しののめ幻燈機

水産物の缶詰の話題を中心にブログしたいと思ってます。

AROK 『Poulpes』

2006-09-14 01:12:17 | 


スペイン産の蛸のマリネソース缶を購入(240円くらい)
Poulpesはスペイン語でタコか?



酒の量販店「やまや」は輸入食材が安くて楽しい店だ。



缶を開けるのにかなり力が要る。最後まで力をこめて開けると汁飛び散るのは目に見えてるので、写真のところでストップ。
真っ赤な油漬けの蛸がお目見えした。パプリカの色と思われる。
蛸を噛み締めると、少々アンモニア臭が…蛸の鮮度悪くないですか?
材料の蛸自体は大ぶりで結構。風味付けにいろんな原材料が入っているのにもかかわらず、ほとんど油の味以外しない。
何個か食べていると油っぽすぎて胸焼けがしてきた。レモン汁を絞っていただくと、ずいぶん食べやすくなった。
このまま食べていても飽きるので、ピーマンと炒めてスパゲティーの具として使わせてもらった。普通においしく食べられた。
この製品は、白ワインのおつまみくらいに食べるのがちょうどいいかも。レモンは必須。

はごろもフーズ 『さばで健康 水煮』

2006-09-10 21:45:31 | 


この製品にはそれほど期待していない。今回はこれで作るキムチスープのほうがメイン。
105円。



乳たんぱく分解物はなんの役に立つのだろう?





キムチスープを作ってみた。
鯖缶丸ごと、キムチ、ニラ、甘長とうがらしを鍋で軽く煮て、ごま油、醤油で味を調えた。
料理自体は合格。ご飯がうまい。白菜が安ければ是非加えたかった。
鯖は小ぶりでややパサつき、味もちょっとしょっぱい気がする。缶詰は保存の心配をする必要がないんだから、もっと薄味にするべきだとおもう。はごろもの「鯖で健康」シリーズにはもう少し頑張って欲しい。

キョクヨー 『鮭の中骨水煮』

2006-09-08 11:25:12 | 


魚介の缶詰は高温高圧で加工するため、普通廃棄してしまうような部位まで食べてしまうことができる。
今日の缶詰は、鮭の中骨水煮である。
実のところ、生まれて初めてこの種の缶詰を開ける。
骨だけ食べて何がうまいのだろうか?と購入してからずっと考えていた。
105円。



鮭、塩!



脅威のカルシウム含有量(成人男性のカルシウム摂取推奨量は600mg/日)



開けてみると、思っていたイメージと違った。
中骨とはいっても、実際には身が固形部の大半を占めているではないか。
大抵の魚の中落ちに付いた身はうまい。この鮭も例外ではなく、部位によっては脂のりもなかなかよい。骨は非常に食べやすく、少しパサ付いた食感が鮭のうまみをたっぷり含む汁とよく馴染む。この缶詰はうまい。
マヨネーズと酢醤油で試食。
鮭とマヨネーズが合うのは別に驚くことではない。
むしろ酢醤油との相性が抜群によいのが意外だった。酢はカルシウムの吸収を助ける働きがあるらしいので、この組み合わせは栄養的にも◎。
めんどくさがらずに大根を下ろしておけばよかったと食べたあと思った。
汁はそのまま温めて白菜でもいれたら、立派な石狩スープになるだろう。

はごろもフーズ 『さんまで健康ごまみそ味』

2006-09-05 21:37:18 | 秋刀魚


「ごまみそ味」に初挑戦。新物のさんまが美味しくってきた時期にあえて缶詰を食す。なぜなら、缶詰はいつでもどこでもすべての人が瞬時に食べられるスグレモノだからである。百均で105円で購入。




やはり秋刀魚缶は低塩分な傾向にある。缶詰を汁まで使い切っても、塩分0.8gというのはなかなか優秀な数値である。
缶を開けると筒切りの秋刀魚が四切れほど入っていた。量的にはさびしい感じもするが…



軽くレンジで温めた後ミョウガを添えていただいた。
基本的には味噌煮であるが、甘さがちょうど自分の好みにあっていてうれしかった。白ゴマの香りと食感がタレに見事にマッチしている。
風味はこってり濃厚だが、ミョウガのおかげでさっぱりいただけた。
完成度は非常に高い缶詰といえる。酒の肴にもオススメ。

ニッスイ 『まぐろフレーク味付け』

2006-09-03 11:57:32 | 


シーチキンの醤油ダレ味である。







缶詰のレシピにヒントを得てチャーハンを作ってみた。煙が立つほど熱した中華なべにみじん切りにんにく入りの溶き卵を加え、素早くご飯を投入。さっと炒めて鮪とみじん切りの青ねぎを加える。
これはなかなかいける。ただし、「味付け」味全般に言えることだが、この製品は結構甘めなので、チャーハンにした際の好みは人によって分かれると思われる。一缶で5人前くらいは調理可能。
百均にて百五円で購入

Taby 『Sadines in Olive Oil』

2006-09-02 11:49:28 | 


チェーン酒屋の「やまや」にて購入(126)。



鰯、食塩、オリーブオイルのシンプルな原材料



缶は印刷なしの無骨なデザイン。錆が所々見られ少し不安になったが、中身に問題なし。日本のものより開けづらかった。



鰯は一般的に秋刀魚や鯖に比べ脂が少ないが、オリーブオイル漬けの場合こってりと頂くことができ、リッチな気分になれる。この缶詰には三匹の鰯が入っていたが、ポルトガル人の適当さゆえか、鱗や内臓の一部が取り除かれていなかった。多少口当たりが悪いが、鱗自体はそれほど気にならない。鰯の卵はむしろなかなかの美味であった。

昨日のトマトスパゲッティーのソース(オリーブオイル・にんにく・トマト缶・塩)の残りと併せてたべてみた。地中海系の料理っぽくなった。気になる臭みもなく、まずまずいけると思う。