高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

蒸気機関車の旅

2016年09月25日 | お出かけ
 息子の保育園のお友達家族と、お隣の群馬県まで、蒸気機関車に乗りに行ってきました。


↑高崎駅と横川駅を結ぶSL碓氷号。昭和15年に製造されたD51型(デゴイチ)機関車です。


↑まずは、横川駅から1つ手前の磯部駅に行って切符を購入。列車が来るまで時間があったので、
昭和のレトロな街並みが残る磯部温泉街を散策しながら足湯へ。息子は初めての足湯体験。


↑磯部駅から見た妙義山系。右奥には浅間山が見えます。下の線路が
信越本線で、SL碓氷号はここを走って、終着駅・横川へ向かいます。


↑私は車で先回りして、横川駅で列車の到着を待ちました。


↑保育園のお友達と、はい、チーズ


↑碓氷号の運転席。




↑1997年の長野新幹線の開業に伴い、終着駅になった横川。信越
本線と言いながら、現在は、信州や越後までつながっていません。


↑駅のホームでは、地元の中校生による和太鼓の歓迎が。


↑横川駅には「碓氷鉄道文化村」という鉄道博物館があります。かつて、ここ横川と長野県の軽井沢を
結んでいた路線は、日本初のアプト式鉄道の導入や日本初の幹線電化など、日本の鉄道史にとって、
とても重要な意味を持っています。左奥に見えている建物は、かつて実際に使われていた修理用車庫。


↑園内には、およそ30の貴重な車両が保存されていて、運転席や客車に入ることもできます。


↑ランチはこれ。横川と言えば「峠の釜めし」という駅弁が有名で、今も横川駅で購入できます。


↑園内に作られた、およそ800mの周回線路を走るのが、このイギリス製、蒸気機関車。


↑こちらはミニSL。ちゃんと石炭を燃やして走ります。


↑横川~軽井沢間を走ったアプト式電気機関車。日本の線路としては屈指の急勾配である
碓氷峠を登るため、ドイツの山岳鉄道を参考にして導入された機関車です。碓氷峠鉄道は、
明治26年、トンネル数26、レンガ造りの橋梁18を要する難工事の末、開通しました。


↑資料館には、碓氷峠を再現した鉄道ジオラマがあって、1時間ごとに行われる演出運転を見ながら、
碓氷峠の歴史を学ぶことができます。ジオラマには、現在も残る日本最大級のレンガ橋、通称
めがね橋もあって、その上を模型の特急あさま号が、ちゃんと機関車2両を連結して走っていました。


↑旧信越本線の線路を走っているこちらの機関車は、動態保存されているEF63形。碓氷峠の専用機関車
です。事前に講習を受けて試験に受かれば、日本で唯一、実際に機関車を運転することができるのです。
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