しののめ幻燈機

水産物の缶詰の話題を中心にブログしたいと思ってます。

ニッスイ『いわし味付け青じそ煮』

2007-04-15 18:02:00 | 


ずいぶんさっぱりとした印象のパッケージである。近頃よく見かける紙箱外装タイプの缶詰。100円だった気がする。



ん?青じそが入ってないぞ…「しそ」香料か?



美味しそうなレシピ例。



普通に旨い。シソの風味が油とマッチする。
特に緑茶感は感じられなかった。おすすめ

ニチロ『オイルサーディン』

2006-12-21 01:09:06 | 


100円のオイルサーディン缶をゲット。



油漬けの割にはローカロリー?な気がする。



紅花油はさらっとしていて鰯にもよくあいますね。



オイルサーディンはアンチョビ同様カタクチイワシから作られるものと思っていたが、この缶詰の場合真鰯らしき魚が入っていた。油が鰯の身とからみ心地よい食感を醸し出す。
パスタに入れてみたが、鰯のパサパサ感がでてしまい、料理としては失敗。むしろサラダなどにしたほうが美味しく頂けたのかも。

Taby 『Sadines in Olive Oil』

2006-09-02 11:49:28 | 


チェーン酒屋の「やまや」にて購入(126)。



鰯、食塩、オリーブオイルのシンプルな原材料



缶は印刷なしの無骨なデザイン。錆が所々見られ少し不安になったが、中身に問題なし。日本のものより開けづらかった。



鰯は一般的に秋刀魚や鯖に比べ脂が少ないが、オリーブオイル漬けの場合こってりと頂くことができ、リッチな気分になれる。この缶詰には三匹の鰯が入っていたが、ポルトガル人の適当さゆえか、鱗や内臓の一部が取り除かれていなかった。多少口当たりが悪いが、鱗自体はそれほど気にならない。鰯の卵はむしろなかなかの美味であった。

昨日のトマトスパゲッティーのソース(オリーブオイル・にんにく・トマト缶・塩)の残りと併せてたべてみた。地中海系の料理っぽくなった。気になる臭みもなく、まずまずいけると思う。

信田缶詰 『いわしカレー』

2006-08-10 21:45:31 | 


写真では分からないが、左にも魚をかかえたインド人がいる。
これは缶に印刷されているのではなく、紙が簡単に巻かれているだけである。生産量はあまり多くないと思われる。



ビーフブイヨン入りだとインド人は食べないのでは…



これは、今まで食べたレトルト等の出来合いのカレーの中で一番うまい!と言える。
一口味見してみると、魚風味(魚肉ソーセージのような香り)のダシがきいているが、クセは全くといっていいほど感じない。
胴切りの鰯が三切れほど入っていた。よく見ると、衣が付いている。脂で予め揚げてあるのだろう。カレーの中で煮崩れを防ぎ(缶詰は原材料を缶に密封したあと、殺菌を兼ねて加圧高温調理される)、魚の臭いを抑える役割を果たしている、とみた。
カレー自体は結構スパイシーだが、鰯との相性はなかなかのものだ。
唯一の欠点は、男子には量が少なすぎることだ。増量化を望む。
生協にて210円で購入。後日、東急ハンズで売っていたのを確認。カロリー不明。

ちょうした 『ちょうしたのかばやき いわし』

2006-08-08 17:33:12 | 


レトロなデザインで好感が持てる、『ちょうしたのかばやき』シリーズ。百均にて105円。



味付けは、いたってオーソドックスな「蒲焼味」。昔から味付けを変えていないのだろう。鰯はどうしても秋刀魚に比べると、脂ののりで負けてしまう。ちょうしたのかばやき『さんま』のほうが、自分では好みである。



インスタントベトナム麺のフォーを調理し、ねぎと一緒に適当に乗せていただいた。別にまずくはないが、フォーと一緒に食べるアドバンテージもない。米と一緒に食べたほうが正解。

ニッスイ 『いわしみそ煮』

2006-07-25 09:48:01 | 
私たちは、視覚を頼りに食材の質を評価して購入する。
生鮮品のばあい、直接手に取り可食部を観察することができるが、加工品はそれができない場合が多い。缶詰はなかでも最も評価が難しいものである。内容物の香りはもちろん、色も形も全く見ることができない。そこでの唯一の判断基準は、缶に印刷された各種の情報である。そこで消費者は、イラスト、盛り付けイメージ、使用原料などを手掛かりに、味や香りを想像する。これは缶詰を選ぶときの一つの愉しみである。



今日の缶詰は、ニッスイの「いわしみそ煮」である。選んだ基準は、缶詰の黄土色が食欲をそそったからである。開けてみると、味噌ダレの色が缶詰の背景色とほぼ同じである。缶のアピールする色彩的なイメージと見事に一致したので感動してしまった。頭と尾びれが取り去ってある7-8cmの鰯が4匹ほど入っていた。それを軽く温め、プランターから採ってきた青じそを刻み、鰯の上に盛る。



白飯と頂く。青魚と味噌のコンビネーションが失敗することはない。とてもおいしい。いわしが結構あっさりしているので、味噌ダレの味付けをやや濃い目にしているのかもしれない。骨々しさは全く感じない。



原材料は比較的シンプル。タイで製造されているようだ。
注目すべき点は脂質の低さである。鯖や秋刀魚と比べると、格段にローカロリーである。例によって、百円ショップで購入。鯖缶などと比べボリューム感にかけるので、百円ではお買い得とはいえない。