくエキシビジョンである。ゆえに、公式戦では考えられないような特別ルールが採用されていた。


ブレイクの際、「せぇいやぁっっ!!!」と絶叫して、周りのお客さんを驚かせてもOK!(大井プロがやってた(笑))

相手のブレイクの後、勝手に的玉を動かしてトラブルをつくっちゃってもOK!(最初にやりだしたのは北谷プロだったと思うけど、結局みんなやってた(笑))

ブレイクがミスして大きなトラブルができてしまったら、すかさずブレイクした選手に駆け寄って大爆笑しながらそのトラブルと選手の顔を交互に見て茶化してもOK!(土方プロのブレイクに対し、草野プロがやってた(笑))


大の大人三人(草野プロ、北谷プロ、大井プロ)のマジハイテンションに、土方プロは若干ついていけてないように見えた(笑)。

でもそれにしても、四人とも実にイキイキとして楽しそう(^^)。試合とは違う雰囲気だが、それでもみんな凄く輝いていた。ほんっとーに、ビリヤードが好きで好きでしかたないんだというオーラがにじみ出ているように見えた。


ホントにいいもの見させてもらいました。ありがとう!(><)ノ




・第四章 教えまショー!(寒っ)

やっと、その台が「本来の目的」を果たす時が来た(笑)

子供用と思われる短いキューを手に台に群がる子供たち。

穴の近くのクッションタッチの玉や、即死配置のコンビなどをセットしてあげて、子供たちに入れる楽しさを教える草野プロと北谷プロ。

得意げな顔で「もうちょっと難しくして!」と表情を輝かせる子供たち。


それは、実にほほえましく、輝かしい光景だった。
わかってるのか子供たちよ、その方々は凄い人たちなんだぞ、決してパチスロ屋の店員とたまたま通りががったおっちゃんじゃないんだぞ(註:草野プロは「スロット クルーゾー」のロゴが入ったベストを、北谷プロは白一色のトレーナーをお召しでした(笑))、と心の中で子供たちに説教しつつ(笑)、心洗われる心地で眺めていたグラスホッパーなのでありました(*^^*)




・終章 関西オープン総括

みなさん、感動をありがとうございました!

ここから語りだすと朝刊が来そうなので、これで締めます、、、、


ああ、次回の観戦が今から楽しみで仕方ない!と身もだえしつつ、今宵は床に着きたいと思いますm(__)m

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あー、ええなあ、生観戦はええなあ(*^^*)

そして生観戦のこと書いてると、驚くほどに文字数が走る、、、子供のころ、1200文字を埋めるのが苦痛でしかたなかった夏休みの読書感想文がウソのようだ(笑)


生観戦したことがないというアナタ! 騙されたと思って一度行ってみてください!! 後悔したのなら、、、、

泣いて謝らせていただきますm(;;)m


ではまた!

バッタが跳ねた!

2007-03-25 22:28:46 | 玉屋の日常
こんばんは。異常な興奮状態にあるグラスホッパーです!

関西の話を書ききろうと思ってたんですが、、、

とてもそんな状況ではございませんっ(><)ノ


というわけで割り込んでまいります、「バッタのたまにっき。」

『バッタが跳ねた!』


はじまり はじまり~♪

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前々から気になってた店がある。それは、バッタの生活圏内にあるマンガ喫茶。

バッタは前まで、マンガ喫茶のプールなんて「おまけ」でしかないと思っていたが、シャーク君との初めての相撞きの舞台がマンガ喫茶で、ブランスウィックのきっちりメンテされた台に驚いて以来、意外と侮れないなぁと思うようになっていた。


んでもって。
今日、はじめて気になるその店に行ってみたのであります。

台は全部で四台。メーカー名はどこにも入っていなかった。四台のうち二台にスポットシールが貼ってあり、そのうち完璧に貼ってあるのは一台だけ。幸いにして、その「完璧な」台で撞かせてもらえた。

ラシャはバッタのホームと同じくらいの速さで、ポケットの幅は、、、、


バッタのホームより小さい、二個ジャストくらい(@@;)

これには驚いた。同時に、こりゃいい練習が出来る~と嬉しくなった。



はっきり言って、バッタはミーハーなプレイヤーである。ホームでは、ブレイクばっかやってて常連さんに苦言を呈されたことは一度や二度ではない。

でもここでなら、思う存分ブレイクできるっ(><)ノ


全身を使ったフルスイングブレイクを心行くまで連発。人生初の連続エースや連続四個インに酔ったりしながら、これでもかというくらいブレイクを連発した。


、、、そしてふと思った。

バッタのホームでは全ての台に「ジャンプ禁止」のシールが貼ってあるが、、、、

ここでなら、人目を気にせずジャンプショットの練習が出来る!!


くどいようだがバッタはミーハーなプレイヤーである。
そんなバッタはジャンプショットへの憧れが非常に強い。そもそもビリヤードブログでのハンドルネームを「グラスホッパー」にしたのも、緑色のラシャの上でピョンピョンと跳ねる手玉がバッタに見えてしょうがなかったからである。


シャーク君との相撞きの際、ジャンプショットの手ほどきをしてもらっていた。その日はちっとも飛ばなかったが、いろいろとバッタの思い違いを正してもらっていた。


シャーク君の助言を一つずつ思い出しつつ、ジャンプショットにトライ……


シャ「バッタさんは身長が高いから、左手を曲げて体を手玉近づけるといいですよ」

シャ「撞点はこのへんです。キューでラシャを傷つけるのがこわいなら、ブレイクマットを敷けばいいんですよ」

シャ「このキュー(バッタ所有のアダムの先角一体型ジャンプ&ブレイク)、すごく飛ばしやすいですよ。これなら女性でも簡単に飛ばせるくらいイイですよ」

シャ「バッタさんは手が小さいですけど、もっと小さい僕でも飛ばせるんですから絶対できますよ!」



手玉を短クッションの側の、ストロークできる距離を稼げる位置に置いて練習開始。障害物の球は短クッションから2ポイントくらいの位置に置く。
なんどかトライして、、、わずか約10回目で!


グラ「と、と、飛んだーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」


手玉は障害物を飛び越え、反対側の短クッションから跳ね返って障害物に「裏から」ヒット!

つ、ついに出来た!憧れてやまなかった「完全な玉越えのジャンプショット」が!!!


もちろん、ただ「飛んだ」というだけで、実用レベルにはほど遠い。


でも、、、でも!!



出来たんですよ~~~憧れのジャンプショットがぁぁぁぁぁ!!!(><)ノ

その後も興奮状態でジャンプをしまくり、調子に乗って左太ももを台上に載せて、その上でブリッジを組むことでストローク距離を稼ぐジャンプもためしてみたが、、、、

そしたら、もっと高くたかーーーく飛んだのよ!!(;;)



ありがとう、シャーク君!
ありがとう、アダムの先角一体型タップのジャンプ&ブレイクキュー!



バッタが跳ねた!クララが立ったのと同じくらいの感動です(;;)


ますますプールにおぼれたくなったグラスホッパーなのでありました。

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ああ、やっべ!マジやっべ!!テンションがハンパねぇ!!!(><)

とりあえず、飲みすぎで明日「突発有給」にしないようにだけ気をつけたいと思います(爆)

ではまた~(;;)ノ

関西観戦記(男子編)

2007-03-23 22:57:32 | 観戦に行こう
こんばんは。手の甲のハレがまだ引かず、皮タップのブレイクキューに鞍替えしようか悩む週末。

グラスホッパーです。


さてさて、今日は観戦記の続き。多少時間が前後しますが、男子編でございます。ちなみに男子は決勝日しか見ておりませんのであしからず。


では参りましょう、「バッタのたまにっき。」

『関西観戦記(男子編)』


はじまり はじまり~♪

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決勝当日。
昨日にはなかった場所に台がある。ビリヤードコーナー入り口のカフェコーナーとゲーセンの間の通路に、一台設置されていた。

この台が、バッタにとって関西オープンで最も印象に残る台になった。



、、、試合は見てなかったのかって?

ええ、ほとんど見てませんとも(爆)

だってすんげぇ人で、中にいるだけで疲れてさ、、、
昨日の疲れとの蓄積で、頭痛くなってきてさ、、、
戦闘服でがんばったけど地元ファンに負けちゃったしさ、、、(←女子の話)
男子で応援しようとしてた大井プロは川端プロの金メダルパワーに屈するしさ、、、


マジな話、あんまり試合は見てなかったってーか見る気力がなかったけど、それでもアルカノの笑激ショットを見逃さなくてよかったと思うね、ホント(笑)


でもまあ、「一回生で見てみたい!」ってのがいっぱいみれたのは嬉しかった(^^)ノ☆


赤狩山プロのストロークは、ホントに柔らかくて。
大井プロのブレイクは、相変わらず凄くて。
川端プロは、ストロークもブレイクもキレイで。
塙プロは、ホントにプレデターBKをプレイキューにしてて。
土方プロは、ジャンプして天井突き破って飛んでくんじゃないかと思うブレイクで。
(あいうえお順で紹介させて頂きました(笑))


映像でいくらでも見れるじゃん、、、と言われそうな分かりやすいコトばかりかもしれない。でも、やぱし生で見ると伝わってくるオーラが違う! そして一度生で見ると、その後で映像で見た時のイメージが違う!

みなさん、ぜひ生で見ましょう☆ そーしたら、眠ってるあなたのDVDが蘇るかもしれませんよ?(笑)



っとと、話がそれた。

と、言いますか、、、、

マジな話、試合はそんなに見てなくて、夕方四時半くらいにゃ会場でちゃったんで、、、


今日はここまでm(__)m (爆)


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えー、男子の試合レポートを期待してた方がいたなら、、、どーもすいませんm(__)m。

男子プロは、次回も登場しますので、どうかご容赦を。
次回が最終回、、、の、予定(笑)


ではまた~

関西観戦記(女子完結編)

2007-03-22 23:15:32 | 観戦に行こう
こんばんは。昨日、ブレイクが絶好調で気分は最高(><)♪ このことはまた絶対書きます!

手の甲がハレているグラスホッパーです。

さてさて、今日は観戦記の続き。いいかげん「々」の字が疲れたと言うもんだからタイトル変えました(笑)


ではまいりましょう、「バッタのたまにっき。」

『関西観戦記(女子完結編)』

、、、やっと服装の秘密が明らかにされます(爆)


はじまり はじまり~♪

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予選日、野内プロの最終戦。勝てば二日目進出、負ければ終わり。

野内プロはついに最後まで本調子に戻すことができず、無念の敗退、、、それでも相手がゲームボールを入れた直後、手の甲で目元をぬぐうパフォーマンス。ううう、負けて悔しいだろうにこのファンサービス、感涙モノであります(;;)そしてさらに、


野内p「今日の野内プロみたいにしてちゃダメだな~と思ってがんばってくださいね~(笑)」


と自虐ネタまで(笑)。でもまぁ、あの日の調子からするとここまで(予選日の最終)来たのは、じゅーぶんじゃないでしょうか。そりゃもちろんやってるほうはこの結果で満足するわきゃないでしょうけど、じゅーぶんに観戦を楽しませていただきましたよ(^^)。優勝は次回以降の楽しみってことで(><)ノ

パパさん「どーもすいません、負けちゃってm(__)m」

、、、最後の”天丼”も来たし(笑)。


野内プロのご両親にもいろいろ話し聞けて、コーヒーや黒飴(笑)だけでなく、ビール(おかわり付)までご馳走になっちゃってm(__)m(←なにをしているバッタ(爆))

ホント、ありがとーございました(^^)



決勝日に野内プロの試合を見られないのは残念だけど、曽根プロはヒルヒルで勝ち残ったし。そして男子もあるしっ(><)。

とと、でも男子のことは後日まとめてしますんで、あしからずm(__)m





んでもって決勝当日。ホテルで朝食のビュッフェをしこたま腹に詰め込んで会場に向かう。

当日の会場は、通勤ラッシュの電車並みに人がごった返していた。ただの立ち見ではなく、ぎゅうぎゅう詰めの中の立ち見なので疲れること三倍(;;)。足の筋肉にムチを打ちつつ観戦開始。



そしてついに、バッタの戦闘服が威力を発揮する時が来た!

女子ベスト8戦、浜西由紀子プロ 対 曽根恭子プロ。

会場のマグスミノエは、浜西プロのホームである。当然のことながら、会場は圧倒的に浜西ファンが多い。浜西プロが9番を沈めると、大歓声が上がり会場が揺れる。


バッタ「なにくそ、負けるもんか、、、、!(控えめに拍手しながら)」


戦闘服の襟を正し、気合を入れるバッタ。

曽根プロが9番を静めると、会場はシーン…そしてバッタは猛拍手!!


バッタ「どうだ!!」←てめぇがやってんじゃねぇだろが(爆)


、、、すると周囲の数人が、バッタに目線をくれる。そこで「全身黒ずくめ(グラサン付)」のバッタがチラリと目線を返すと、皆そそくさと目をそらす。

、、、効いてる、戦闘服のオーラが効いてるぞっ(><)ノ(笑)

もしバッタが普通の格好をしていたなら、、、、


某「あぁん? おい若ぇの、なんでワイらのユキさんを応援せぇへんのや?」
グラ「い、いやその、誰を応援するのも自由じゃないかなーっ、て、、、(^^;」
某「ワイらのシマに土足で入ってきといて、ええ根性しとるのぅ、、、コラァ!ちょっとツラ貸せや!!」
グラ「ひぃぃぃぃ!!!だだだ、誰かーーーー!!!(><)」
某「ガチャガチャやかましいんじゃ!おのれはクツワムシか!?」
グラ「クツワムシじゃなくてバッタですぅーーーー(;;)」

、、、といった惨事が起きていたであろう(起きないって(笑)こっちを見た人たちは、突然一人で拍手はじめた奴がいたんで「なんじゃろな?」って思っただけに決まってるし(笑))


とまあそんなこんなで観戦をしていたわけですが(笑)、そこで、、、、

後でまとめて話をしようと思ってた男子の中から約一名、この熱戦に割り込んできた男がいた。


ロニー・アルカノ。2006年、ソフトブレイクで世界を制したアツい奴!
初めて見た印象は、、、、

グラ「背ぇ高っ!! 体ほそっっ!! 顔ちっちゃーーー!!! おのれは一昔前の少女マンガに出てくる男か!?」

って感じ(笑)。マネキンもびっくりの「×頭身」、、、スーケーやモリス以上に見た目で相手にプレッシャーかけられるぞ、あの男(。。;)(笑)


んで、どーやって割り込んできたかと言いますと、、、、

浜西×曽根戦の「短クッション方向の隣の台」で撞いてたアルカノ。実は予選日から、「隣の台に近い短クッションの土手」の玉は、隣の台が邪魔で実に撞き難そうだった。身体の小さい女子でも撞きにくそうなんだから、長身のアルカノにとっては凄まじく撞きにくかったはず。

土手撞きを強いられたアルカノは、何度も構えに入ろうとするが、どうしてもフォームが作れない。そしてついに、、、


アルカノ「チョット、イイデスカ?」←想像です
曽根p「どうぞどうぞ☆」←もちろん想像です


なんとアルカノ、隣の台に右足を乗っけて構えた!!(@@)
会場は大爆笑。浜西プロも大爆笑(笑)

さすがはワールドチャンピオン!笑いのメッカ大阪にきたからと、ドギモを抜く笑激プレーを見せるっっ(笑)



世界は広いなぁ、、、まさに身体で「世界のプールをまたにかけてる」ことを主張するプレイヤーがいたなんて(爆)。テレビ台でなかったかとが非常に惜しまれます、、、ビリヤードスーパーショット集(DVD)の続編がつくられるとしたら、間違いなく珍プレー大賞候補だな(笑)


つづく。

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いやー、女子の総括をするつもりが、アルカノに全部もっていかれてしまった(笑)。こりゃ当分、フィリピンプールからは目が離せそうにないなっ(←なんか違う気がするが、細かいことは気にしない)


ではまた~

続々々々・関西観戦記

2007-03-19 01:02:51 | 観戦に行こう
こんばんは。いいワインの後に安いワインを飲むと、なんだかバツゲームな気がしてなりません。

グラスホッパーです。

さっそく参ります、「バッタのたまにっき。」


『続々々々・関西観戦記』


はじまり はじまり~♪

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野内プロの敗者側での戦いが始まった。

敗者側というのは緊張感が違う。なにしろ「負けたら終わり」なんだから(><)。やる本人のプレッシャーに比べれば、応援する人のプレッシャーなんてしれたことなのかもしれないが。

応援する手にも思わず力が入る。”深爪作戦”を仕込んできて本当によかった(笑)。

お互いミスの目立つハラハラドキドキの展開ながら、野内プロはなんとか敗者側一回戦突破!



するとパパさん、またバッタのもとにやってきて、、、

パパさん「どーもすいません、ハラハラさせてm(__)m」
グラ&カノ「いやだから、あなたの言うことでは、、、、(笑)」

、、、天丼で来たか、、、、orz(笑)



(天丼…お笑い用語。同じないし極めて似たネタを繰り返すことにより笑いを誘う手法。天丼にはそっくりな形の海老天が二匹のっているのが一般的だというのが語源とされる。~バッタの脳内辞典より~)




野内プロはその後も本来の調子を取り戻すことはできず、当時のバッタが見ても「え?」というようなミスをしつつも、何とか勝ち上がっていく。バッタの記憶によると、ゲームを支配して安定した勝ちを得た試合は一つだけだった(笑)

そして、ハラハラドキドキの試合が終わると例外なくパパさんが「天丼のおかわり」を持ってくるのである、、、これが笑わずにいられよーかっ(笑)



なかでも、もっとも(試合、ネタともに(笑))衝撃的だった試合は、、、、



バタつきながらも、なんとか先に王手をかけた野内プロ。そしていざゲームボールに挑む。

その試合は、カフェコーナーに一番近い台での試合だった。バッタとカノジョとパパさんは間近で応援し、試合を見ないことで有名だというママさんは(笑)、カフェコーナーで梶谷景美プロとなにやら盛り上がっている。

ママさんは台に背を向ける位置の席に、梶谷プロは台が見える方向の席に座っていた。後に聞いた話だが、ママさんは梶谷プロに


梶谷p「そこで試合してますし、見えるほうに変わりましょうか?」


とすすめられたそうだが、


ママさん「どうせ見ても分からないから」


と断ったのだそうだ(笑)。



そして、その瞬間が訪れた。

ゲームボールをコーナーに狙う野内プロ。拍手の準備をするバッタ&カノジョ&パパさん。そしていざショット!

9番ナイスイン!だが次の瞬間、、、、手玉もイン(;;)



拍手しようと構えた手を寸前で止めて、まるで銅像のごとく固まる三人。やっちゃったなぁ~といわんばかりにせかせかとラックを組む野内プロ。そんなことはつゆ知らず、梶谷プロと盛り上がるママさん。

、、、その瞬間、梶谷プロの目には、ピカソやダヴィンチも裸足で逃げ出すような芸術的な絵が写っていたに違いない!

(梶谷プロが台上の惨事を見ていたかどーかは知りませんけど、瞳には写ってたはずだっ(笑))

しかし、それでも勝つ野内プロ、、、、



パパさん「普通、ああいうこと(ゲームボールイレラッチ)する人は負けちゃうんだけどなァ。勝っちゃったなァ(^^;)」

いやホント、普通に勝つよりすごいかも(笑)
試合の後はやっぱり、、、



パパさん「どーもすいません、毎度毎度ハラハラさせてm(__)m」
野内プロ「なんなのよあれ~(笑)」


いーやーだから、それはあなたがたのセリフでは、、、、(笑)



親子で天丼!いや、これがホントの親子丼か!?(爆笑)





小食のバッタは、もうおなかいっぱいです、、、、orz(笑)

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茶化していっちゃったけど(爆)、マジメな話、ミスをしながら「セット」は相手に譲っても「ゲーム」は譲らないあたりは大器の片鱗かも、、、と言いたいわけですよ、ファンって奴は(笑)


では、次回もお楽しみに(><)ノ

続々々・関西観戦記

2007-03-17 21:13:53 | 観戦に行こう
こんばんは。今日はじめて、玉仲間のシャーク君と対戦してきました!
5先を四回、最初はヒルヒル負け、二回目と三回目はボロ負け、そして最後はヒルヒル勝ち(><)V☆ 僕のジャパンオープンは上出来だったと言って良いでしょう(笑)。このことまたいずれ詳しく書きたいなーと思う今日この頃。


グラスホッパーです。

さてさて、今日はプロアマ問わずすごい人たちがまだ撞いてるころかもしれませんが、こちらはまだ関西オープンのお話。

続編まいります、「バッタのたまにっき。」

『続々々・関西観戦記』


はじまり はじまり~♪

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一回戦終了後、五人でお茶してた時の話。

野内プロご本人は言うにおよばず、ご両親も実にユーモアに富んでいて、話はおおいに盛り上がった。ビリヤードという共通の話題があったということも大きいと思う。

そして、話がふと途切れたところで、ママさんがこう切り出した。


ママさん「お二人(バッタとカノジョ)は、お付き合いしてもう長いんですか?(^^)」
爆笑しながらツッコむ野内プロ「そんなこと探ってど~すんのよ~(笑)」
素直に答えるバッタ「ハハハ、、(^^) この春で丸四年ってトコですねぇ」
誇らしげなパパさん「(ママさんをチラ見しながら)俺たちのほうが長いな(^^)」

、、、こ、この家族ステキすぎる、、、orz(爆笑)

こみ上げる笑いと同時に、こんなふうに年を重ねられたらいいなぁと、うらやましくも思った。



野内プロが次の試合に備えて席を外した後も、四人でしゃべりまくっていた。マジな話、あの日は試合を見てた時間よりおしゃべりしてた時間のほうが長かったかもしれない(笑)

当然といえば当然だが、話はビリヤードの話がメイン。

パパさんは、学生時代に四つ玉を楽しんだという。でも最近はほとんど撞かないとのことで、はじめてポケットのテーブルを見た時には「なんだこの穴ボコの不良品は?」と思ったのだそうだ(笑)。

パパさん「プロのビデオはいっぱい持ってるから、ブレイクの後の配置をみたらああしてこうして、、、という組み立ては出来るんだよ。自分でやれっていわれたらできないんだけどね(笑)」

、、、どうやらパパさんはバッタと似たタイプのプレイヤーのようだ。(笑)


んでママさんはというと全く撞かないとのことで、入れミスとセーフティの違いも分からないんだとか。なら試合見てても面白くないんじゃ、、、?

ママさん「だから、わざわざ来てるのに試合を見ないことで有名なんですよ(^^)。暇だから飴ばっかり食べてるの。どう、お一つ召し上がる?( ^^)ノ●(←黒飴(笑))」
バッタ「あ、ども、頂きます(^^;)」

、、、完全にペースを握られるバッタ。黒飴ごちそーさまでしたm(__)m(笑)

ママさん「試合は見ても分からないから、勝っても負けてもいいから早く終わってほしいと思っちゃうのよ」

こらこらこらこらっ(爆)



試合会場にこんな楽しい人たちがいるなんてこと、キューズ読んだりCBNT見てるだけじゃ絶対わからんよなぁ(笑)

生観戦ならではの醍醐味をまた一つ知った、グラスホッパーなのでありました。


つづく。

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やれやれ、観戦記のはずなのに試合の話が一つも出てきてないぞ(爆)
ま、それは次回以降ということで(^^;)

ではまた~

続々・関西観戦記

2007-03-15 23:39:40 | 観戦に行こう
こんばんは。最近、久しぶりにキューズ以外の本を買いました。、、、文庫本の「ハスラー」(爆)


グラスホッパーです。


さてさてどんどんまいります、「バッタのたまにっき。」

関西観戦記第三話、『続々・関西観戦記』


はじまり はじまり~♪

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席について野内プロのご両親と談笑していると、やがて野内プロの一回戦が始まった。パパさんはより近くで応援する為に席を立つ。残ったバッタとカノジョとママさんでいざ応援開始!

グラ「、、、、ん?」

キューを構えた野内プロを見て、すぐに違和感をおぼえた。
去年の東海で、丸二日間ストーカーのごとく野内プロを見つめ続けたバッタであるが(爆)、その時に頭に焼きついたイメージと、見えてる姿が重ならないのである。
何かが違う、、、、でも何が違うのかはわからない(笑)


んで、試合のほうはというと、、、、

当日、決して調子はよくなかったのだろう。いや、台湾修行で拾ってきた原石の数々を、磨き上げて身につけるには、あまりに時間がなかったというところなのだろうか(on the hill!のインタビューでも、半年はかかると言われてるとのことですし)。それにしても、、、


とにかく、流れが悪いorz
こっちがミスりゃ、相手に出来玉が回り。
向こうがミスりゃ、セフティ気味で回ってくる、、、
(ありますよねぇ、こーゆー時(;;))


その象徴的なシーンは、、、

野内プロブレイクのラック。インするも取り出しの形が悪く、セーフティに。的球をサイドポケット付近、手玉をセンタースポット付近に止めて、間に障害物を挟む。
すると相手はすかさずジャンプキューを取り出し、ジャンプを決める。ここまでなら想定の範囲内だと思うのだが、、、

流れた手玉が9番を弾き、「ジャンプ・キャノン・ダブルイン」でそのラック終了(;;)


流れを引き寄せられぬまま、無念の敗退、、、、orz


呆然とするバッタとカノジョ。ママさんは試合が終わるや否や、どこかへ行ってしまった。そして、野内プロの近くで応援してたパパさんがバッタのもとにやってきて、、、


パパさん「どーもすいませんm(__)m」
グラ&カノ「いや、あなたが言うことでは、、、(^^;)(笑)」

、、、一発目はそーゆーネタで来たか、、、(笑)



パパさんとしばらくしゃべった後、今度は野内プロが来てくれた。


野内p「いや~、久々に一回戦負けやっちゃったな~(ぽりぽり)」
グラ「なんか、とにかくツイてなかったですよね~(;;)」


ひとしきりしゃべった後、野内プロは傷心のパパさんを探して旅立った(笑)。



その後、バッタとカノジョが会場内をぶらぶらしながら観戦していると、パパさんがお茶に誘ってくれた。

グラ「あ、はい!ぜひ!!」

コーヒー、ごちそうさまでしたm(__)m



んでもって、、、、

野内プロとご両親、そしてバッタとカノジョ、五人のティータイム。ビリヤード始めた頃には、想像すらできなかったスゴいシチュエーションである(笑)

んでもって、どんな話をしていたかというと、、、、


つづく。
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えー、次回は試合の話はあんまりでなさそーな感じです(笑)

でも、次回もお楽しみに~☆(爆)

続・関西観戦記

2007-03-13 22:37:08 | 観戦に行こう
こんばんは。首を寝違えると一日損した気分になるのは私だけでしょうか。

グラスホッパーです。

、、、あー痛ぇ、マジ痛ぇ(;;)。今日、右むけなかったから車の運転危なかったよホント(爆)



さてさて、めげずに今日のお話。観戦記の続編でございます(^^)

早速参りましょう、「バッタのたまにっき。」


『続・関西観戦記』


はじまり はじまり~♪

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曽根プロの一回戦が終わったあとも、いろんな試合を眺めていたグラスホッパー。そして、「試合見え方の違い」に少し驚いていた。

というのは、、、、


去年の東海観戦時のバッタの腕は

「ヒネリはハイテクシャフトゲットまで封印、押し・引きはほぼ確実にコジるのでよっっぽど厚い玉じゃないと使えない」

という完全ビギナーだった為、プロのショットは1から10まで驚きっぱなしだった。



んで、今年の関西観戦時は

「ヒネリはキュー変えてないので相変わらず封印、でも押し・引きのコジりはあまりしなくなってきたので『芯撞きよりは、こっちのがいいよね』程度のポジショニングはする」

程度には成長していた。


となると驚くのは、回転の”正確さ”。

グラ「お、押しのカーブであんな狭いとこ通しにいくんかい!?、、、通った!そしてええとこ止まった!!」
グラ「ひ、引きであんな狭いポジションに出しにいくんかい!?、、、止まった!フリの付け方も完璧や!(@@;)」

って感じ。
プロにとっては、なんてことのないショットを、いつもどおりにしていただけなのかもしれない。
でもバッタは、前回の観戦からわずか半年未満、B級以上の人からみれば多分「どんぐり背比べ」くらいにしか変わってない自分でも、こんなに見え方が違うものかと驚いた。


そんな自分に驚きながら試合を眺めていると、野内プロが「行けないエリア」からこちらに来てくれた。


野内p「お久しぶりです~(^^)」
グラ「あ、どーもすいません来てもらっちゃって(^^;)今日の場所、行けないっすよねー(><)」←言い訳


しばし談笑に花を咲かせる。
主に、台湾修行での話を聞かせてもらった。既にキューズに掲載されているような内容を、掲載以前にご本人から直接聞けたとゆーのはファンとして優越感バリバリってもんである(笑)

話が一区切りついたところで、野内プロがイスを勧めてくれた。撞く人を眺められる位置にあるバーカウンター風の席である。その席の一番すみっこが二つあいており、そのあいている席の隣とその隣に座ってるのが両親だからと(笑)

ご両親には去年の東海でお会いしていたが、よく顔を覚えていなかった(失礼な男でごめんなさい(爆)あーあ、俺に営業マンはつとまらんなぁ(笑))。

お言葉に甘えて席に向かう。


グラ&カノ「どーもー、お久しぶりです~(^^)」




、、、ビリヤードファンの間では、個性的なキャラクターで有名な野内プロだが、ご両親も負けず劣らず強烈なキャラクターをお持ちだということなど、その時のバッタは知る由も無かった。(笑)


つづく。

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さーて二つ目の伏線をまいたぞっ。この謎は次回から確実に明かされていくのでご安心ください(笑)。前回の「服装の話」は伸びそうな気がしてならんけども(爆)


それでは、次回をお楽しみに☆

関西観戦記

2007-03-12 23:23:44 | 観戦に行こう
こんばんは。愛用してる腕に巻くタイプのファイテン(最近ではプロ野球選手とかマラソンランナーがよく首にしてるアレの腕バージョン)が、寿命で切れかかってきました。そろそろ願いが叶いますか。

グラスホッパーです。


、、、今から15年くらい前だっけ、ミサンガとやらがJリーグ発足とともに流行ってたのって(笑)


さてさて、今日はサッカーの話ではなくビリヤードの話。以前、観戦記を考えながら数回に分けて書いてたらメタメタになってしまった反省をもとに、少し煮詰めまして、、、、

、、、まだ煮詰まってないんですけど、そろそろジャパンオープンですし、はやく書かなきゃとも思いまして(笑)


今年の関西オープンの模様をお伝えしたいと思います(^^)

では参りましょう、「バッタのたまにっき。」

ビギナー目線の観戦記、第二弾♪

『関西観戦記』

もちろん一回では終わりません。

はじまり はじまり~~♪



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2006年の東海ナインが終わったその日から、次の観戦が楽しみでしょうがなかった。初観戦はそれくらい楽しかったし、興奮した。その週、仕事なんて身に入らなかった(ダメ社員(爆))。


早速JPBAのカレンダーとにらめっこ。来年(2007年)も、今年(2006年)と変わらないとすると、、、、


ターゲットは決まった。一月の関西オープンだっ!
大阪は家から電車で三時間とちょっと遠いが、どーにかなる。終電の都合でファイナルまでいられないかもしれないという心配はあったが、そんなこと気にしてもしょーがない。



試合当日。数ヶ月がかりで修理した”テンション抑制リミッター”の起動を確認しつつ、ベッドから出撃。さすがに観戦二回目なので、前(去年の東海の日の朝)よりは落ち着いていた。コーヒーとめんつゆを間違えたことなど、大した問題ではない(爆)


近鉄電車で大阪へ。途中の駅でカノジョと合流し、隣の人に席を変わってくれと交渉しながら(笑)会場へ向かう。電車の中で少し寝ようと思っていたが、、、



ワクワクして寝れるはずもなし( ><)ノ

そんな電車の中にて。

前回の初観戦(2006年の東海)にて、野内麻聖美プロへの応援に気持ちが入りまくって拳を握り締めすぎ、爪が手のひらに食い込んで皮がむけかけて痛かったという反省をもとに、前日の風呂上りに思いっきり爪を切っていた。もはやってーかとっくに”深爪の領域”である。

グラ「どうだい?俺って用意周到な”デキる男”だろ? ホレ直したか??」

、、、完全にアキレ果てるカノジョ。そーかそーか、自分以外の為に文字通り身を削ってなにかをする俺の姿を見てやいてるのか☆ カワイイ奴め♪←、、、本当にリミッターの修理はうまくいったのかって? はて、どうでしょ。体内のめんつゆに聞いてください(爆)



近鉄から地下鉄に乗り換え、会場のマグスミノエに向かう。
会場入りする前に、近くの鉄板焼き屋で腹ごしらえ。だいぶ前、テレビの人気番組だった「マネーの虎」で見て以来、いつか食べたいな~と思っていたとんこつ焼きそばを初体験(笑)。そしていざ会場入り!時刻は正午過ぎ。

マグスミノエはいわゆる”玉屋”というより、ビリヤードコーナーに通路を挟んで反対側にゲーセン、上のフロアにはフットサルコートやらなにやら、そしてすぐそばには競艇場やら飲食店やらが立ち並ぶ、”アミューズメントエリア”って感じ。ビリヤードコーナーにも4人がけテーブルを10コくらい?置いたカフェっぽい席あり、バーカウンター風の横一列のイスで撞く人を眺められる席ありで、フードメニューもドリンクメニューも充実し、アルコールも置いてある。台もブランスウィックメトロが二台、スタッフにはプロも所属しレッスンもある本格派。こんなとこが家のそばにあったら、生活かわりそうだなぁ(笑)



でも、、、、
普段撞きに来る分にはすごーーーく良さそうなのだが、少し困ったことが、、、

まず店の構造上、「普段は置いてないイス」を置くのが困難な為、どうしても立ち見になることが多い。朝から晩までの長丁場になるビリヤードの試合で、一日中立ちっぱは流石にキツイ。

そして!
プロが待機しているエリアに行くには、試合している台の横を通っていかなくてはならないため、実に行きにくい、ってか行けない!(;;)
これは寂しいっす、、、orz


そんなことにめげていてもしょうがない。


さて、突然ですがここで問題です!

会場入りしてまずすることといえばなんでしょう?

、、、ハイ、そうですね。野内プロを探すことですね☆(笑)


見回すと、「行けないエリア」に居るのを発見。こっちから行けないのが恨めしい、、、とにかく気づいてもらおうと、野内プロの視界に入る位置に陣取って(笑)他の試合を観戦。


やがて、去年の東海から応援しようと思った曽根恭子プロの試合が始まった。思わず注目するバッタ、つられて注目するカノジョ。

先角一体型タップのブレイクキュー「キン!!」←スレハンタイプ特有の金属のような音
9個の的球たち「ゴトッ、バラバラ」←入ってる音と散ってる音です(笑)
プレイキューを構えた曽根プロ「・・・・・・・」←静かに取り切り開始

そーそー、こんなマスワリ観て僕のブレイク観が変わったんだよな~(^^)
曽根プロ、危なげなく一回戦突破( ^^)ノ"""""パチパチパチ☆


っと、ここで時間が前後しますが、曽根プロの話がでたので先にこのネタ。
試合の合間、カフェコーナー付近で曽根プロに声をかけた。

グラ「お久しぶりです!って、僕が誰だかわかります?」
曽根p「(びっくりしたような顔で黙って首を横に振る)」
グラ「去年の東海で、野内プロの応援にきてて声かけて頂いた、、、」
曽根p「あー☆ 全然雰囲気違うからわからなかった~」

、、、確かにそうかもしれない。
去年の東海では、やる気のない水色のシャツにジーパンといういでたちだったが、この時は紺のジャケットに黒いコートに黒いズボンという、少し怪しげな格好。

だがこの服装にはちゃんと意味があった。そしてこの服が、翌日の決勝日に「誰だかわからなかった」と言った曽根プロの役に立つなどと、いったい誰が予想できたであろうか。


つづく。


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えー、この謎は次の次くらいで明らかにされる予定です(笑)

では今回はこのへんで。次回をお楽しみに☆

効果的な練習

2007-03-09 01:27:28 | 玉屋の日常
こんばんは。未だにバチが当たったまま、働き蟻な毎日。

はやく陽気に飛び跳ねたいグラスホッパーです。


さて、今日はテンションも低いので、ちょっと暗い話。もちろん、仕事とは関係のない玉の話。

『効果的な練習』

はじまり はじまり~、、、orz

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単刀直入に言います。
賭け球って、どう思います?


ま、人によっていろんな目的があってやるんでしょう。

パチンコやマージャンと同じ感覚でギャンブルとしてやってる人もいれば、生活の為にしてる人もいるかもしれないし、上手い人に付き合ってもらうお礼と思ってる人もいれば、緊張感が欲しいという人もいるでしょう。


ま、人によってとらえかたも違うでしょう。
楽しくてしょうがなくて小遣いトバしても平気な人、小額なら楽しいと思う人、気分が乗ってる時だけ楽しいと思う人、絶対受け付けない人。



バッタは、、、

キライです。「負けたほうがジュースおごる」「負けたほうがランチおごる」くらいならいいんですが、現金を手渡しするのはたとえ1円でもダメ(×_×)。なんか、すごく悪いことしてる気がしてならん、、、そして、やってる遊びのイメージを著しく悪くしちゃって同じ趣味を持つ人に迷惑かけてる気がしてね、、、



でも、ビリヤード界には平気で

「うまくなりたきゃ賭け玉して負けろ」

なんて言う人がゴマンといる。

「俺は一日に5万トバしたことがある。その人に教えてもらいにいってんだから、そのくらい気にしちゃいかん」

と武勇伝のように自慢する人がゴマンといる。



バッタは始めてそんな話をされた時、激しい嫌悪感に襲われました。まるで、

「うまくなりたいなんてナマイキ言うなら、まずは上手い俺様に許可料よこしてからにしろボケ!」

と言われてるような気がして。



その人が、どんなつもりでバッタにそんな話をしたのかわ分からないし、知りたいとも思わない。
そりゃアナタはそーやって上手くなったのかもしれない。だけどね、「負けなきゃダメ」と言い切るのはどーか。



バッタ的に反論させていただきますと。

その人いわく、「負けて悔しい思いして必死に練習しなけりゃ上手くならない」。

、、、前半、余計じゃないですか?

必死に練習したほうが、漫然と転がしてるより早く上手くなるとは思いますよ、バッタも。


その人いわく、「負けたお金は授業料」。

そう解釈するのは個人の勝手であり、干渉するつもりはないのですが、私ならそんな「払う前提のお金」があるなら、プロのレッスンを受けにいったほうがいいんじゃないかと。これまた個人の勝手な意見ですけどね。



少し前、とあるプロがキューズだったかウェブサイトだったか忘れましたが、こんなことを言ってたのを思い出した。

「外したら殺されると思って必死に撞いてました(笑)」

、、、こ、これじゃないでしょうかっ!(><)



お金を利用して自分を追い込んで必死になる人。
自分の中で心をコントロールして一生懸命になれる人。



どっちがいい方法なのかどうかとか言うつもりはない。やり方は人の数だけあっていいと思う。

でも、最終的に「上手くなったという結果」は同じだとしても、、、、



僕は後者の人になりたい。

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あー、思ったらより時間かかっちゃったな。さて、明日の仕事に備えて寝よう、、、


ではまた~

揺れる思い

2007-03-04 01:14:13 | 道具
こんばんは。前の記事で「仕事はついで」と不謹慎なことを書いたら、とんでもないミスをやらかし休日出勤で14時間拘束されました。

ここまでお約束だと泣きを通り越して笑うしかないグラスホッパーです。


さてさて、今日は次に買うキューについて迷ってるバッタの悩み節。

参りましょう、「バッタのたまにっき。」


『揺れる思い』

はじまり はじまり~♪

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まだ相撞したことがないけど玉仲間のM君。会社の昼休み、玉談義に花を咲かす。

そこでキューの話が出た。


M「今、グリップにサメの皮まいてもらってる最中なんですよ~」


サ、サメなんてあるんだ(@@)
皮巻きには全く興味がなかった為、皮にうといグラスホッパー。

そこで、バッタは自分がノーラップキューに興味津々だという話をしてみた。だがM君、、、いや、カナ入力のバッタに「M」の字は面倒だから今日からシャーク君にしよう(笑)

シャーク君いわく!


シャ「ノーラップって、もし握るところが傷ついちゃったら、気になってしょうがなくなりませんか? 知り合いに一人いるんですよ」


なるほど、、、長く使おうと思ったらそかも、、、(バッタの気持ちが皮巻きに傾く)


シャ「でもそれが目印になって、ストロークしながらベストのグリップ位置さがせるかもしれませんね(笑)」


ああ、なぜにキミは僕をそこまで悩ませる、、、(笑)(またノーラップに傾く)


シャ「皮っておもしろいですよ。サメとか象とかトカゲとか、なんか強そうな動物の力がもらえそうな気がするって人もいますね」


僕はどうすればいいんだ、、、(@@)(また皮巻きに傾く)


究極的にはノーラップのほうがデザインの自由度は高いけど、カタログからキューを選ぼうとするとリネンとか皮のほうがいーーーっぱいあるしねぇ、、、


たった10分の会話。だがシャーク君は、さらにバッタを悩ませることを言う(笑)




それは、シャフト。バッタは「ハイテクにするまでヒネリはやめとこう」と思っていたが、、、


シャ「もしカスタムキューが欲しくなったらノーマルシャフトじゃないですか。シャフトはハイテクに変えられるかもしれないけど、やっぱりカスタム使うならオリジナルシャフトで撞きたいと思いません?」

グラ「思う!」

シャ「そうなったらノーマルシャフトのヒネリにも慣れとかないと苦労すると思いますよ。だから僕、どっちも使えるように練習してるんです」


あああ、、、、

どーしましょ、ホントどーしましょ(笑) ハイテクの中でも見越しが大きめと言われるもので「中間」に慣れたら両方いけるようになれるかも?

、、、いやどっちつかずになったら元も子もなくなりそうで怖い、、、(爆)


キューについて悩むのは苦しい。でもなんかワクワクする(^^)


今日こそビリヤードの夢を見られたらいいなと思いつつ、ベッドに向かうグラスホッパーでした。

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さて、労働基準法違反な体を休めてきましょうかね、、、

ではまた~