しののめ幻燈機

水産物の缶詰の話題を中心にブログしたいと思ってます。

ニチロ『さんま味付け』

2006-11-23 02:48:31 | 秋刀魚


とりあえずこの缶詰の売りは、100円秋刀魚缶にしては内容量が大きいことである。コストパフォーマンスに優れた逸品。(100円秋刀魚缶の主流は固形量70g)



糖蜜を加えてコクを出す狙いか?



食べ応えがある割には低塩分。



何もしなくても秋刀魚味付け缶はうまいが、やはり薬味はほしいところ。蒲焼缶より断然好みである。

キョクヨー『真いか・煮付け』

2006-11-21 00:14:20 | いか

ちょっとランクの高そうないかの缶詰に挑戦。
「姿造り限定品、化学調味料無添加」と主張している。
278円で購入。





形が保たれたスルメイカが四杯ほど詰め込まれていた。
胴の中にはたっぷりのワタが入っており、そのこってりとしたふくよかな味わいには、値段以上の価値がある。そのままご飯と食べてもうまいが、食べ応えがありすぎて少々重い。ツマとして何か野菜が欲しくなる。
百円缶詰とは見た目も味も数ランク上だ。



大根・こんにゃく(あげ・ゴボウも少し入っている)で煮物を作ってみた。文句なしにうまい。イカの缶詰と根菜で煮物を作って失敗することはあまりなさそうだ。

宝幸『さけ中骨水煮』

2006-11-11 14:48:22 | 


これと白菜を煮てお昼のおかずにしよう。100円缶。







醤油・みりん・液汁で適当に味付け。
白菜の甘みが骨の粉っぽさを中和してくれて食べやすい。ただ、アクセントがほしかった。ゆずの皮でもそえればかなり良くなると思う。

ニッスイ『赤貝味付』

2006-11-01 20:13:42 | 貝類


どこでも手に入るサルボウ貝の缶詰。百円。



かなり甘こってりな味付け。タレはやたらと粘度が高かった。なぜでんぷんを入れる?御想像の通り貝はほとんどタレの味しかしない。





今夜の赤貝炊き込みご飯の目標は、しつこいタレ味からの脱却である。
まず、貝をしばらくざるに上げタレをよく切った。タレにはさようならを言う。
水、しょう油、塩、酒で薄めの炊き込み用の汁を作った。甘みやダシは貝から十分出るだろうという判断である。
予め水に浸しておいた米と上の汁を合わせ、貝、ニンジン、揚げを乗せ、炊飯器オン。
炊き上がりを食べてみる。かなりあっさりと仕上がった。口に入れたときは、貝の味もあまりしないし、ちょっと薄味かとも思ったが、しばらく食べると、適当な味加減だったことがわかった。貝の旨みも、ご飯をよく咀嚼していると後からついて来てくれる。
なかなか美味しかった。